ハムとチーズを樹脂粘土で、クルトンを石粉粘土で作ります。それぞれ色を着けた粘土の塊を作ってから適当な形に切り出して作ります。
　木工用ボンドに白い絵具を混ぜた物でドレッシングを作ります。完成時ドレッシングはほとんど見えなくなりますが、材料同士の接着剤の役割と考えて下さい。
　前々回に作ったサニーレタスとホウレン草を小さくちぎって器に盛りつけます。所々ドレッシングをつけて接着します。その上に前回と今回作った具材をのせて（接着して）出来上がりです。

　きゅうりとラディッシュを作ります。アクリル塗料や絵具などで色を着けた樹脂粘土を細長く伸ばして棒状のものを作ります。きゅうりは薄い緑色に、ラディッシュは色をつけないで樹脂粘土の白い色をそのまま使います。粘土が乾いたら表面にアクリル塗料で色を塗ります。野菜の皮になります。乾いた樹脂粘土の上には水性絵具はのりにくいのでアクリル塗料のほうが良いでしょう。きゅうりは濃い緑色を、ラディッシュは赤を塗ります（画像上参照）。
　塗料が乾いたら、出来るだけ薄くカッターナイフでスライスしていきます（画像下参照）。

　今回はシーザーサラダを作ってみます。サラダの材料はサニーレタスとホウレン草、きゅうり、ラディッシュ、ハム、パルメザンチーズ、クルトン、それとドレッシングを予定しています。
　まずはサニーレタスとホウレン草を作ります。ビニールのような表面がツルツルのものを敷いて、その上に適当な大きさにちぎったティッシュペーパーを置きます。次に紙コップなどの容器に木工用ボンドを水で２〜３倍にのばした液体を作ります。その液体にアクリル塗料か水彩絵具で色をつけます。レタス用に黄緑色のものと赤いもの、ホウレン草用に緑色のものの３種類を作っておきます。それを用意しておいたティッシュペーパーの上から少しずつ垂らして、ティッシュ全体に染み込ませます。サニーレタスには部分的に赤いボンド液を染み込ませます（画像上参照）。
　ちなみに私は木工用ボンドではなく樹脂粘土と水をミキサーにかけて液状にしたものを使っていますが、ほとんど同じように出来ます。木工用ボンドのほうが簡単に作れるので、今回はこちらの作り方を紹介しました。
　ティッシュペーパーが完全に乾いたら出来上がりです（画像下参照）。これを小さくちぎったり、カッターナイフで切ったりしたものをサラダに使います。