金為替本位制度

一国通貨の価値を金本位国通貨に結びつけることにより間接的に表示し、自国通貨とその通貨との交換を無制限に認めることによって、その通貨に対する平価を維持し、自国通貨の価値を維持するような制度を金為替本位制度と言います。
金本位制度とは、基礎的通貨単位を法定の品位、量目の金で定めかかる通貨単位の価値と金の価値とを、金貨の自由鋳造と自由鋳潰と金の自由な輸出入によって、常に等価に保つ制度です。全為替本位制度もその一種となります。
管理通貨制度とは通貨の発行量を全準備の束縛より解放して、通貨当局の自由裁量にゆだね、物価水準、為替相場、その他政策目的に照らして、国内通貨の流通量を管理調整させる制度です。金本位制下においても、金準備と通貨流通量との結び付きをゆるめることにより、通貨当局の政策的戎量の余地を許していた場合もありました。しかし管理通貨制度は、金本位制の停止によって、そのなかに含まれていた自由裁量の余地が強化し、表面化され、制度化されるに至ったものでした。金本位制停止に伴って、管理通賃制度は世界的傾向となり、日本においても昭和17年の日本銀行法よりに、管理通貨制度が恒久的に制度化されました。

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