エクレシア桜 礼拝メッセージ
 
2024年12月
12月14日 【堅く立って事を行うA】 ダニエル11:9-21
 「しかし、北(シリア)の王(アンティオコス二世の子、セレウコス二世カリニコス)は南の王の国に侵入し、そして自分の地に帰る(BC242年、エジプト侵略を試みるが失敗する)。しかし、その息子たち(セレウコス三世とアンティオコス三世大王)は戦いを仕掛け、おびただしい数の強力な大軍を集める。進みに進んで押し流すように越えて行き、そうしてまた敵の砦(ガザ、或いは、ラフィア)に戦いを仕掛ける。南の王(プトレマイオス四世フィロパトール)は大いに怒って戦いに出て来て、彼と、すなわち北の王と戦う。北の王はおびただしい大軍を起こすが、その大軍は敵の手に渡される。その大軍を打ち破ると南の王の心は高ぶり、数万人を倒す。しかし、勝利を得ることはない。北の王が再び、以前より大きな、おびただしい大軍を起こして、何年かの後(ラフィアの戦いの十二年後のBC205年)、大軍勢と多くの武器をもって攻めて来るからである。そのころ、多くの者が南の王に反抗して立ち上がり、あなたの民の暴徒たち(シリアに加担して、エジプトを滅ぼそうとしたユダヤ人たち)も、高ぶって幻を実現させようとするが、失敗する。しかし、北の王が来て塁を築き、城壁のある町(シドン)を攻め取ると、南の軍勢は立ち向かうことができず、精兵たちでさえ立ち向かう力がない(BC198年に陥落した)。そのようにして、これを攻めて来る者(アンティオコス三世大王)は思いのままにふるまう。彼に立ち向かう者はいない。彼は麗しい国(イスラエル)にとどまり、自分の手で滅ぼし尽くそうとする。彼は自分の国の総力を挙げて攻め入ろうと決意し、まず相手(エジプト)と和睦して娘の一人(クレオパトラ)を与え、その国を滅ぼそうとする。しかしそれは成功せず、彼の思いどおりにはならない。それで彼は島々(エーゲ海に位置するギリシアの島々を含む地中海の島々)に顔を向け、その多くを攻め取る。しかし、ある指揮官(ローマ海軍の長ルキオス・スキピオ)が彼に侮辱をやめさせるばかりか、かえってその侮辱を彼の上に返す。彼は自分の国の砦(タウロス山の東)に引き返すが、つまずき、倒れていなくなる。彼に代わって、一人の人(セレウコス四世フィロパトール)が起こる。彼は国の栄光のために、税を取り立てる者を行き巡らすが、数日のうちに、怒りにも戦いにもよらずに滅ぼされる(十二年の統治の後、毒殺された)。彼に代わって、一人の卑劣な者(アンティオコス四世エピファネス)が起こる。彼には(セレウコス四世の弟で、正当な王位継承者でないため)国の権威は与えられないが、不意にやって来て、巧みなことばを使って国を奪い取る(ペルガモの王と結託して、セレウコス四世の息子デメトリオス・ソーテールの即位を阻んだ)。」

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12月21日 【堅く立って事を行うB】 ダニエル11:22-31
 「彼の前では、洪水のような軍勢も、契約の君主さえも一掃されて打ち砕かれる(ユダヤ人の大祭司オニアス三世は、BC175年に失脚させられた)。」 アンティオコス四世に敵対した者たち全てが、敗北する。

 「彼は同盟を組んだ後で欺き、少ない人数で勢力を増していく(彼は約束を平気で破り、取り巻きの側近たちを従えて勢力を増していきます)。彼は不意にその州の肥沃な地域(エジプト、或いは、ガリラヤ地方)に侵入し、彼の父たちも、父の父たちもしなかったことを行う。彼は、そのかすめ奪った物、分捕り物、財宝を、自分たちの間で分け合う。彼は計略をめぐらして要塞を攻めるが、それは、(神が定められた)時が来るまでのことである。彼は勢力と勇気を駆り立て、大軍勢を率いて南の王(プトレマイオス六世フィロメトール)に立ち向かう。南の王も非常に強い大軍勢を率い、奮い立ってこれと戦うが、抵抗することができなくなる。南の王に対して計略をめぐらす者たち(フィロメトールを裏切った臣下)がいるからである。」 BC170年のエジプト征服のことである。

 「彼のごちそうにあずかる者たち(フィロメトールの部下)が彼を滅ぼし、彼の軍勢(エジプト軍)は押し流され、多くの者が刺し殺されて倒れる(エジプトの王は部下に裏切られ、その軍隊は倒れてしまいます)。この二人の王(エピファネスとフィロメトール)は、心で悪事を謀りながらも、一つの食卓に着いて、まやかしを言い合う。しかし、成功はしない。終わりは、まだ定めの時(神様の時)を待たなくてはならないからだ。彼は多くの財宝を携えて自分の国に帰る。彼の心は聖なる契約(神の民の信仰)に敵対して事を行い、彼は自分の国に帰って行く。」 エピファネスはエジプトからの帰途、エルサレム神殿から器を持ち去り、ユダヤ人を殺した。

 「定めの時に(神の摂理のもとで)、彼は再び南へ攻めて行くが、この二度目は初めの時のようではない(初めの時のようには、成功しない)。キティムの船(ローマ海軍)が彼に立ち向かって来るので、彼は落胆して引き返し、聖なる契約にいきりたって事を行う。彼は帰って行って、その聖なる契約を捨てた者たちに心を向けるようになる(敬虔な信仰を捨てたユダヤ人たちを取り立てます)。彼の軍隊は立ち上がり、砦である聖所を冒し、常供のささげ物を取り払い、荒らす忌まわしいもの(異教の祭壇)を据える。」 エピファネスの軍隊は、エルサレムを攻撃し、神殿礼拝を廃止し、異教の祭壇を築く。
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