Mitsubishi Navy Interseptor
”SHUSUI” (J8M)


海軍 局地戦闘機 「秋水」量産型

(神奈川県 追浜飛行場/1945年8月)

サムネイル(小さい画像)をクリックすると、大きい画像で見れます。

キット ファインモールド 1/48
ディテールアップ シートベルトはエデュアルドの塗装済みエッチング使用。ピトー管は真鍮管とピアノ線で作り直し。アンテナを伸ばしランナーでたるんだ感じに張りました。照準機のガラス部を透明プラ板で。
デカール すべて塗装で仕上げ、デカールは使用せず。
デカールの「名板」は「試製秋水」のままなので下記(実機データ)の理由で使用せず
塗装 ソリッドカラーの濃緑黒色にまた黒を混ぜ、かなり濃い目の色調にしました。下地はブラックを塗っております。シルバー部(下面)はブラックの上から銀を吹き、筆で仕上げるハイブリッド塗装です。
残されたモノクロ写真でもかなり明度が低いように見えます
製作記 まず胴体が上下2分割のパールであるが、この合いが悪くてこずりました。胴体自体が滑らかな曲線で構成されている関係上、かなりパテ盛修正が必要です。
また、胴体と主翼も決して合いがいいわけではなく、ちょうどフィレットのラインが接着のラインとなっておりますから、パテ盛で滑らかに整形後、筋彫りを復活させました。
その他、各所にヒケが見られ、丁寧に埋めて行く作業が必要です。
キャノピーの透明パーツは金型が古いのか、筋彫りが消えかかっていたりでマスキングに工夫が必要でした。また、ランナーのゲートが透明部分にかかっているためやすり〜コンパウンドで磨いてゲート後を消さないといけなかった。
シートに軽め穴を開けました。また積層ガラスの防弾グラスはカラー写真でもかなり青緑色っぽかったので、クリヤグリーンを薄っすら吹いて雰囲気を出しました。

*** 2005/10/7完成 ***

<参考資料>
キットの組み立て説明図(とても詳しいものが付属するが、特に三菱重工資料室復元機のキットについている写真資料集はカラーで実機写真が多く載っており、非常に参考になる)
モデルアート臨時増刊no.525 「秋水」と日本陸海軍ジェット、ロケット機
大日本絵画 有人ロケット戦闘機「秋水」海軍第312航空隊 秋水隊写真史
実機データ 昭和19年(1944年)7月ドイツより設計図がもたらされた。
その後の設計開発は、機体は海軍主導で、エンジンは陸軍主導で、共に三菱の各部門で行われた。数々の試行錯誤ののち昭和20年7月7日初飛行にこぎつけた。

この機体は日本飛行機山形工場(秘匿名称:扶桑101工場)で完成した日飛製1号機。製造番号81号機と思われる機体。・・・
量産機であるため濃緑色に塗られている。完成祝賀会が行われた後、分解され貨車で追浜まで運ばれた。エンジンは追浜で装備する予定だった。機体と共に整備要員も追浜に移動し終戦まで残ることとなった。量産機であるため名板には「試製秋水」ではなく「秋水」とだけかかれていた。
(大日本絵画 有人ロケット戦闘機「秋水」海軍第312航空隊 秋水隊写真史 p.87の説明より)