去る2月6日の日曜日にNHK衛星放送で定期的に放映されているシリーズ「おーい、ニッポン」の群馬県版が生中継されました。県内数カ所からの中継で私のホームタウンでもある県都前橋も紹介されました。前橋では地元のサークルが企画した前橋駅前を手作りのランプで明るくしようという計画を実現するためにこの日を目標に数カ月の永きにわたり作業が続けられてきたそうです。
駅前にあるレンガの建物でその存在感をアピールしている「上毛倉庫」を会場にして群馬の歴史に名高いシルクを素材にした手作りの絹ランプ1,000個を製作し、自然エネルギーを使い前橋駅前のケヤキ並木を明るく照らそうという壮大な計画でした。
午前中から始まった中継も終盤を迎えた午後6時にいよいよクライマックスの点灯に向けて緊張感が最高潮を迎えました。
        ランプ作りの会場「上毛倉庫」          生中継の現場スタッフと機材満載の車輌
からっ風でも有名なここ群馬のその強風を利用した風力エネルギーを蓄電し、更にこの日は駅前広場で人力発電というパフォーマンスも加わり貯めに貯めた電力をバッテリーから供給しての点灯。無事にすべてのランプが灯った瞬間はまさに感動的でした。駅前のロータリーからケヤキ並木まで飾られたランプが作り出した空間は何とも言えない優しい光で覆われ、もはやアートそのものの景観。
番組でもふれられていたけれど、群馬では商都としては高崎、そして最近では伊勢崎も前橋を凌駕するという状況で、県都としては何とも寂しい現状であり、せめて一時でも前橋の存在感をアピールしようという地元の心意気がパワーの源となった結果だと思います。みんなの力が集まった故の計画実現の瞬間でした。なお、このランプはバレンタイン・デイの晩まで見られるということです。
点灯されたランプとその景観 トップ ホーム