若年寄日記

がんばれ、YAMA-SHOWS !!
 やはり、残念ながら、どっからどう見てもただの素人であった。しかも、相当イタい部類に入るのではないだろうか。だが、私はあきらめなかった。もしかしたらすごくいい曲を持っていて、出し惜しみしているのかもしれない。そう思って、清水の舞台から飛び降りる気持ちでCDを購入してみた。しかし、宿に帰って聴いてみても、やはりどうしようもない曲ばかりだった。
 が、何度か聴いているうちに、不思議なことになぜか耳になじんでくるような気がしてきたのである。「りんごとり〜 りんごとり〜」「献血したぜ〜」歌詞はなんのへんてつもないものばかりである。曲にも何の技巧も含まれていない。でも、宇多田ひかるにはない、そして今の日本のアーティストには欠けている何かがあるような気がするのだ。彼らの歌には一片のうそも含まれていない。ありのままである。このあたりが人を惹きつけるのではなかろうか。私は思った。彼らは今流行の「癒し系」ではなく、「情けな系」ではないかと。なぜか放っておけない、母性本能をくすぐるようなものがあるのではないかと。彼らはこの4月からラジオ番組を担当しているらしい。しかも1時間もである。あの劣悪なMCが1時間も展開されるのかと思うと、他人事とはいえ、気が気でない。ラジオでもやはりはじめの10分くらいで「自滅」して、リスナーからのはげましのFAXが届くそうである。彼らが今後どれくらい活躍するのか、わからない。東京に出てきてメジャーになるなどということは、日本がワールドカップで優勝するようりはるかに可能性が少ないように思われる。しかし、私は応援していきたい。彼らのピュアで無垢な歌を。そして、ど素人顔負けのダサさを。がんばれ、YAMA-SHOWS !!
2002年05月04日



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