corkboard 五反田団『ながく吐息』

五反田団『ながく吐息』@こまばアゴラ劇場

2004/04/03 (SAT)

久々に出てきた東京でかなりのヒマ時間があったので、「当たればラッキー」ぐらいに考えて観てみた。ちなみに他の選択肢は阿佐ヶ谷スパイダース『はたらくおとこ』と東京タンバリン。1500円だしー、と気軽に選択したら実際にかなりツボだったので本当にラッキーでした。思うに、「愛すべきダメ男」に弱いんだろうな私。「立小便始めたらなんか延々とまんなくて情けないんだけど本気でたいへん」ってゆう相当なダメダメシチュエーション(←ほめてる)以外は本気でリアルにしょうもないんだけど、これがかなりいいかんじ。芯になる設定が絶対ありえないからこそ、会話のリアル度が上がってる気がした。少なくとも私は。上演される物語に常に意味を求めたがる人には向かないかもしれないけど、「しょうもなさをわざわざリアルに表現する」のを観て楽しめる人には絶対いいと思った。

物語の大半で立小便が続くんだけど、ちゃんと壁を向いてするから「みたくもないものがまるだし」にはなりません。安心。だけどどういう仕組みか分からないけどちゃんと「小便」が放出されつづけてるから無意味に臨場感たっぷり。どんどんべちゃべちゃになっていく床。最初壁になんか仕込んでるんかなと思ったけど違うし。腹に水袋仕込んでる風でもなかったし。ちゃんと小便ぽい分量ずつ、放物線を描いて放出されてるし。あと、当然だけど本物の小便でもないみたいだし。あれはどうなってたんだろう。アンケート用紙の感想欄が1行ぐらいしかなかったから、思わず「どういう仕組みなんだろうと思いました」とだけ書いてきちゃったよ。でも、もしこれが「小便」放出しないで演技でカバーとかだったらちょっと興ざめだったかも。役者の演技力がどうこうじゃなくて、仕掛けの使い方も演出の一つなんだなあと改めて感じました。

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