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第 6 回 ( 12 / Mar / 2000 ) |
Maria de Buenos Aires (ブエノスアイレスのマリア) |
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ピアソラという作曲家に出会い、従来抱いていたタンゴのイメージが根本から覆り、
どちらも素晴らしい仕上がりで、これはもう両方聴くしかないでしょうね 某掲示板で質問したところ、斎藤氏からお答えをいただきました |
マリア(タンゴという音楽を擬人化したもの) をとおして、 ボーカル (女性) : Maria (マリア) / La Sombra de Maria (マリアの影) ボーカル (男性) : La Voz de un Payador (パジャドールの声) / Porteno Gorrion
con Sueno (夢見る雀のポルテーニョ) 語 り : El Duende (小悪魔)
第1部 : 第1場 アレヴァーレ(合図) マリアを愛する小悪魔がマリアのイメージを呼び起こす。 第2場 マリアのテーマ 第3場 おかしなオルガニートへのゆがんだバラード 小悪魔はマリアの物語を語る。「彼女は女神にして浮浪者 ・・・」
第3場b わたしはマリア (クレーメル盤で追加されている部分) マリアは自分を紹介する。 第4場 少女マリアによるカリエーゴ調のミロンガ 夢見る雀のポルテーニョが、マリアとその出自の物語について語る。
第5場 フーガと神秘 第6場 ワルツによる詩 マリアが堕落した生活をたたえて歌うが、また自分の死が近いことを予感する。 第7場 罪深いトッカータ 小悪魔は、バンドネオンがマリアを誘惑し堕落させ傷つけたとして告発する。 第8場 下水道の古い盗賊たちの場末の懺悔の歌 街の最低辺に落ちぶれたマリア。 第2部 : 第9場 マリアの最初の死による葬儀のコントラミロンガ 小悪魔はマリアの奇妙な埋葬について語る。 第10場 暁のカンタータ 第11場 街路樹と煙突に寄せる手紙 マリアの影は記憶を失い、自分が誰のものかも分からず 第12場 精神分析医たちのアリア マリアの影が精神分析医たちに診察される。しかしマリアの影の記憶を戻せない。 第13部 詩人で酔った小悪魔のロマンサ マリアを失った悲しみに小悪魔は酔いつぶれている。 第14場 アレグロ・タンガービレ 第15場 受胎告知のミロンガ あやつり人形たちがマリアの影を見つけ出す。 第16場 タングス・ディ (神のタンゴ) 小悪魔と「あの日曜日のひとつの声」、静かなブエノスアイレスの日曜日の様子を語る。
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