滞貨金融

滞貨金融とは売れない財貨を維持していくための金融のことで、通常の場合は、製品を販売して資金を回収することにより、企業の活動は維持されていきますが、需要の見込み違いや過剰生産などから、製品に売残りが生じ、資金難に陥ることがあります。この場合に金融機関の融資を受けて滞貨を維持し、需要がつくまで待つ場合があります。それが長引くと、ますます滞貨融資が増加する危険があります。朝鮮戦争後、国際物価の反落、輪出の滅退による滞貨の増大に伴って、滞貨融資が要望され、その後石炭の在庫増大に伴って、貯炭融資が問題となったことがあります。
救済融資は経営困難な企業を救済するために行なわれる融資で、経営難から企業が倒産すれば、その企業と取引関係のある金融機関は、従来の貸付金を回収できないこととなるために、救済融資が行なわれる場合が多く、これによって企業の倒産が救われるときは、貸付金も確保されることとなりますが、救済融資は直接的には金融機関の採算の上にたった融資ではなく、この点において一般の融資とは趣を異にするものがあります。

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