エクレシア桜 礼拝メッセージ
 
2018年4月
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4月1日 【主の選びB】 詩篇78:65-72
 「そのとき主は眠りから目をさまされた。ぶどう酒に酔った勇士がさめたように。その敵を打ち退け、彼らに永遠のそしりを与えられた。」神の積極的な働きかけである。

 神は新しい御業に着手され、新しい歴史に介入された。「それで、ヨセフの天幕(エフライム領のシロにあった聖所)を捨て、エフライム族をお選びにならず、ユダ族を選び、主が愛されたシオンの山を、選ばれた。」シロの破壊は、神の怒りの記念碑であり、シオンの山の選びは、神の恵みのしるしである。主導権(指導権)は、エフライム族からユダ族に移った。

 ダビデが王となった時に、ユダ族が卓越性をもった。神は主権をもってお選びになる。神は忠実な者を通して働かれる。「主はその聖所を、高い天のように(イスラエルの聖所は、神の天の御住まいに従って作られた)、ご自分が永遠に基を据えた堅い地のように、お建てになった。主はまた、しもべダビデを選び、羊のおりから彼を召し、乳を飲ませる雌羊の番から彼を連れて来て、御民ヤコブとご自分のものであるイスラエルを牧するようにされた。彼は、正しい心(無垢な心)で彼らを牧し、英知の手(思慮深い配慮)で彼らを導いた(ダビデは、真心から彼らを牧し、立派に彼らを導いた)。」羊飼いという職業は、将来神がダビデに与えようとしておられた責任のための、神の訓練場であった。

 たとえイスラエルの記録とは、イスラエルの恥であったとしても、神の不変の愛は、イスラエルの希望として現れ、歴史は続く。主の選びの原点に立たせて、信仰の希望をもたせた。
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4月8日 【御名の栄光のために@】 詩篇79:1-8
 詩篇79篇は、神殿が汚され、エルサレムが廃墟となった時の祈りである。

 「神よ。国々は、ご自身のものである地に侵入し、あなたの聖なる宮をけがし、エルサレムを廃墟としました(紀元前587か586年のバビロン軍によるエルサレム破壊を描く)。彼らは、あなたのしもべたちのしかばねを空の鳥のえじきとし、あなたの聖徒たちの肉を野の獣に与え、聖徒たち(ヘブル語ハーシード:契約に忠実な人々)の血(神の民の殺害)を、エルサレムの回りに、水のように注ぎ出しました(生命が軽視されて、何とも思われず、多くの犠牲が出た)。彼らを葬る者もいません。」死体が葬られずに遺棄されるのは、究極の屈辱であった。死体は汚れたものと見なされ、恥とされていたため、土地も汚れたものとなった。人間の絆と個人の価値は、礼にかなった埋葬と哀悼の習慣に表される。「私たちは隣人のそしりとなり、回りの者のあざけりとなり、笑いぐさとなりました。」生き残った者たちの有様である。敵の侵入と破壊とあざけりの事実を、神に訴えている。

 「主よ。いつまででしょうか。あなたは、いつまでもお怒りなのでしょうか。いつまで、あなたのねたみは火のように燃えるのでしょうか。」神の怒りが終わる時、救いが始まる。「どうか、あなたを知らない国々に、御名を呼び求めない王国の上に、あなたの激しい憤りを注ぎ出してください。」バビロンの侵入に乗じて、周囲の国々もユダに侵入した。「彼らはヤコブ(イスラエルの民/神の民)を食い尽くし、その住む所を荒らしたからです。先祖たちの咎を、私たちのものとして、思い出さないでください。あなたのあわれみが、すみやかに、私たちを迎えますように。私たちは、ひどくおとしめられていますから。」神に頼りきっている。「しかし、主は、『わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。」Uコリント12:9 信仰者は、弱い時にこそ、強い。
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4月15日 【御名の栄光のためにA】 詩篇79:9-13
 「私たちの救いの神よ。御名の栄光のために、私たちを助けてください(わたしたちを助けて あなたの御名の栄光を輝かせてください)。御名のために(あなたの慈しみによって/ただ神の栄光と神の契約のために)、私たちを救い出し、私たちの罪をお赦しください。」神は一貫して、ご自分の名誉を大切にされる方である。

「なぜ、国々は、『彼らの神はどこにいるのか』と言うのでしょう(イスラエルの敗北を彼らの神の無力さの証明と見た敵の嘲笑の言葉)。あなたのしもべたちの、流された血の復讐が、私たちの目の前で、国々に思い知らされますように。捕らわれ人のうめきが御前に届きますように。あなたの偉大な力(御腕)によって、死に定められた人々を生きながらえさせてください。」バビロン捕囚の地の人々は、いつ殺されるかわからなかった。

「主よ。あなたをそしった、そのそしりの七(完全で欠けのない)倍を、私たちの隣人らの胸に返してください(十分に復讐してください)。そうすれば、あなたの民、あなたの牧場の羊である私たちは、とこしえまでも、あなたに感謝し、代々限りなくあなたの誉れ(賛美)を語り告げましょう。」感謝と賛美は、イスラエルに委ねられた使命である。

「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。」コロサイ3:15-16
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4月22日 【御顔を照り輝かせ@】 詩篇80:1-11
 詩篇80篇は、回復を求める神の民の嘆願である。

 「イスラエルの牧者(神の優しい導きと配慮と、民の神への依存を表す)よ。聞いてください。ヨセフ(神の民全体/北王国イスラエル)を羊の群れのように導かれる方よ。光を放ってください(どうか光り輝く栄光を現してください)。ケルビム(神の臨在/契約の箱/聖さを守り、裁きを代行する天使)の上の御座に着いておられる方よ。エフライムとベニヤミンとマナセの前で、御力を呼びさまし、私たちを救うために来てください。神よ。私たちをもとに返し(再建し/回復させて)、御顔(臨在の偉大な力)を照り輝かせてください(恵みと祝福を与えられること)。そうすれば、私たちは救われます。」北と南の民俗的統一だけでなく、神と民との交わりの回復が基盤である。

 「万軍の神、主よ。いつまで、あなたの民の祈りに怒りを燃やしておられるのでしょう。あなたは彼らに涙のパンを食べさせ、あふれる涙(の杯)を飲ませられました。あなたは、私たちを隣人らの争い(軽蔑)の的(種)とし、私たちの敵は敵で、私たちをあざけっています。万軍の神よ。私たちをもとに返し、御顔を照り輝かせてください。そうすれば、私たちは救われます。」

 「あなたは、エジプトから、ぶどうの木(神の民イスラエル)を携え出し、国々を追い出して、それを植えられました。あなたがそのために、地を切り開かれたので、ぶどうの木は深く根を張り、地にはびこりました(カナンの地の占領と制圧)。」成長した主導権は、神にある。「山々(カナン全地)もその影におおわれ、神の杉の木(良質の杉材を産するレバノン)もその大枝におおわれました。ぶどうの木はその枝を海(地中海)にまで、若枝をあの川(ユーフラテス川)にまで伸ばしました。」イスラエル民族の旺盛な繁栄と、イスラエル最盛期の理想的な国境を描く。
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4月29日 【御顔を照り輝かせA】 詩篇80:12-19
 「なぜ、あなたは、石垣(ぶどう園保護のための境界)を破り(神の助けがなくなったこと)、道を行くすべての者に、その実を摘み取らせなさるのですか。林のいのしし(野生の豚/外敵を宗教的に不浄な動物にたとえる/アッシリヤのことであろう)はこれを食い荒らし、野に群がるものも、これを食べます。」イスラエルが侵入者に略奪される姿、近隣の外敵に脅かされる身となったイスラエルの現状が記されいる。神の保護が失われたことを意味する。

 「万軍の神よ。どうか、帰って来てください(あわれみと恵みを垂れてください)。天から目を注ぎ、よく見てください(訪問してください/顧みてください/回復してください)。そして、このぶどうの木を育ててください。また、あなたの右の手が植えた苗と、ご自分のために強くされた(神の特別な保護を民が受けた/神の力が十分に発揮された)枝とを。それは火で焼かれ、切り倒されました。彼らは、御顔のとがめによって、滅びるのです(それを切り、火に焼く者らは御前に咎めを受けて滅ぼされますように)。 あなたの右の手の人(右に立つ人/栄誉を与えられた人)の上に、御手が、ご自分のため強くされた人の子(イスラエル全体)の上に、御手がありますように。」イスラエルは神の初子であり、人類の中で右手となる(最も信頼できる)者である。

「そうすれば、私たちはあなたを裏切りません(離れません)。」神の御手だけが、背教を防ぐことができる。神から出るいのちの息だけが、信仰を呼び覚ます。

「私たちを生かしてください。私たちは御名を呼び求めます。万軍の神、主よ(宇宙的主権者である神/全地宇宙の王であり、統治者/全被造世界に対する神の主権を表す)よ。私たちをもとに返し、御顔を照り輝かせてください。そうすれば、私たちは救われます。」救いの喜びは、神に立ち帰って、神の道を歩む者に与えられる。
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