3/23 三重県
宮川
3連休のうち2日を釣りに費やして良いものか?
前日、わりかし真剣に悩んだ。
もうちょっと、若者らしい休日の過ごし方でも良いのではないか?カラオケ行くとか、町でショッピングとか、映画見に行くとか。
遠くの国では戦争まで起きている。プラカード持って『NO WAR!』とか叫んでデモ行進して頑張ってる若者だって、きっといるはずだ。
『まぁ、いっかヽ(^。^)ノ』
悩んだ割には、あっさり答えが出た。
俺も『Catch&Release!』ってプラカード持って、津駅周辺を一人でねり歩こうかな。
多分、やめたほうがいいな。
早朝、濃い霧の国道を宮川へ走る。行かないだろうと思ってたら、しっかり彼女も付いて来た。
3連休のうち2日を釣りに費やす若い女が、はたして何人日本にいるのだろうか? 俺より彼女の方が、ちょっとアレかもしれない。(←オイ)
宮川へ近づくと、晴れていた空が急に暗くなる。曇ってきたのかと思ったら、濃霧だった。
写真撮影by彼女
まるで雲の中を走ってるかのような視界の悪さ。ライトを点けてない対向車は、50mぐらいまで近づかないと見えない。
それでもなんとか、久々のダム上に到着。
霧が晴れてきた
嘘のように晴れ渡る空。上機嫌で谷に着くと、無常にも入渓地点には1台の車が・・・
もしかしたら林業の人の車かも、と思ったが、リアガラスに『gamakatsu』のシールが貼ってあった(泣)
引き返すわけにもいかないので、先行者がいる事を覚悟で釣り開始。早い人なら30分で釣りきれるような、短い行程。
人が釣った直後を、普通に釣っても釣果は期待できない。彼女を先に行かせ、後から小場所にフライを叩き込んでいく。
大量のミッジが岩に付着
いかにも魚がいそうな場所は彼女に任せ、自分は幅30pぐらいの狭い流れを丹念に探る。
普通ならまたいで無視しそうな流れから、飛沫が上がった。
宝石のような美しさ
ヒレがピンと伸びた、綺麗な魚体。発眼卵から育った魚、もしくは天然魚かもしれない。
放流魚とは違う、小さな朱点が印象的だった。
さらに一匹追加して、川原で一服。残念ながら彼女はノーヒット。釣り以前に遡行と周囲の草木にてこずっていた。
やはり、まだ山岳渓流は早かったか。
次はダム下の支流に向かう。かなりの人が入っていたので、あえて場所は内緒って事でご了承をお願いします。宮川で釣りする人なら、誰もが知ってる超有名ポイントとだけ言っておきましょうか。
1投目で飛び出す
2人で同時に釣り上がっても十分な広さの支流。すぐに反応があった。残念ながら明らかな放流魚だったが、数が釣れる川はそれはそれで楽しい。
このサイズがポンポン飛び出してくる。彼女のフライにはカワムツがポンポン飛び出している。
本人はそれで喜んでいたので、良しとしよう。
時々アマゴらしき魚もフライに出ていたが、あまり気付いて無いようだった。
大きなプールでふと横に目をやると・・・
!!
フライを投げたが完全に無視。悔しいのでニゴイかデカイカワムツという事にしておく。
30pは軽く越えていたけど・・・。
このプールで1匹釣れた。周囲はメイフライのスーパーハッチ。フライはダークオリーブのソラックスダン#16。コレ1本で十分だった。
朱点の濃いアマゴ
前を釣っていた餌釣りの親子に追いついたので、この1匹で本日の釣りは終了。
本日の釣行記もこれで終了。後半写真が多いのは今になって疲れが出てきたためと予想されます。
もうだ・・めだ・・・おや・・すみ・・・なさ・・い・・・・zzz・・