orko Morane MSv-631 ”FINNISH AIR FORCE”

メルケモラン”フィンランド空軍”
MSv-631 第28戦闘機隊第1中隊
K・キュッリョネン少尉 乗機


(フィンランド・ヴァルツィラ/1944年7月)

↓ サムネイル(小さい画像)をクリックすると大きい画像で見れます。

キット MPM 1/48
ディテールアップ ・シートベルトをエッチングで再現
・ピトー管を真鍮パイプとピアノ線にて作り直し
・機銃を真鍮パイプで置き換え
・プロペラシャフトを金属化(回転を良くするため)
・主翼下の着陸灯を自作 (WAVEのプラ素材を使用)
・翼端灯を透明化 (WAVEのプラ素材を使用)
・照準器をレジンパーツから持ってきてガラス部を透明化。
デカール 機番号「MSv-631」の部分のみキット付属のデカール。ハカリスティはTechmodデカールを使用。
塗装 SDE・ソリッドカラー使用。黄色の帯と垂直尾翼の「1」は塗装仕上げ。
スミ入れは明色部分は油絵具の黒をオドレスペトロールで溶いたもの。黒の部分は同じく油絵具のグレー+オドレスペトロール。
製作記 MPMのこのキットに最初に手をつけてから長い時間が立ってしまった。
簡易インジェクションの常で各種工作、スクラッチが必要なため、簡単には組みあがらない。

まずは胴体と主翼の合いが最悪で、胴体にプラスチックをかませて幅を調整。また主翼の分割ラインがフィレットの丁度中間に来ているので、ラインを滑らかにしつつ分割ラインを丹念に埋める。
キャノピーはエンビのバキュームなので透明感を増すために、舶来の床ワックス「フューチャー」につけて乾燥させる。あまりマスキングの糊が強いと持って行かれる。今回も数箇所あったので丹念にフューチャーを塗りリカバリーする。
プラ材は薄くぺらぺらなので要所要所にセメダインのエポキシパテ「木部用」で裏打ち(しかしこのパテはヘドが出そうに臭い!)
また水平尾翼や主脚にわたるまで、いわゆるイモ付けするようになっているので強度を増すために0.3mmのピアノ線で止めるよう工作する。
実機写真を見ているとあごのラインがおかしかったので感覚で修正。
デカールのハカリスティは使えそうになかったので、別売りデカールを入手して完成にこぎつけた。

2007/2/4完成

製作記

胴体の幅が2-3mm不足しているので、プラ板をかませて整形
プラ材が柔らかいので、後々の整形時の力の入れ具合を考えて、パテで裏打ちをする。
セメダインのエポキシパテ「木部用」を使用したが、軽いのはいいのだがにおいが強烈!何かが腐ったようなにおい!?しかし乾燥すると匂いは消えるが・・・。
あり合わせのエッチングでシートベルトを追加。
資料も手元にないので、あくまで感じで。
簡易の常で、そのままでは強度の不足しそうなイモ付けの部分をピアノ線などで補強する。
主脚柱の中や水平尾翼の接合部にピアノ線を仕込む。これでかなり強度アップ。
しかし、主脚は角度の調整が大変だった。
あごのラインがそのままでは細い感じがしたので、実機写真を参考にパテ盛りして増積しているところ。
タミヤのエポキシパテ使用。
エンビバキュームのキャノピーのマスキングは毎度苦労します。
特にフューチャーにつけて透明感を増したものは糊の強さに注意が必要です。
タミヤのマスキングテープはけっこう糊を殺したつもりでも、フューチャーの表面を侵すようです。メタルックは意外に綺麗にはがれます。