「なにもない部屋」

たどりついた
ここに
しっかりと選択を繰り返し
たどりついた
ここ

何も見えない
あれ?
疲れたのかな
目の前が
白く歪んで
何もみえない
何もないように見える

失った亡霊ばかりが見える
結果論を信仰しながら
多くを捨てきれなかったその
我侭ぶりが生んできた亡霊に
精神をレイプされて
永遠の放置を強いられた
いつだって戦うべき敵は自分自身
そう言いながら
負け続けてきた時間

2本目のキリストの血反吐のコルクを抜いて
麻痺した味わいを
飲み干す前には名前を忘れてる
想いもよらない顔が浮かんで
すがった夜

ひとり遊びに果てて
自分に八つ当たりした

ここには何もない

ここにはひとり
ここで暮してゆく