グレイン フライリール”COUSE”
クーゼ
タックルレビューにフライリール初登場。
聞いた話によると、海で釣り船に乗る際に、おにぎりを持って行くときは注意が必要だそうです。それは中身が梅干の場合。
梅干し → 干す → 干物 → 釣られた魚が干される → 魚が怖がって釣れないってジンクスがあるそうで、船長に怒られるそうな。
ところでこのリール『クーゼ』→『食うぜ』・・・名前めっちゃダメやん。
リール、しかもフライリールにあるまじき名前を冠したクーゼだが、コストパフォーマンスはかなりのものだ。
まず、ラージアーバースタイル、さらにディスクドラグである事、デザインも中々お洒落で(個人的判断)¥5400!(#3)
今まで『安くて良いリール』ときたらシマノ・フリーストーンFVしか思い浮かばなかった。
ラージアーバーというだけでやたら馬鹿高い価格設定をするメーカーが多い中、しっかりした物を安く発売するグレイン、なかなかやりおるわ!
バイスはクズだけどね
バイスはクズだけどね
バイスはクズだけどね
(↑身も蓋もない)
ボディはマシンカット製ではないが、それで結構。フライリール=マシンカットじゃなければダメって、誰が決めたんでしょうね(昔のケ○・クラフトのカタログを見ながら)
クリック音は控えめな『チ・チ・チ・チ・・』系の音。ごめん。全く説明になってない。
録音してMP3形式でアップしようと思ったけど、馬鹿らしくなってやめた。
ちなみに巻き取り時は無音。ドラグ調整は無段階で設定可。安い割にはしっかりしてます。
ちなみに中身はこうなってます。勿論ワンタッチで着脱可。
ゴミの侵入を防ぐ、樹脂カバーを装備しているので劣悪な環境下でも安心!
・・・と言いたいところだが、隙間が結構あるので過度な期待はしないほうが良い。『無いよりはまし』ぐらいに思っておきましょう。
例えるならアレだ。車につけるオービス探知機。付いているからといって100%安心してはいけない。
1つ、腹が立ったのは左手巻きに変更する時。
上の写真の矢印部分のEリングを外してから、下の六角形のパーツを裏返しにするのだが、
Eリング、は・ず・れ・ねー(泣)
こいつを外すのに、俺は30分戦ったね。まじで。
後半なんて『おのれぇぇぇ!5400円の分際で、この俺様をここまで手こずらせよってぇぇぇぇ!!』ってなってたね。(←なるな)
最後はマイナスドライバー2本を使って、テコの原理で思いっきりやったら外れた。
弾け飛んだEリングを部屋中探したけど。壊れるかと思った。固すぎるって!
欠点があるとすればこの点のみ。
管理釣り場用に、セカンドリールに、初心者の方に、Fly High Fisherが自信を持ってお薦めできる素晴らしいリールです。
C&F、ティムコの次ぐらいにグレイン(バレーヒル)には注目しています。
がむばれグレイン! バイスはクズだけど!(←まだ言う)
P.S バイスのダメっぷりを知りたい方が多いようなら、紹介しようと思いますが、使えないアイテムに容量使ってアップするってのも、これいかがなものかと。
COUSE(クーゼ) Black |
COUSE(クーゼ) フライリール Silver |