Kawasaki Army Type 5 Fighter(Ki−100)
flown by Commander Teruhiko Kobayashi


陸軍 五式戦闘機 T型乙 (キ100−T)

飛行第244戦隊長 小林照彦少佐 乗機

「キ100を以ってすれば・・・絶対不敗・・・絶対的に必勝なり」
 

(調布飛行場/1945年4月)

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キット ハセガワ 1/48
ディテールアップ シートベルトはエデュアルドのエッチング使用。
100式照準機のガラス部分を透明プラ板で作りなおし
主翼内機関砲を真鍮パイプでそれらしく。
エナメル線でブレーキパイプを追加。
着陸灯はエンビでヒートプレスして作り直し。
ピトー管はピアノ線と真鍮パイプで作りなおし。
アンテナ線をパンストのほぐし紐で張りました。
デカール&マーキング ライフライク(Lifelike Decals)48-005 244Sentai Part3 使用
塗装 機体下面色:銀色はハイブリッド塗装(エアブラシと筆塗り)
上面色はMr.カラーの38「オリーブドラブ(2)」をほとんどストレートで使用。
製作記 作りやすいキットと思いますが、かなり古いキットのようでもあり、多少の手を加えたいところもあります。
着陸灯は透明プラの無垢のパーツでそっけないのでパーツを型にエンビでプレスして透明化しました。また主翼の機関砲を真鍮パイプで再現しちらりと見えるようにしました。
このキットの最大の難所は、機首から主翼下部の胴体にかけてのパーツの合いの悪さで、何度もパテ盛り整形を繰り返しました。
また主翼もペコペコなので、特に胴体との合わせの部分に後でのすりあわせで力がかかる事を想定して支えのスパーをプラ板で作りました。
また、プロペラの軸がペラ側にありエンジンパーツの中に仕込んだポリキャップでとめるようになっております。これではペラの回りが悪いので、胴体に金属線で軸を仕込みペラのほうに中心穴をあけてまわりやすいようにしました。いつものごとく中心を出すのが難しかったですが、息を吹きかけるとしばらく回ってくれるのが嬉しいです。
ペラを全体的に薄く削りこむのも基本的な工作でしょうか。

2006/4/23完成

↓に製作画像あり
実機 最大速度580km/高度6,000m
エンジン:三菱ハ-112(離昇出力:1,500hp)
武装:20mm*2、12.7mm*2
初飛行:昭和20年2月

<参考資料>
世界の傑作機 No.23 陸軍五式戦闘機 ※p65に機体の一部の写真あり
帝都防空戦当時の撃墜マーク(B-29を14機、F6Fを2機)が描かれている

もともと派手目のマーキングがすきな私ですのでライフライクのデカール(2D)を見ながら完成状態(3D)を夢想しておりましたが、小林少佐の奥様の手記「ひこうぐも」-光人社NF文庫刊-を読んだ事で製作に拍車がかかりました。やはり飛行機もひとつの道具、そこに搭乗した人間の人生が分かるとより作るほうの心も入ると言うものですね。
小林少佐の有名な言葉が「ひこうぐも」の中にも出てきます「キ100を以ってすれば、低空にありても絶対不敗、高位の場合には、絶対的に必勝なり」(昭和20年6月3日の手記より)・・・と。五式戦には絶対的な信頼をおいていた小林少佐でありましたが登場が遅すぎた惜しまれる機体です。
シートベルトはエッチング(エデュアルドの塗装済みのもの)を使用
胴体下面のすり合わせが結構大変
主翼内にスパーを仕込み強度を確保
部隊マーク&撃墜マークの他はマスキングで再現
ピトー管も金属で作りなおし