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| エクレシア桜 礼拝メッセージ |
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| 2004年2月 |
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| 2月1日 |
【教会の完成時に起こること】 ローマ11章 |
| イスラエルが復興しユダヤ人が救われる程、異邦人は神の恵みを受けることになる。そして、ついにユダヤ人と異邦人からなる教会が完成する時、それ以上の素晴らしいことが起こる。それは、キリストの再臨である(ローマ11:12,15)。イスラエルが苦しみながら罪を悔い改め主の御顔を慕い求める時、主は贖い主としてエルサレムへ帰って来られる。その時、エルサレムのパリサイ派の人たちは主イエスに向かって言う。“祝福あれ。主の御名によって来られる方に。”マタイ23:39 “御霊も花嫁も言う。「アーメン。主イエスよ、来てください。」”黙示録22:17,20 そして、キリストはエルサレムに王座を据え世界を治められる。世界の民がエルサレムに王なるイエスを礼拝しに上って来る(ゼカリヤ14章)。なぜ、主がシオンと呼ばれるエルサレムを選ばれ、その場所でイスラエルの三大祭りが祝われ、それらの祭りの成就であるキリストの十字架による贖い、聖霊のバプテスマによる教会誕生、キリストの再臨があるのか。それは、かつてエルサレムのモリヤ山上で、アブラハムが愛する一人子イサクを主にささげたからである。礼拝の要素として、そこには、試練、神との関係、準備、旅、聖別、神への信頼と従順があった。この出来事が、後にエルサレム神殿建設とキリストの十字架と復活がその場所で起こることの原型となった。祈りと宣教のうちに、主は再臨される。異邦人伝道とユダヤ人伝道は車の両輪であり、キリストにあって両者は相互依存関係、また相互祝福関係にある。異邦人の完成とイスラエルの救いは、終末的出来事であるのと同時に、現在進行形でもある。神の主権的選びとあわれみは、人の不従順に勝利する(ローマ11:30-32)。 |
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| 2月8日 |
【祈りと宣教】 使徒1章 |
| 「使徒の働き」は、ルカによって書かれた「ルカの福音書」の続編である。ルカはパウロの同労者、医者であり、相当教養のある異邦人であったと思われる。キリストが聖霊によって始められた教会の働き、聖霊が使徒を通して働かれたことが、聖霊のバプテスマからパウロがローマで投獄されるまで、初代教会の歴史として記されている。“しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。”使徒1:8にあるように、この書の内容は、エルサレム宣教、ユダヤとサマリヤ宣教、世界宣教からなる。復活されたイエスは、四十日の間使徒たちに現われ、聖書全体からご自身のことを説き明かされ、宣教命令と聖霊の力について語られた。聖霊のバプテスマは、言葉と行ないをもって福音宣教をする力を弟子たちに与える。福音宣教は、教会の第一の務めである。教会は、キリストの忠実な証人の群れである。証人(ギリシャ語:マルテュリア)には、殉教者という意味もある。聖霊の力によってはじめて奉仕の力が与えられ、教会を建て上げることができる。聖霊の力を受けなければ、キリストの働きはできない。使徒やイエスの母と兄弟たちなど百二十名程の兄弟たちがともに集まり、父の約束である聖霊を持ち望みつつ、心を一つにして祈りに専念していた。教会は祈り、神の御心を知り、聖霊の力を受けて宣教する。ユダの補充として、マッテヤ(主の賜物)が選ばれた。彼は祈り会の中にいたキリストの弟子であり、ヨハネのバプテスマからイエスの昇天まで、いつも使徒たちと行動をともにした者の中から立てられ、キリストの復活の証人として使徒たちに加えられた。 |
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| 2月15日 |
【聖霊の時が満ちて】 使徒2:1-13 |
| 七週の祭り(キリストの祭りから50日)が満ちて、エルサレムの祈りの集会に約束の聖霊が臨まれた。聖霊の働きはすでにあったが、今までにはない聖霊のバプテスマという新しいかたちでの働きが始まり、教会が誕生した。聖霊は天から、激しい風や炎の舌のように来られた。皆が聖霊に満たされ、他国の言葉で神の大いなる御業(キリスト)を語り出した。聖霊のバプテスマの第一のしるしは、燃え盛る火のような宣教の力である。聖霊は、具体的な宣教方法を導き、また、正しい聖書理解に導き入れる。御霊によって、心に律法が書き記されるという新しい契約が成就した。この七週の祭りにエルサレムには、離散のユダヤ人たちが、当時のローマ帝国全土(世界を意味した)から巡礼に来ていた。彼らは、めいめいの国の言葉で福音を聞いて驚いた。このことは、自分たちに最も文脈化された、心に届くかたちで福音を聞いたことを意味し、世界宣教の拡がりを象徴していた。かつて、バベルの塔においては言葉が乱され、人類に混乱と分裂の呪いをもたらされたが、聖霊によるイエス・キリストの福音は、それを解決し、人類に一致と平和の祝福をもたらした。人々の驚きは、既成概念が崩され、新しい聖霊の働きとイエス・キリストの福音を受け入れる内的変革の始まりとなった。七週の祭りは、小麦(夏)の収穫の初穂をささげ、収穫全体を信じて感謝する祭りである。この日、エルサレム教会は、収穫の初穂となり、続く世界の国々の言葉で人々を収穫することの保証となった。 |
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| 2月22日 |
【聖霊の力による福音宣教】 使徒2:14-41 |
| 聖霊に満たされたペテロは、“彼らは甘いぶどう酒に酔っているのだ”という中傷をきっかけとして、福音を大胆に語った。時は朝の九時、ユダヤ人の祈りの時であった。ペテロは聖霊の力により、復活のイエスが繰り返し語られたように、聖書全体からキリストを説き明かし、イエスの復活の証人として、人々に説教をした。聖霊が来られると、人々に罪について、義について、裁きについて啓示する(ヨハネ16:8)。聖書は人々に知恵を与え、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができる(Uテモテ3:15)。神の言葉は生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、心のいろいろな考えを判別するのである(ヘブル4:12)。心を刺された人々はペテロにどうしたたらよいのか尋ね、ペテロは人々に悔い改め(ギリシャ語メタノエオー:心の一八〇度の方向転換、罪から離れ、神に帰ること)とバプテスマ(洗礼)を勧めた。そして、そうすれば、賜物として聖霊を受けると語った。洗礼には、キリストとともに死に、キリストとともによみがえり、キリストとともに新しい歩みをするという意味がある(ローマ6:4-8)。この日、三千人程の人々がキリストを受け入れ、洗礼を受け、キリストの弟子(教会)に加えられた。当時の世界であるローマ帝国全土から、エルサレムへ巡礼に来ていた離散のユダヤ人たちも救われた。それは、福音の世界大の拡がりの成就となる出来事であった。私たちも聖霊の力を受け、イエス・キリストの福音を聖書全体からまっすぐに説き明かす働き人となり、人々をキリストの救いに導こう。 |
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| 2月29日 |
【喜びと真心をもって教会生活を】 使徒2:42-47 |
一日のうちに、三千人の人々がイエス・キリストを信じ、悔い改めて、洗礼を受け、キリストの弟子に加えられた。初代教会の信者たちは、直ちに地域教会に植えられ、喜びと真心をもって、秩序ある健全な教会を建て上げる生活をした。初代教会から学ぶ、教会の四つの基本的な要素がある。
〔教会の内側を建て上げる働き〕
一.礼拝:彼らは毎日、心を一つにして宮に集まった。神との一致から、教会の一致は始まる。礼拝には、神への恐れ、奉仕、ささげる、祈りと賛美といった内容がある。
二.学び:彼らは使徒たちの教えを堅く守った。使徒たちは、復活のイエスがされたように、キリストの福音を聖書全体から説き明かした。聖書の言葉は、それを神の言葉として受け入れて信じる者のうちに働く。聖書の真理を聖霊の啓示によって学び続け、実践することが大切である。御言葉に伴なう奇蹟は、御言葉を確かなものとする。“自分自身にも、教える事にも、よく気をつけなさい。あくまでそれを続けなさい。そうすれば、自分自身をも、またあなたの教えを聞く人たちをも救うことになります。”Tテモテ4:16
三.交わり(ギリシャ語のコイノーニアには、物を分け合うことという意味がある):彼らは食事をともにし、一切の物を共有にしていた。そこに、聖霊の支配によってもたらされた新しい生き方、金銭や物に執着しない自由な心、天に宝を積む生き方を見ることができる。神の国の交わりは、義と平和と聖霊による喜びであり、互いの霊的成長に役立つことを追い求めるものである。そこには、互いのための愛と祈りと奉仕がある。神の様々な恵みの良き管理者として、それぞれに与えられている賜物を教会のために用いよう。
〔教会の外側を建て上げる働き〕
四.伝道・証し:彼らは毎日、心を一つにして宮に集まった。そして、全ての民に好意をもたれた。礼拝で語られる御言葉は教会の中心軸であり、ダビデの幕屋の回復の賛美も重要である。礼拝は地上に天国をもたらし、伝道にもなる。そして、神に喜ばれ証しとなる社会生活をすることも大切である。教会は内側を建て上げつつ、出て行って福音を宣べ伝え、救われた人々に洗礼を授け、キリストの弟子とする。それは、神から託されいる教会の使命である。
彼らは毎日宮に集まった。教会生活への献身的愛は、キリストへの愛の表われである。そして、エクレシア(呼び出された者たちの集会)には、特別な聖霊の油注ぎと永遠のいのちの祝福が注がれる。
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