Y成特別寄稿
旅の思い出

やあ、僕は今、江津にいます。
ちなみに、江津と書いて「ごうず」と読みます。
これは試験に出ます。覚えておいてください。
水の国とやらに向かっておりますが、どういうところなのか皆目見当が付きません。
姉妹品に風の国があるそうです。なんなんだそれは。


T内さんのコメント:おしえてあげないよ。


新情報!!
風の国がなんたるかというのが判明いたしました。
然る情報によるとキャンプ場ということです。
温泉もあるそうで、こちらにお越しの際はちょっとひとっぷろというのもいいのではないでしょうか。
惜しむらくは、5月6日現在、水の国といっているにもかかわらず、水が無かった(!)と言う事でしょうか。
まあ、しかしながらいろいろとオブジェも在りまして、チンケ好きなあなたもきっと満足して頂けるものと信じております。
さて、ただいま私は走行中の車の中でしたためておるのですが、ちょっと酔ってまいりましたのでこの辺で。
psところで私はこの文章を誰に書いておるのでしょうか。


T内さんのコメント:総理大臣に。


今日の一言  げろげろするのは、車をおりてから!
あ〜なんかすっぱいものが込み上げてきました。もはやこれまで
…つづく


第2部予告編
アクアスに住み着く魔物
駐車場にたどりつかんとするわれらのもとに待ち受けていたものは…
ようやく辿り着いたわれわれをまず出迎えたものは意味ありげにドアに鍵を付けたままの紺の車(トヨタ製)これは現実か、それとも…
そして館の中でわれわれの見たものは!!
そして白いイルカの正体とは?
こうご期待!!
アカデミー賞総なめの超問題作!!

…今あなたは西日本最大の本当の意味を知る…


T内さんのコメント:アカデミー賞どころか、君は人類をもなめている。


第2部 アクアスに棲む魔物

5月某日私たちは某県の西日本最大の秘密水族館アクアスに向かった。
行く途中、私の相棒、アンダーソン伊藤が正体不明の生物らしきものに襲われるも任務を全うすべく目的地に向かった。
先方もわれわれを歓迎する気が無いらしく、めいいっぱいのSPの車を持ってして行く手を遮ってくる。われわれはそれらに臆する事無くただひたすらに突き進んだ。
ようやく辿り着いたそこには鍵を付けたままの紺の乗用車があった。
それを開け、中を物色しようと試みるシンシア坪内。
ふと、私の脳裏にパンドラの箱、と言う言葉が横切る。
「待て!!それに触れてはいかん!命が惜しければな!!」
我に返るシンシア。
こんなところで無駄にする時間はない。われわれは先を急ぐ事にした。
自動車の方位網を突破したわれらに続けて奴等のエージェントによる人海戦術。
そう、あたかもドラクエ発売当日ならんでいる愚民をほうふつとさせる。
それらもけちらし、進入を開始する。
その中にもあふれんばかりのSP SP SP!その中でわれらの見たものは!?
…以下、次号。こうご期待


第3部

ドクトル酒井がいない!!まさか…いかん、ドクトルの命が危ない!!
われらは狼狽した。「ドクトル、ドクトルゥ〜!!」
ドクトルはそこにいた。「何だ、心配させやがって!!」
責められるドクトル。「だって、だって…」
涙目になるドクトル酒井。こうなるともう誰も何も言えない。
われわれは気を逸らすべく任務に就いた。
生物実験用の水槽の中には…「おや、これは?」
それは紛れも無くキスゴだ。昨日我が家の食卓に並んだのだ、間違いない。
よくよく見てみるとメバル,アイナメ、ミズクラゲ、なんか、どいつもこいつもそこら辺で見る事ができる生き物ばかりではないか。これではそこらのイケス付きのすし屋と変わらないではないか。そんなばかな、こんな遠路はるばる来てこんなはずはない!!
われわれは別の意味で狼狽した。
その時、ジェームズ三浦が、「実は昨日、死ぬほどタイ食ってなんか見るのもいや。」
と発言。何か、うちとは違いすぎるな。と思った私たちは、ジェームズを蜂の巣に、
それをSPのせいにする事に。SPもたまには役に立つ。
そんな事はさて置き、われわれは他の謎を追求すべく、奥地に足を進める。
そう、ここには世紀の珍獣と名高いのかもしれない、白いイルカがいるらしいのだ。
SPやエージェントの追撃を振り切り、最奥地に足を踏み入れると、そいつは、いた。
大きな水槽の、ほんの片隅に。な、なんなんだ、これは。想わずそうつぶやかずにはいられなかった。いったい、この程度のものをあれほどのものをもって隠す必要があったのか?
否!!この程度のものだから隠していたのだ!
そう、パンドラの箱は紺の車ではなく、この建物そのものだったのだ。
紺の車にはそんなわれわれを嘲笑うかのようにまだ鍵が付いたままだった。

BAD END