ガンプラ製作講座/中級編
 この『ガンプラ製作講座/中級編』では、ガンプラのプロポーション修正やディテールアップなどの基本的な改造法を紹介します。最近のガンプラはプロポーションもディテールも充分素晴らしいものばかりですが、人それぞれにそのモビルスーツに対してのイメージや好みがあると思います。自分のイメージ通りのモビルスーツが作れるようになるとガンプラ作りはもっと楽しいものになります。
 また、塗装に関してはエアブラシと筆を駆使して「グラデーション塗装」や「ドライブラシ塗装」、「汚し塗装」などの方法を紹介していきたいと思います。

 なにかわかりにくい点や質問などありましたらBBSにどうぞ。私に出来る範囲でお答えします。

2009年9月14日(月)
第4回 車体部の幅詰め(3)

 バラバラに分割した車体パーツを組み上げます。組み上げてみると各部に小さな隙間や段差などができてしまっていたのでポリパテなどで埋めて整形しました。
 この段階の画像では分かりにくいですが、元の大きさより車高が3ミリ低くなっています。

2009年9月12日(土)
第3回 車体部の幅詰め(2)

 幅詰めした車体部側面パーツに段差ができてしまっているので、1ミリ厚のプラバン(プラスチック板)を接着して段差を埋めました。同じ要領ででもう片方の側面パーツも幅詰めします。
 車体本体も幅詰めしなければならないので、車体上部パーツをカッターナイフで一旦3分割して整形してから側面パーツに合わせて接着していく予定です。これで車高が3ミリ低くなります。

2008年9月24日(水)
第2回 車体部の幅詰め(1)

 車体部分の高さを低くする為の工作(改造)を行ないます。まずは車体部側面のパーツから作業します。
 画像左上にあるのが車体側面パーツです。右側と左側の2パーツあるのでそれぞれ同じ作業をします。その場合、2つのパーツを同時に平行して作業するのではなく、片方のパーツの工作を終らせてからそのパーツを見本にしてもう一方のパーツの工作をした方が失敗がありません。右と左で高さが1ミリでも違うと歪んだ車体になってしまいます。
 画像上のパーツに書かれた線のところで一旦切り離します(画像左中)。このパーツはプレート状になっているのでPカッター(プラカッター)を使って作業した方が楽でしょう。切断線に金属製の定規をあてて、Pカッターで切ります。Pカッターは一度で切断はできないので、力を入れずに何度も引いて少しずつ溝を深くしていきます。パーツの厚みの2/3ぐらいまで溝が深くなれば、後は両手でパキンと折り切ります。
 次はそれぞれの切断面をヤスリやカッターナイフで合計3ミリぶん削ってやります。その後、切断面がまっすぐ直線になっている事を確認して再び接着します。接着には強度を考えてプラ用接着剤を使います。
 画像左下のパーツは左側が工作前で右側が工作済みのものです。たった3ミリ幅詰めしただけですが、かなりシルエットが変わったと思います。

2008年9月9日(火)
第1回 キット選び

 『中級編』で製作するキットはバンダイ1/144HGUCガンタンクです。このキットは、旧1/144ガンタンクと比べると抜群に素晴らしいプロポーションになっています。このまま組み立ててもかっこいい仕上がりとなりますが、設定画と見比べると若干ですが縦方向に伸びた印象があります。
 そこで、画像左下に記してある部分の高さを「幅詰め」して全体的なシルエットを低くする工作を施していきます。これだけでも重心が下がってどっしりとしたガンタンクらしいガンタンクになると思います。
 他にも細かい部分での工作(改造)をおこないますが、それはまた順を追って説明していきたいと思います。

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