エクレシア桜 礼拝メッセージ
 
2014年9月
9月7日 【ダビデの罪の刈り取り@】 Uサムエル記13:1-14
 王は祭司ツァドクに、安心して町に帰るように言ったので、ツァドクとエブヤタルは神の箱をエルサレムに持ち帰り、そこにとどまった。

 ダビデはオリーブ山の坂を頭をおおい(苦悶のしるし)、泣きながら、はだしで登った。イエスはエルサレムを見て泣かれ、オリーブ山のゲッセマネの園で苦悩された。イエスは罪がなかったが、ダビデは自分が犯した罪の結果、苦しんでいた。

 ダビデは、彼の議官アヒトフェルがアブシャロムの謀反に荷担しているという知らせを受けた。アヒトフェルは、人間最高の知恵をもって、達見の助言をする。その時、ダビデは、「主よ。どうかアヒトフェルの助言を愚かなものにしてください」と祈った。ダビデが、神を礼拝する場所になっていたオリーブ山の頂に来た、ちょうどその時、フシャイが上着を裂き(嘆きの表現)、頭に土をかぶってダビデに会いに来た。フシャイは、アヒトフェル以上の助言者となり得る可能性のある唯一の人物であり、ダビデの祈りの答えであった。すでに老齢となっていた忠実な顧問フシャイによって、アヒトフェルの助言は愚かなものとなり、彼にある神の知恵が、やがてダビデの勝利に導く。「なぜなら、この世の知恵は、神の御前では愚かだからです。こう書いてあります。『神は、知者どもを彼らの悪賢さの中で捕らえる。』」Tコリント3:19 

 ダビデは、フシャイから祭司ツァドクとエブヤタル、彼らの2人の息子、ダビデというスパイ網を組織した。それで、ダビデの友フシャイは町へ帰った。その頃、アブシャロムもエルサレムに着いた。
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9月14日 【ダビデの逃亡@】 Uサムエル記16:1-11
 ダビデがオリーブ山の頂から少し下ると、メフィボシェテのしもべツィバが、王を迎えに来ていた。彼は王のために、2頭のろばと、パン、果物、ぶどう酒を携えていた。ツィバは、王のもとに行こうとした足の不自由なメフィボシェテの邪魔をして、来たのであった。王がメフィボシェテのことを尋ねると、ツィバはメフィボシェテのことを中傷した。すると王は、メフィボシェテのものは皆、ツィバのものだと言った。ツィバはおそらく、ダビデから報酬を得ようと嘘をついたのだろう。ダビデはその嘘を見抜けず、メフィボシェテに不当な処罰をした。

 ダビデ王がバフリムまで来ると、ちょうど、サウルの家の一族のシムイが盛んに呪いの言葉を吐きながら出て来た。そして、ダビデと家来たちに向かって石を投げつけた。シムイは、ダビデがサウル家の血を流したと言って呪った。しかし、ダビデはサウル家の者の血をその手を下して流す事のないように、細心の注意を払ってきた。ダビデは事実無根のことで非難され、不当な中傷に耐えた。

 ダビデの甥のアビシャイがシムイを殺そうとしたが、ダビデは止めて、「主がそれを許しておられるのだから、呪わせておくがよい」と言った。ダビデは自分に対する血の非難は、ウリヤ殺害の罪について、神からのものと受け止めていた。ダビデは自分で戦おうとはせず、自分に降りかかる全てのことを主の御手から発したものとして受け入れ、主にお任せした。「見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。」黙示録3:9
9月21日 【ダビデの逃亡A】 Uサムエル記16:12-23
 ダビデは言った。「主は私の心(私が犯した咎、私の涙、私の悩み)をご覧になり、主は、きょうの彼ののろいに代えて、私にしあわせを報いてくださるだろう。」ダビデは自分がはずかしめられている時でさえ、主のご支配の御手を認めた。ダビデは神の呪いと刑罰に従順に服そうとする態度によって、王位へ戻される。「ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行うにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。」Tペテロ4:19

 アブシャロムと彼につき従うイスラエル人(北部の諸部族を指すと考えられる)は、エルサレムに入った。ダビデの友(最高顧問)フシャイは、アブシャロムを王として歓迎した。アブシャロムはアヒトフェルたちに助言を求めた。アヒトフェルはアブシャロムに、ダビデが王宮の留守番に残したそばめたちのところに入るようにという、愚かな助言をした。王を打ち破った者が、その王の妻やそばめたちを自分のものにするのが、当時の慣習だった。「悪者の家は滅ぼされ、正しい者の天幕は栄える。人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。」箴言14:11-12

 こうしてアブシャロムのために、ダビデがバテ・シェバに情欲を抱いた場所である屋上に天幕が張られ、アブシャロムは全イスラエルの目の前で、父のそばめたちのところに入った。預言者ナタンの預言の成就であり、ダビデの好色の結果であった。アブシャロムは神が呪われる罪を犯した。「結婚がすべての人に尊ばれるようにしなさい。寝床を汚してはいけません。なぜなら、神は不品行な者と姦淫を行う者とをさばかれるからです。」へブル13:4
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9月28日 【愚かにされた助言@】 Uサムエル記17:1-17
 アヒトフェルはアブシャロムに、自分が1万2千人を選んで出陣し、ただダビデ1人だけを殺すはかりごとを語った。この助言は、アブシャロムとイスラエルの全長老の気に入った。しかし、アブシャロムはフシャイの言うことも聞いてみようと言った。不思議な神の摂理の御手であった。

 フシャイのはかりごとは、全イスラエルをダンからベエル・シェバに至るまで(北方から南方までのイスラエル全領土)、海辺の砂のように数多くアブシャロムの所に集め、アブシャロム自身が戦いに出るという、アブシャロムの自尊心を満足させる計画であった。フシャイは成功した際の情景を極めて魅力的に描写した。アブシャロムとイスラエルの民は皆、「フシャイのはかりごとは、アヒトフェルのはかりごとよりも良い」と言った。これは、主がアブシャロムに災いをもたらそうとして、アヒトフェルのすぐれたはかりごとを打ちこわそうと決めておられたからであった。物事の背後に神の導きがある。神が主権をもって、この時の彼らの心を支配しておられた。事は人間を越えた摂理的次元で逆転を見た。人が何を企もうとも、神はご自分の真のしもべを救うために、その企みをもご支配なさる。全てのことが目に見えない御手によって支配されていた。

  フシャイはスパイ網である祭司ツァドクとエブヤタルに、アヒトフェルと自分の助言を語り、ダビデに今夜中にヨルダン川を渡るように告げるように言った。そのことを1人の女奴隷がエン・ロゲル(布さらしの泉の意)にいる祭司の息子ヨナタンとアヒマアツに行って告げ、彼らがダビデ王に告げに行くようになっていた。それぞれの役割が果たされて、神の御旨が成し遂げられていった。
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