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これまで各国でバラバラだったジャケット・デザインもこの頃から共通のスタイルに移行しつつあった。唯一アメリカ編集盤(右3)はオリジナル盤の裏面に使われている写真がメインに使用されている。日本盤(右2)は真ん中に赤い文字表記、それをそのままコピーしたのが韓国盤(右上)。そのため4人の顔が黒くのっぺりとした印象。メキシコ盤(左上)には通算リリース枚数を示す5という数字がタイトル文字の中に表記されている。お隣台湾盤(左2)はピンクを基調としたものだが、韓国盤同様コピーのため画質は悪い。ドイツ盤(右下)はタイトル表記が一列に大きくデザインされている。同じ写真を使いながらも周りに色を使ったためイメージの異なる旧ソ連盤(左3)は写真が全体的に黄色味を帯びている。また、フランス盤(左下)は赤い帯に4人のサインを表記した独特のデザインで、手前に映るピントのボケた被写体の特に左側の色が人為的にグリーンに変えられている。これがフランス人の色彩感覚に因るものなのかは判らないが、たったこれだけでも大きく印象が変わってしまうのも面白い。これらに使われている4人の顔が何となく疲れている様子なのはこの頃のビートルズが世界中を回るコンサートでかなり参っているためだと思われる。 |
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