エクレシア桜 礼拝メッセージ
 
2022年7月
7月3日 【ペルガモンの教会への手紙@】 黙示録2:12-13
 「また、ペルガモンにある教会の御使いに書き送れ。」 ペルガモンは、スミルナの北72キロにあり、七つの教会の町々の中で、最も北に位置している。周囲の田園地帯より300メートル高い丘の上に建てられ、自然の要塞都市になっていた。ギリシャ文化と学問の中心で、教養のある町であり、20万冊以上の羊皮紙の巻物を所蔵している図書館があった。羊皮紙のギリシャ語ペルガメーネーは、ペルガモンから派生した。

 「“鋭い両刃の剣を持つ方が、こう言われる──。」 神の最終的な権威と裁きを表わす。ペルガモンの教会は、外部の圧力にもかかわらず、勇敢に抵抗した。しかし、ある者たちは偽りの教えに惑わされた。彼らが悔い改めるか、キリストが彼らと戦うか、どちらかであった。

 「わたしは、あなたが住んでいるところを知っている。そこにはサタンの王座がある(そこには、悪魔の座とも言うべき偶像崇拝の拠点がある)。」 ペルガモンは、四つの偶像礼拝(ゼウス、ディオニソス、蛇を象徴とするいやしの神アスクレピオス、アテナ)と皇帝礼拝の中心地であった。BC29年に、皇帝アウグストのために神殿が建てられ、その後、皇帝を称える第二、第三の神殿が加えられた。サタンの王座とは、これらのいずれか、全部を指している。サタンの悪の影響が、非常に強い場所を意味している。

 「しかしあなたは、わたしの名を堅く保って、わたしの確かな(忠実な/信頼できる)証人アンティパスが、サタンが住むあなたがたのところで殺されたときでさえ、わたしに対する信仰を捨てなかった。」 証人(ギリシャ語マルテュス)には、殉教者(自分のいのちを捨てて、主を証しする者)の意味もある。
7月10日 【ペルガモンの教会への手紙A】 黙示録2:14-16
 「けれども、あなたには少しばかり責めるべきことがある。あなたのところに、バラムの教えを頑なに守る者たちがいる(あなたがたの中には、昔のバラムと同じように、偶像礼拝と不道徳を行っている者たちがいる)。バラムはバラクに教えて、偶像に献げたいけにえをイスラエルの子らが食べ、淫らなことを行うように、彼らの前につまずきを置かせた。」 バラムの語源的意味は、民を食い尽くすである。バラムは、旧約聖書の偽預言者であり、自分の利益のために、イスラエルの男たちをモアブ人の娘たちとの不品行とペオルのバアル神礼拝に誘導することによって、イスラエルを弱体化させる計略をバラクに教えた。

 「よく聞け。この女たちが、バラムの事件の折に、ペオルの事件に関連してイスラエルの子らをそそのかし、主を冒?させたのだ。それで主の罰が主の会衆の上に下ったのだ。」民数記31:16

 「彼らは、むなしいことを大げさに語り、迷いの中に生きている人々の間から現に逃げ出しつつある人たちを、肉欲と好色によって誘惑しています。その人たちに自由を約束しながら、自分自身は滅びの奴隷となっています。人は自分を打ち負かした人の奴隷となるのです。」Uペテロ2:18-19

 「わざわいだ。彼らはカインの道を行き、利益のためにバラムの迷いに陥り、コラのように背いて滅びます。」ユダ11

 「同じように、あなたのところにもニコライ派の教えを頑なに守っている者たちがいる。だから、悔い改めなさい。そうしないなら、わたしはすぐにあなたのところに行き、わたしの口の剣(神の裁き)をもって彼らと戦う(そうしないと、わたしはすぐにでもあなたの所へ行き、異端者を滅ぼしてしまう)。」 ペルガモンの教会は、誤った寛容の罪を責められた。

 「不信者と、つり合わないくびきをともにしてはいけません。正義と不法に何の関わりがあるでしょう。光と闇に何の交わりがあるでしょう。」Uコリント6:14 
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7月17日 【ペルガモンの教会への手紙B】 黙示録2:17
 「耳のある者は、御霊が諸教会に告げることを聞きなさい。勝利を得る者には、わたしは隠されているマナを与える(勝利を得る人は、天からの霊の食物によって、永遠に生きることができる)。」

 「イエスは彼らに言われた。『わたしの食べ物とは、わたしを遣わされた方のみこころを行い、そのわざを成し遂げることです。」ヨハネ4:34

 「わたしは、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。」ヨハネ6:51

 「だれでも天におられるわたしの父のみこころを行うなら、その人こそわたしの兄弟、姉妹、母なのです。」マタイ12:50

 「わたしに向かって『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。」マタイ7:21

 「また、白い石(祝福を保証するもの)を与える。その石には、それを受ける者のほかはだれも知らない、新しい名が記されている。(また、すばらしい祝福を与えよう。それは、本人以外だれにも分からないほどすばらしいものである)。”」 神は、勝利を得る者一人一人に、新しい名(人格/性質)を与えてくださる。

 「そのとき、国々はあなたの義を、すべての王があなたの栄光を見る。そのとき、あなたは新しい名で呼ばれる。主の御口が名づける名で。」イザヤ62:2
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7月31日 【ティアティラの教会への手紙@】 黙示録2:18-20
 「また、ティアティラにある教会の御使いに書き送れ。」 ティアティラは、ペルガモンの南東にある七つの都市で最も小さな町であり、交通が便利なため、商工業が発達していた。羊毛、毛織物、亜麻布、染物、皮革、陶工、銅細工、製パン、奴隷売買など、多くの同業組合が存在していた。ピリピにおいて、パウロによる最初の回心者であるリディアは、ティアティラ市の紫布の商人で、神を敬う人であった。

 「“燃える炎のような目を持ち、その足は光り輝く真鍮のような(燃えている炉から注ぎ出される青銅のような足を持つ)神の子が、こう言われる──。」 主イエスの完全な洞察力と裁きを象徴している。

 「わたしは、あなたの行い、あなたの愛と信仰と奉仕と忍耐を知っている。また、初めの行いにまさる、近ごろの行いも知っている。けれども、あなたには責めるべきことがある。あなたは、あの女、イゼベルをなすがままにさせている。この女は、預言者だと自称しているが、わたしのしもべたちを教えて惑わし、淫らなことを行わせ、偶像に献げた物(肉)を食べさせている。」「イゼベル」は、旧約時代のアハブ王の妻であり、姦淫と呪術の罪を犯した(U列王記9:24)。偽りの礼拝や好色、巧みに人を操ることなどの象徴である。「あの女」は、教会の中で、律法に反する行動や性的不品行を奨励する母親的存在のことである。不道徳な偶像礼拝の異教社会と容易に妥協するような教えを広めていた有力な女性がいて、多くの者が彼女の考えに冒されていた。罪を容認してはならない。キリスト者は、この世で生活しながら、この世と同化してはならない。

 「この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」ローマ12:2
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