My Scribbling Corner : Part7

今回は童話作家 北村正裕氏 のお話がきっかけで、名前だけは知っている
という存在でしかなかった、グリム童話集を初めて読みまして・・いや~これが結構面白い。
ということで、このグリム童話集に載っているお話でオペラ化されてるものを探してみました。
(ただ話の内容が似てるだけの、なんの根拠もない物もありますが。)
ここに上げたオペラ以外にも、まだまだ沢山あると思います。
どなたかご存じの方、ぜひご連絡をお願いします。

 第 7 回 ( 13.Nov.1999 / 15.Aug.2002 )
  ソフト等が存在し視聴可能

 

    グリム童話集について簡単に

       グリム兄弟(ヤコブ&ウィルヘルム)が蒐集したドイツの童話集で、
      Kinder und Hausmarchen (子供と家庭の童話(昔話)) というのが本当の題名。
      1812年に最初に発刊され、以後7回に及ぶ改訂版が出された。

       ところで日本人として初めてグリム兄弟を訪問したのは、
      1862年徳川幕府が派遣した初めての遣欧使節団のメンバーのうち三人の侍たち。
      グリム兄弟は大いに喜び外交使節と聞きフランス語で迎えたが駄目、英語も駄目、
      ところがオランダ語で楽しい会話をすることが出来たそうです。
      メンバーの中には福沢諭吉や寺島宗則(後の外務大臣)もいたそうですが、
      グリム兄弟を訪問した三人とは、誰だったんでしょうね。

 

グリム童話集 44 「名付け親の死神」

    ・ リッチ兄弟(Federico & Luigi, Ricci)共作 「クリスピーノと死神」

        この曲に関しては北村正裕氏の [ ホームページ ] に詳細に記述してありますので、
      そちらをご覧下さい。

    ・ 池辺 晋一郎 「死神」

    ・ カウン(Kaun, Hugo) 「見知らぬ人」 (Der Fremde)

      等がありますが、なにしろ聴いたことがないもので ・・詳細不明です。
      特にカウンのは「Gevatter Tod」 によるものとありますので、たぶんそうじゃないかと(^^;

 

グリム童話集 94 「りこうな百姓娘」

    オルフ(Orff) 「賢い女」

      貧乏な百姓の娘が謎を解くことによって王の注意をひき、その愛をえて王妃におさまるというお話。

 

グリム童話集 175 「月」

    ・ オルフ(Orff) 「月」

      四人の若者がある村から月を盗み、暗黒の自分たちの村へ持って帰る。
      しかし、それぞれが死ぬ時に1/4ずつ墓え持っていき、やがて村は元の暗黒へ。
      今度は地獄で月が一つになり亡者たちがよみがえり ・・

 

グリム童話集 15 「ヘンゼルとグレーテル」

    ・ フンパーディンク(Humperdinck) 「ヘンゼルとグレーテル」

      これはもう説明はいらないですね。
      グリム童話集では、母親が貧乏のあまり子供たちを森の中へ置き去りに ・・
      なんて事になってます。やはり本当は恐い「グリム童話」だったりして。

 

グリム童話集 19 「漁師とその女房」

    ・ シェック(Schoeck) 「漁師と女房」(Vom Fischer und syner Fru)

      善良な漁師がつり上げたヒラメを助けたことを聞いた女房が、
      亭主をそそのかし、助けたかわりに願い事をさせるが ・・

    ・ レオン・ステイン 「漁師の女房」(The Fisherman's Wife)

      この曲も聴いたことがありません。一度聴いてみたいですね。

 

グリム童話集 28 「歌う骸骨」

    ・ 清水 脩 「歌う骸骨」

      これも聴いた事がないもので内容はわかりませんが、たぶん ・・

    ・ マーラー(Mahler) 「嘆きの歌」(Das Klagende Lied)

      これはオペラではありませんが、私が大好きな曲ということで特別に。
      これってオペラとしても上演出来ると思いますが、どこかでやらないかな。
       ( 案外、小沢征爾 / 松本フェスティヴァルでやったりして (^^; )
      まだ聴かれたことがない御方、是非聴いてみて下さい。絶対損はしないと思います。
      ソフトは、オリジナル版で
      ケント・ナガノ / ハレ管弦楽団 [ ERATO / 3984 21664 2 (WPCS64169) ]
      という素晴らしいソフトが出てます。

 

グリム童話集 21 「灰かぶり」

    ・ ダヴィート(Davied) 「灰かぶり姫」(Aschenputtel)

    ・ デーヴィス(Davies) 「シンデレラ」(Cinderella)

    ・ ロッシーニ(Rossini) 「シンデレラあるいは善の勝利」 (La Cenerentola, ossia La bonta in Trionfo)

    ・ マスネー(Massenet) 「シンデレラ」(Cendrillon)

      ご存じ「シンデレラ」ですね。
      ロッシーニとマスネーしか聴いたことがないもので他の二作は詳細不明です。

 

グリム童話集 26 「赤ずきんちゃん」

    ・ キュイ(Cui) 「赤頭巾」(Krasnaya Shapochka)

    ・ ディッタースドルフ(Dittersdorf) 「赤頭巾」(Das Rote Kappchen)

    ・ ボアルデュー(Boieldieu) 「小さな赤頭巾」(Le Petit Chaperon Rouge)

      これもご存じ「赤頭巾」ですが
      これも聴いたことがないもので、内容は全然わかりません。

 

グリム童話集 25 「七羽の鴉」

    ・ ラインベルガー(Rheinberger) 「七羽のからす」(Die Sieben Raben)

      これも聴いたことがないもので内容は全然わかりませんが、
      題名から察するにたぶんそうじゃないかと。

      ある男に七人の男の子がいたが、どうしても女の子がほしくて男の子たちに
      からすになれと呪いをかけてしまう。
      妹が事実を知り、兄たちを探す旅に出て無事救出する という物語ですが、
      これも一度聴いてみたいひとつです。

 

グリム童話集 27 「ブレーメン市の音楽隊」

    ・ モハウプト(Mohaupt) 「ブレーメンの楽士たち」 (Die Bremer Stadtmusikanten)

      これもたぶんそうじゃないかと。なんの根拠もありませんが (^^;

 

グリム童話集 6 「忠義なヨハネス」

    ・ 團 伊玖磨 「聴耳頭巾」

      木下順二の台本による3幕のオペラです。
      どうぶつの会話がわかる、というところが似ているという、ただそれだけの事ですが、
      まあ昔話ということで。

 

[ 参考図書 ]

角川文庫発行 完訳グリム童話1~3 (関啓吾・川端豊彦両氏の訳 H11.6.25/7.25/8.25)
音楽の友社発行 歌劇大辞典 (太田黒元雄著 S52.11.30)

 

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