「忘れることなんてできやしない」
忘れることなんてできやしない
あんなに思いを描いたてたのに
気がつきゃ
一番なりたくなかったサラリーマン
自己主張強そうなチェックのスーツを着ること
で
唯一自分を慰めてる
毎朝の電車で気づけば
忘れたはずの人を急に思い出して
絶えた夕方に電話鳴らせば
"現在使われておりません。"
風が泣く
海が笑う
ラッシュに紛れては落ち着く心を
今更誰に伝えるの
名前も知らない人と
抱き合うふりして
宙を舞う