ゾック
MSM-10 ゾック / バンダイ 1/144 ゾック(旧キット)
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 水中専用MSの中でも、この「MSM-10 ゾック」は移植を放つ存在である。外見上手足は付いているが、これはほとんど飾りで、実際は局地戦用の移動メガ粒子砲台と言ったほうが適当なMSである。
 脚部は完全に飾りで、移動は熱核ジェットによるホバー走行で行なわれる。湿地帯などの足場が安定しない地域での運用を考慮したためであるが、効果のほどは定かでない。特筆すべきはその武装で、前後方向に4門づつメガ粒子砲を有し、加えて頭部に1門の計9門を装備している。これだけのメガ粒子砲を維持するため、ジェネレーターも出力3849kwという巨大な物が使用された。終戦までに3機が製作されたが、実際に戦闘を行なったものは、ジャブロー侵攻作戦に参加した1機のみで、残りの2機の内1機は輸送中に潜水艦ごと破壊されている。
参考書籍:ガンダムメカニクス(潟zビージャパン)

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