「時代遅れの手紙」
時代遅れの手紙で
雪解けを知らせようか
思い出の中のきみは
歳もとらずに
きれいになるばかりさ
暖炉の中で
薪が音をたてて燃える
遠い記憶の恋のように
凍てつく寒さと戦い
一年を終えるころ
頭を奪われつづけた
都会のごたごたは
ちっぽけだと気づくだろう
いつしか口にできなくなった
愛をかたわらに
こごえぬよう
薪をくべて
つきせぬ欲望を燃やしてしまおうか
僕を喜ばしつづけた
たくさんの愛しいうそより
傷つくような真実を
教えてくれるこの土地で
僕は待ち続けてる
きみを待ち続けてる