ミニチュアフード・寄せ鍋の作り方
2009年9月27日(日)
第3回 豆腐と海老の作り方

 寄せ鍋の具材のなかの豆腐とエビを作ります。
 豆腐は粘土に水彩絵具の白を少量混ぜたものを棒状にのばして、固まったら四角く切り出していくだけです(画像・上)。使う粘土は石粉粘土でも樹脂粘土でも結構です。ちなみに石粉粘土で作った場合はしっかり水切りした木綿豆腐のような質感に、樹脂粘土で作った場合はみずみずしい絹ごし豆腐のような質感になります。私は今回、石粉粘土と樹脂粘土を練り合わせて混ぜた粘土を使いました。
 エビは樹脂粘土で作ります。まずは樹脂粘土でエビの形(小さい勾玉状のもの)を作ります(画像・中)。この場合は粘土に絵具を混ぜて色をつける必要はありません。樹脂粘土特有の半透明っぽい白がエビの質感を出してくれます。粘土が固まったら水彩絵具の朱色で縞模様を描いて完成です(画像・下)。絵具は普通の水彩絵具でもよいですが透明水彩絵具で塗るとよりリアルなエビに仕上がります。

2009年9月4日(金)
第2回 白菜の作り方

 それでは寄せ鍋の具材を作っていきたいと思います。今回は白菜を作ります。材料は樹脂粘土とティッシュペーパー、水彩絵具、木工用ボンドです。
 まずは水彩絵具(きみどり+きいろ)と木工用ボンドを少量ずつ混ぜて、さらに水を加えてのばした絵具を作ります。かなりシャビシャビの状態のもので大丈夫です。作った絵具をティッシュペーパーに塗ります(画像・上)。塗るというよりも筆でティッシュに染み込ませていく感じです。なのでティッシュの下には必ずビニールなどを敷いておきましょう。ティッシュは普通2枚重なっているので、はがしてから1枚使います。そのまま絵具が乾くまで待ちます。
 ティッシュが乾いたら、カッターナイフやはさみで楕円形に切り出します。切ったティッシュペーパーに樹脂粘土(絵具の白を少量混ぜたもの)を貼りつけて白菜の芯の部分を作ってやります(画像・中)。白菜の芯の部分には爪楊枝などで縦にスジを数本入れて、軽く曲げてアールをつけるとそれらしくなります。
 粘土が固まったら、木工用ボンドに白い絵具を混ぜたもので白菜の葉脈を入れやれば完成です(画像・下)。筆よりも爪楊枝の先などを使ったほうが葉脈を入れやすいです。
 鍋に入れる時はもちろん白菜はカットして使います。

2009年7月21日(火)
第1回 寄せ鍋の作り方

 寄せ鍋のミニチュアを作っていきたいと思います。作る食材は、白菜・ねぎ・椎茸・豆腐・鰆・鶏肉などを予定しています。使う材料は樹脂粘土を中心に石粉粘土や紙なども使っていきます。
 画像の土鍋はエポキシパテというもので作った原型を複製したものです。土鍋から作りたいという人は、石粉粘土で形を作って水彩絵具で好みの色を塗って作りましょう。上薬でツヤのでている部分には水性ニス(透明のもの)を仕上げに塗ってやると本物っぽくなります。


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