8/12 長野県
西野川C&R と家族旅行記
写真多数のためやや重いです。また、ファイル整理に失敗してファイル名がちょっとばらけてしまってます。
毎年恒例の長野県遠征。今年は娘を連れての3泊計画。
最悪の場合、車中泊も考えられるので車に布団と大量のオムツを詰め込み、ETCの通勤割引の時間内に一路木曽へ出発。
12時頃に道の駅「三岳」に到着。
自動販売機の明かりには、羽蟻が大量に集まっていた。
「明日はアントパターンで決まりだな・・・」一人ほくそ笑みながら、車の2・3列目シートをフラットにして親子3人川の字になって就寝。しかし娘が家と同様、大の字で寝てくれたのでパパはかなり窮屈な姿勢で寝ることに・・・(汗)
翌朝、雨の音で起床。どうなることかと心配したが、日が昇るにつれて晴れてきたので一安心。
C&Rエリア下流部に近い「お祭り広場」に移動。西野川のライブカメラはこの広場のレストラン2階に設置されていた。
掲示板に書き込んで頂いたokirakuさん、私の華麗な小躍りはご覧いただけましたでしょうか?
漁協事務所が開いてなかったので一足お先に目の前の流れで釣り開始。
上記のライブカメラ映像は、先の大雨の時から見ていたが、一番酷い時は上の写真中央やや右上の岩が完全に水没していた。
魚が流されていないか心配ではあったが、アントを結んで釣り上がる。思っていたより水質は良くない。
広場前の流れは、中洲を挟んで二筋に流れが分かれていて、アクセスしにくい奥の筋に魚が多いようだ。常時3〜4名の釣り師が竿を振っていた。割り込むわけにはいかないので手前側の流れを探る。
かなりすれた感じでフライに飛び出す岩魚とアマゴ。魚はいる。が、人があまりにも多すぎる。これだけ釣り人がいて魚が釣れるんだから、魚影はかなり濃いのだろう。
100m程釣ってみて漁協事務所へ。しかしまだ閉まっていたので、游漁証買えず。
目の前を引っ切り無しに釣り人が釣り上がって行くので、「これほど大きい川なら、人が集まるC&Rエリアより、上流か支流の方が良さそうだな」と、釣るポイントを変更する事にする。
娘と嫁さんが起きたので、朝食がてら道の駅三岳に引き返す。
山菜おこわとトウモロコシで朝食。この地域はトウモロコシが名産らしい。かなり甘く、皮も柔らかかったので娘も気に入ったようだ。芯ごとかじろうとしてたけど(汗)。
西野川C&Rエリア上流へ移動。しかし、予想はしてたけど、釣り人がチラホラ。
周囲を少し歩く。
オニグルミやマタタビがバラバラ落ちていた。古いクルミの殻にはすべて穴が開いており、リス等の野生動物も数多く生息しているのだろう。
記念にポケットに詰め込む。マタタビは近所の野良猫へのプレゼント。
さらに上流へ進み、旅館・けやきの湯で游漁証を購入。「この辺りでも釣れますか?」と聞くと「どこでも釣れるよ」との回答。再び寝てしまった娘を嫁さんに預け、少し下流から入渓。
しかし・・・ちょっと水質が悪い。藻が多く、フライを流すと薄茶色に染まってしまう。話によると、周囲の田んぼや畑からの肥料成分・温泉の流入により水が富栄養化しているらしい。
勝手にイメージしていた「御嶽山の裾野をサラサラと流れる清涼な川」とは、やや趣が異なる。しかし、魚影はかなり濃かった。
気温が上昇してきたのでフライを黄色やチャートリュース等、派手目のフライ・・・と言うか、管理釣り場で使うようなものにチェンジ。フライを流せば3〜4匹の魚が集まってきて、フライの周囲を旋回。インジケーターがスパッと引き込まれる。
しかし釣れる魚が・・・。う〜ん、なんか期待してたのと違う。
粘ればかなり釣れそうだったが、暑くなってきたし釣りはこれで中断。さらに上流か支流へ入り込めば話は違ってくるのだろうけど、家族旅行も兼ねているので引き返す事にした。
道の駅で教えてもらった蕎麦屋「一竹」。開店前から人が並ぶ人気店。
蕎麦はシコシコした歯応えで、素人の味覚でも分かるほど甘みがある。そばつゆが少し濃かったが、美味しくいただけた。
次に宿を予約した木曽福島駅周辺を散策。サティでビールを買っていたら、突然降り始めた大粒の雨。
バラバラバラ
雷鳴と共に、パチンコ玉ぐらいの雨が降り注ぐ。1時間ほど雨宿りし、少し早かったが予約してあった宿にチェックイン。目の前の木曽川は見る見る増水し、今日の釣りは難しそうな状況。
寝不足もあって畳でゴロンと横になる。
畳が大好きな娘。シャカシャカと縦横無尽に這い回る。
「あ!お馬さんだー」
危うし!魔の手が馬に迫る。
馬避難
ついでに、ゴミ箱・灰皿・急須・湯のみ・ポット・ちり紙も避難。
午後4時頃からは、それまでの雨が嘘のように晴れてきた。温泉に浸かったりガイドマップを見て時間を潰す。
ゴロゴロしていた自分を見て、嫁さんから一言。「あのさー、せっかく来たんやし、晴れてるんやから釣りしてきたら?」
「いやー、でも増水してるし」
「雨降った後が釣れるんちゃうの?」
・・・。
「行ってきまーす」
上流部はさすがに無理だったので、C&R区間に再度舞い戻る。
釣り人は・・・・いる(泣)
皆さん本当に好きですねー。奥の流れに渡ろうとしたが、増水で怖くて渡れない。仕方なく朝釣った区間を釣るが、子供達が石投げまくってたので断念。
土手に上がってタバコを吸っていたら、いやはや、やる気のある人は違う。増水した流れも何のその、ウェーディングして奥の流れを釣っていた。
旅館に戻って夕食。勝手に宣伝しちゃいますが、木曽福島駅近くの三河屋、部屋が広く、料理も良くて若女将の対応も素晴らしい。温泉は普通だけど、ゆっくりくつろげた。
温泉後、町を散策のはずが雨が降りだして断念。運転と釣りで疲れた私・はしゃぎ過ぎた娘・それを相手していた嫁さん3人揃って川の字で爆睡。
翌日、西野川は見切りをつけて太田切川へ向かうことにした。