Titles and Synopsis : T

d'Albert / Music dramma in prologue & 2 acts

1903.11.15 / German Theatre, Prague

Libretto : Rudolf Lothar by Angel Guimeras's "Terra Baixa"

Personage : Sebastiano / Marta / Pedro / Tommaso / Moruccio

プロローグ

羊飼いペードロのもとへ地主のセバスティアーノが愛人のマルタと伴にやって来る。
地主からあの羊飼いがお前の夫だと聞かされ、驚き逃げるマルタ。
水車小屋の番人が死んだので、あの娘と結婚し後釜になれとペードロに言う地主。

第一幕

モルッチョが結婚を膳立てしたトマーゾに、地主は資産家の娘と結婚するために
マルタをペードロに押しつけたと教える。驚くトマーゾ。
低地に下りて来たペードロは囃し立てる村人達と馴染めない。
地主は婚礼支度のマルタに、今夜合図したら忍んで来いと命令する。
やがて新婚の二人が教会から出てくる。頑なマルタに、ペードロは山の中での
狼退治の話を聞かせ、褒美の銀貨を彼女に渡す。なぜ私と結婚を、と問う彼女に
ペードロは愛しているからと情熱的に答える。彼が事情を知らずに結婚した
事を知って愕然とするマルタ。

第二幕

翌日、訪ねて来たトマーゾに彼女は自分の過去を語る。そして今はペードロが
好きと泣きだす。しかし、彼には打ち明けることが出来ない。
村人と現れた地主は、自分の花嫁を待つ間の座興として、マルタに踊りを強要するが、
拒否したマルタは彼に全てを打ち明ける。そこへ、地主の花嫁の父へ
全てを話したと言いに来るトマーゾ。マルタを取り戻そうとする地主にペードロが
飛びかかり、絞め殺す。「俺はヒツジを襲う狼を退治したんだ」と言い、
二度と低地には戻らないとマルタと二人立ち去っていく。

ピアニストとしても有名なダルベール。なんと２２曲もオペラ作ってるそうで。
しかし自分の都合で、結婚しろ、戻ってこいでは殺されて当然か。
純真な男ほど怒ると怖いんですよ。男をもて遊んでる女性の方々ご用心を。

ヤノフスキ / ミュンヘン放送
ヴァイクル(Br) / モル(Bs) / ブリンクマン(Br) / マルトン(S) / ハーケ(S) / フィーニー(S) / コロ(T)
1982.06-07 ～ 1983.02
Acanta ・43 481

マルトン・コロ・ヴァイクルとくれば、不満はないですね。

ザノテッリ / ベルリンso
フェルドホッフ(Br) / サルディ(Bs) / クルコウスキ(Br) / シュトラウス(S) / ムシアル(S)
1963
RCA ・74321 40574 2