THE BEATLES "LOVE" /Track# 10 | ||||||||||||
Being For The Benefit Of Mr. Kite/I Want You(she's so heavy) /Helter Skelter |
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ビーング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト/アイ・ウォント・ユー /ヘルター・スケルター |
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収録時間 3分27秒 | ||||||||||||
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イントロの3小節をカットしリンゴによるスネアのローリングから始まる「ベネフィット・オブ・ミスター・カイト」では、中間部でのカーニバル間奏の部分で「グッド・モーニング・グッド・モーニング」の動物たちのSEが挿入されている。サーカスには動物たちがつきものという西洋の文化のせいかまったく不自然さが無く、更に一層にぎやかさを増した「ベネフィット・オブ・ミスター・カイト」が楽しめる。終盤の盛り上がり部分でレスリー・スピーカーを通したハモンドオルガンが入り込み「アイ・ウォント・ユー」のリフレイン・フレーズが後を引き継ぐ。 よく聴くと奥のほうでポールの太いヴォーカルが唄っている。二度目に聴こえた段階でそれが「ヘルター・スケルター」だとわかった。オリジナルの「アイ・ウォント・ユー」ではホワイト・ノイズに隠れてよく聴き取れなかったオルガンが実はなかなか凝ったフレーズを演奏していた事もわかる。ミキシングでこれだけの差が生まれるとすれば、最終ミックスダウンでの緊張感がどれほどのものなのか想像するのもはばかられそうだ。 |
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