ミニチュア・観葉植物の作り方
フレーム
2009年10月6日(火)
観葉植物

 1/12サイズの観葉植物が完成しました。幹や枝の形、葉っぱの大きさや形などを変えれば同じ作り方でいろんな種類の観葉植物が作れると思います。けっこう簡単な工作で出来るので、いろいろな樹を作ってみてはいかがでしょうか?

2009年10月6日(火)
第8回 水受の製作

 植木鉢の下に置く水受を作ります。プラスチック製のものを作りたいので樹脂粘土を使います。
 好みの色の水彩絵具を混ぜた樹脂粘土を形にしていくのですが、今回は適当な大きさの調味料のキャップに被せて形を作っていきました(画像・上)。このまま乾燥させて完全に粘土が固まったらキャップから外して完成です。

2009年9月27日(日)
第7回 土の製作

 植木鉢の土を作ります。今回はレギュラーコーヒーの粉を使いました。もちろんコーヒーをいれた後の出がらしです。
 使った後のコーヒーの粉を水で洗って良く乾燥させておきます。植木鉢の中の発泡スチロールの真ん中に穴を開けて観葉植物をさし込みます。樹の周りの発泡スチロール部分に木工用ボンドを薄く塗って、その上に乾かしたコーヒーの粉を敷きつめたら出来上がりです。
 コーヒーの粉以外にも、ドールハウスや鉄道模型製作用の土(シーナリーパウダーなど)が使えます。いろいろな色のものがありますので専門店で探してみるのも良いでしょう。

2009年9月14日(月)
第6回 植木鉢の製作

 素焼きの植木鉢を作っていきます。まずは樹を固定する為の土台を発泡スチロールで作ります。カッターナイフで発泡スチロールを適当な大きさに切り出します。
 植木鉢は石粉粘土で作ります。石粉粘土に水彩絵具を混ぜて色のついた粘土を作っておきます。今回は素焼きの植木鉢を作るので、黄土色と茶色を粘土に加えました。作った粘土を発泡スチロールに包むように貼り付けます。そのまま石粉粘土が固まるまで置いておきます。
 完全に粘土が固まったらカッターナイフやサンドペーパーで植木鉢の形に整形します。
 いろんな種類の植木鉢がありますので、色や形を変えて自由に作ってみましょう。鉢の表面にに光沢を出したい場合は水性ニスを仕上げに塗ります。

2009年9月12日(土)
第5回 観葉植物の仕上げ

 幹に葉を貼りつけていきます。木工用ボンドを使って枝の先に接着します。
 ボンドが乾いたら葉っぱにクセをつけていきます。紙製の葉っぱは簡単に手で曲げることができます。あまりやり過ぎないように軽くアールをつけていきましょう。最後に全体のバランスをみながら枝を動かして樹の形を整えたら出来上がりです。
 樹が完成したので次は土台となる植木鉢などを作っていきます。

2009年9月2日(水)
第4回 葉の製作

 続いて葉を作っていきましょう。葉っぱは紙を使って作ります。
 コピー用紙などの紙に水彩絵具で色を塗ります。幅の広い平筆などを使って紙の全面に絵具を塗っていきます。まずは葉の裏の色を塗り(画像・上)、絵具が乾いたら紙をうら返して葉の表の色を塗ります(画像・中)。葉っぱにツヤを出したい場合は、絵具が乾いてから水性ニス(色のついていない透明なもの)を重ねて塗ってあげればよいでしょう。それと、紙に色を塗る時は、下にビニールなどを敷いて汚さないようにしておきましょう。
 絵具が乾いたらカッターナイフで葉っぱの形に切り出していきます(画像・下)。いろんな大きさの葉っぱがあったほうが面白いので、あまり神経質にならずに適当に切り出していけば良いと思います。
 作りたい観葉植物を参考にして、葉っぱの色や形を決めていきましょう。

2009年8月10日(月)
第3回 幹の製作(3)

 木の幹に色を塗っていきます。使う絵具は水性のものなら何でも結構です。普通の水性絵具やアクリル絵具などが最適です。茶色やこげ茶色、やまぶき色などを混ぜて好みの色を作って、筆を使って塗っていきます。
 枝の先端部分には後で葉っぱを貼っていくので、黄緑色などの葉の色を塗っておきます。

2009年7月23日(木)
第2回 幹の製作(2)

 銅線で作った幹に紙を巻いていきます。紙はティッシュペーパーやキッチンペーパー(キッチンタオル)のような柔らかいものが良いでしょう。今回はキッチンペーパーを使いましたが、ティッシュペーパーの方が扱いやすいかもしれません。
 紙は細くリボン状に切っておきます。水でのばした木工用ボンドを筆にとり、それをつけながら紙のリボンを木の幹に巻いていきます。(画像左上)
 幹から巻いていって、次に枝の部分も同じように紙を巻いていきます。銅線が全て隠れるように紙で覆ったら出来上がりです。(画像左下)
 ちなみに紙を巻かないで作る方法もあります。それは銅線で作った幹にサーフェイサーというスプレーの下地剤を直接噴きつける方法です。その場合は、後で色を塗る時にプラモデル用の塗料を使います。サーフェイサーもプラモ用塗料もシンナーなどの溶剤が使われていますので、紙を巻いてから水性絵具で色を塗って作るほうが安全です。
 

2009年7月19日(日)
第1回 幹の製作(1)

 ドールハウスに使えるミニチュアの観葉植物を作っていきたいと思います。サイズは縮尺1/12の大きさです。
 木の幹から作っていきます。材料はAV機器等の配線に使うコードです。細い銅線を束ねたものがビニールでコーティングされた状態になっています。ホームセンターなどで売っています。いろんな太さのものがありますが直径2〜3oぐらいのものが使いやすいでしょう。
 まずはコードのビニール部分を剥がします。コードの縦方向にカッターナイフで切り込みを入れてやると簡単に剥がせます。中から細い銅線の束が出てくるので、これをねじって幹を作っていきます。木の根元部分からねじっていって、途中何箇所かから枝の部分を分けるようにして木の形を作っていきます。木の形は作りたい観葉植物を参考にして決めていきましょう。初めは枝の少ない種類の木を選んだ方が作りやすいと思います。
 一番下の画像のような形が出来たら幹の芯となるものの完成です。


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