自己金融
自己金融とは企業などが利益の一部を内部に留保し、自ら必要資金をまがなうことです。法人税などを差引いたあとの利益金は、株主配当、重役賞与等として、社外へ払出されて残余は社内に留めておきます。これを社内留保と言います。社内留保は、以前は偶発的損失などに備えるために行なわれたのですが、現在では設備の拡張、運転資金の充実などの目的からも社内留保が行なわれ、このような目的で行なわれる社内留保が自己金融となります。つまり自己金融とは本来の意味における金融ではないのですが設備拡張資金、運転資金などを社債の発行、銀行借入れで調達する場合によって名付けられた名称です。自己金融は、アメリカでもっとも発達し、日本においても最近重要な資金調達の方法となりつつあります。
内部留保とは企業の純利益から税金、配当金、重役賞与など外部に流出する部分を差引いた残りのことで、企業が会社組織の場合には社内留保とも言われます。内部留保は企業の貯蓄で、その企業が法人のときは、法人貯蓄と言われます。内部留保で調達された資金については、利子や配当金の支払いを必要としないために、企業にとって有利な質金です。
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