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| エクレシア桜 礼拝メッセージ |
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| 2014年6月 |
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| 6月1日 |
【ダビデ契約A】 Uサムエル記7:12-29 |
主はダビデに、「わたしは、あなたの身から出る世継ぎの子を、あなたのあとに起こし、彼の王国を確立させる。彼はわたしの名のために一つの家(神殿)を建て、わたしはその王国の王座をとこしえまでも堅く立てる」と語られた。この約束は、ソロモンの治世に成就するが、究極的にはイエス・キリストによって成就された。ダビデはその指示に従い、神の時を待った。
また主は、先王サウルの家は見捨てたが、ダビデの子孫には親のように保護し、過ちは杖と鞭で正すと約束された。「あなたの家とあなたの王国とは、わたしの前にとこしえまでも続き、あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ」と、預言者ナタンは主の言葉を包み隠さずダビデに伝えた。
ダビデ王は行って主の前に座し、受ける資格のない者に与えられた恵みの約束に感謝した。全ては神の主権による大きな恩寵であった。これが人にとっての神からの諭し、これこそ人間として学ぶべきことである。
ダビデは主が良いことを約束してくださったので、祈る勇気を得て、「今、どうぞあなたのしもべの家を祝福して、とこしえに御前に続くようにしてください。神、主よ。あなたが、約束されました。あなたの祝福によって、あなたのしもべの家はとこしえに祝福されるのです」と言った。ダビデはダビデ家が王家であるためには、神に従い続けなければならないことを理解していた。そして、これらの祝福が自分と子孫に与えられたのは、イスラエルが益を受けるためであると理解していた。彼らはイスラエルを通して全世界が祝福を受けるという、神の大いなる目的と約束を成就する一助になろうと考えていたのである。「どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。」エペソ3:20-21
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| 6月8日 |
【約束の地の征服@】 Uサムエル記8:1-12 |
その後、ダビデはペリシテとモアブを征服し、モアブはダビデのしもべとなり、貢物(征服した国に課される税)を納める者となった。
また、ツォバを撃破した。このことによって、神がアブラハムにされた約束、北はユーフラテスまでイスラエルが支配するという約束が成就した。ダビデはツォバの戦車の馬の足の筋を切った。馬や戦車はダビデにとって無用な物だった。
続いて、ダマスコのアラムを征服して守備隊を置き、その地の支配権を確実なものにした。アラムはダビデのしもべとなり、貢物を納める者となった。
こうして主は、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた。ダビデはイスラエルでは産しない金と非常に多くの青銅を奪い取り、エルサレムに持ち帰った。
ハマテの王子ヨラム(ヤハウェは高いの意)が朝貢に遣わされ、祝福の言葉を述べ、銀の器、金の器、青銅の器を持って来た。ダビデ王はそれをもまた、彼の征服した全ての国々から取って聖別する銀や金とともに、主に聖別してささげ、神殿建設の資材とした。こうして、神殿建築資金は準備されていった。ソロモンが神殿を建てるために、高価な材料が大量に必要だったからである。 |
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| 6月15日 |
【約束の地の征服A】 Uサムエル記8:13-18 |
ダビデはエドムを征服し、守備隊を置いた。西、東、北、南で戦いが繰り広げられた。ダビデは主の助けを受けて、ペリシテ、モアブ、ツォバ、アラム、エドムに対し、連戦連勝の祝福(主の賜る勝利)に与ることができた。ダビデが約束の地を最大限に入手した喜びを語っている。これ以後、これ程の大きな広がりをイスラエル民族が領有したことはない。神の民が暗闇の力に勝利するのが神のご計画である。
ダビデは公平な人事を行ない、イスラエルの民全てのために、裁きと恵みの業を行なった。ダビデは神のご性格と一致し、神を喜ばせようとして、正しいことを行なったのである。祭司ツァドク(正義の意)は後に、ソロモンに王として油を注いだ。ダビデの護衛兵をしていたケレテ人とペレテ人は外人傭兵であり、ダビデがガテの王アキシュに仕えていた時期に、忠誠を勝ち得たと考えられる。ダビデの子らは祭司(王の側近の者)であった。ダビデはエルサレム初期の王メルキゼデクのように、王なる祭司であった。神に選ばれた王が王座に座り、職務に忠実な者たちが王の意志を実行したことによって、全ての者が幸いを得た。 |
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| 6月22日 |
【神の恵みを施す】 Uサムエル記9:1-13 |
ダビデはヨナタンとの契約のために、サウルの家のまだ生き残っている者(大方死んだことを前提とする)に、恵みを施したい(忠実を尽くしたい)と言った。愛による配慮である。「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。」ルカ6:38 サウルの家のしもべツィバが、ダビデへの従順を表明し、足の不自由な(王位をねらう危険人物ではないという断り)ヨナタンの子メフィボシェテ(恥を一掃する者の意)がいると言った。
メフィボシェテはダビデの前に連れて来られると、ひれ伏して礼をした。ダビデは言った。「恐れることはない。私は、あなたの父ヨナタンのために、あなたに恵みを施したい。あなたの祖父サウルの地所(ギブアにあるサウルの私有地で、ダビデのものとなっていた)を全部あなたに返そう。あなたはいつも私の食卓で食事をしてよい。」恐れとは、古代オリエントで王朝交替時に、前王朝一族が皆殺しにされた習慣から生じる。メフィボシェテは礼をして、「死んだ犬(全く無価値なもののたとえ)のような私を顧みてくださるのですか」と言って、感謝した。彼は謙遜であった。
ツィバの家に住む者は皆、メフィボシェテのしもべになり、メフィボシェテに返されたサウル私有地で農業をして、メフィボシェテと彼の一家の生計を立てることになった。メフィボシェテにはミカという小さな子どもがいた。その子孫は祝福され、大きな家系を生み出した。
メフィボシェテはエルサレムに住み、いつも王の食卓で食事をした。彼はヨナタンのゆえに祝福を受けた。同様に、私たちはキリストのゆえに神に赦され、神の子とされ、聖霊の賜物を受け、キリストとともに天の所に座らせられ、御国を受け継ぐ者とされたことを感謝しよう。 |
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| 6月29日 |
【アモンとの戦い】 Uサムエル記10:1-19 |
アモン人の王ナハシュが死に、その子ハヌンが代わって王となった。ダビデはナハシュが彼に真実を尽くしてくれたように、ハヌンに真実を尽くそうと考え、家来を派遣し、ハヌンの父の悔やみを言わせた。ダビデの逃亡時代、ナハシュが彼に親切にしてくれたのであろう。
ダビデの家来たちがアモン人の地に来た時、アモン人のつかさたちは彼らの主君ハヌンに、ダビデの家来たちのことをスパイ呼ばわりした。そこでハヌンはダビデの家来たちを捕らえ、彼らのひげを半分そり落とし、その衣を半分に切って尻のあたりまでにし、彼らを送り返した。ひげは男の栄誉(成熟と威厳)のしるしであり、イスラエルの文化では男性は全員ひげを生やしていた。長い衣は彼らの地位と威厳の象徴であり、古代イスラエル人はズボンをはかなかった。ハヌンのしたことは、無思慮な、善に対して悪で報いる不名誉な扱い、虐待であった。
アモン人はダビデに憎まれるようになったのを見て取り、アモンとアラムの連合軍をつくった。それから、イスラエルとの全面戦争に発展していった。愚かな助言が原因となって、「すべての人と平和を保ちなさい。善をもって悪に打ち勝ちなさい。」ローマ12:18、21とは反対の結果となった。「死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。」箴言18:21
主はイスラエルをお救いになり、敵は大敗北を喫した。主の敵の力よりも、主の御力の方が勝っている。この勝利は、ダビデ王国の更なる拡張と、近隣諸国に対するダビデの権力の拡大のしるしであった。こうして、アブラハム契約、ダビデ契約は成就していった。ダビデの大規模軍事遠征はここで終わる。 |
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