corkboard 鋼鉄村松『ロケットマン』

鋼鉄村松『ロケットマン』@高田馬場アートボックスホール

出演者:ボス村松、村松かずお・たいすけ、中桐悟、縣裕恒、坂口貴英、御薬袋公哉(アルマジロ遊戯団)、メスムラマツ、メスムラマツ169、高久直子

チケット入手方法:人づてに劇団員の誰かのノルマなチケットを購入

2003/02/07 (FRI) で、終演後はプチ同窓会だったんですけどね

えっと、googleで「鋼鉄村松」を検索するとこのサイトが3番目に出てきてしまうらしい事実や、一度出演したこともある上に今回の照明オペをしてくれませんかというメールが来たくらいミウチな劇団であるという事実の前ではめったなこと書けないんじゃないかと思ってロボット避けのmetaタグ入れたほうがいいかなあとかびくびくしてるんですが。とりあえずロボット避けは入れませんので鋼鉄の皆さん、なんか失礼なこと書いてたらメールで怒って下さい。そののちに心の中にしまってください。

今回の芝居は1997年の再演ものであるらしいです。しかも数ある過去の作品の中でも名作に数えられる作品だという。でも1997年にはジョシコーセー!17歳!などという人生の春を謳歌する身分であった私にとっては「鋼鉄村松初めての再演」だろうとなんだろうとはじめて観る話であることには変わりないのでした。そもそも作者の日高さんバブルムラマツ氏が初演の台本無くしてて記憶に頼って書き直したというしー(掲示板情報)。でも当然面白いんだろうな、と期待して観にいくのでした。

なんて書き出しだと「なのにつまんなかった、ぷん」みたいな文章が続きがちなんですが、普通に面白かったですよ。でも、いつもと面白さのパターンが違うというか。よくよく考えればストーリーはやっぱりいつものパターン(たとえて言うなら古き佳き少年ジャンプ?)なんだけど、いつもならどっかんどっかん笑いを取ってくるところで今回はクスリとかニヤリとか笑わせる、みたいな。そういう意味ではだいぶめんくらいました。

タイトルどおり宇宙飛行士の話。23世紀から24世紀が舞台。宇宙軍の計画で「光速でロケットを飛ばそう!」というのが目的のプロメテウス計画、というのがあって、主人公カーフはこの52次にわたる計画の中で8回搭乗した英雄。ちなみに彼はストライクゾーンが10歳から14歳までのロリコンですが、このことは話に何の関係もないし、ものすごく関係があります(わけわかんない書き方ですがこう表現するしかない)。で、ストーリーはこの宇宙飛行士カーフのバイオグラフィー。2時間延々と。光速近く出して飛ぶロケットにたびたび乗ってるもんだから、時間がゆがんで275年も生きてるのでそれはそれで一大ストーリーです。カーフがロケットで空を飛んでる間にロリだった奥さんはどんどん歳を取るし、しまいには息子と一緒に飛行機事故で死んじゃうし、宇宙飛行士に選ばれた時のライバル(あごがシャクレだから、というすさまじく無茶な理由で落とされてる)がいつのまにか宇宙提督になって独裁してるし、知らん間に生まれてた孫が宇宙飛行士になってて一緒に搭乗することになるしと、地上はものすごく変化してるんだけど、カーフはそれらの地上のことにだんだん興味を失っていく。私の解釈ではそんな話。

何かお題目があるわけじゃないんだけど、それでもカーフの心境の変化がこっちに伝わってきて(陳腐な表現だ!)なんだかしんみりしてしまった。池森さんボス村松氏は大ウケとりたかったらしいんですが大ウケできる雰囲気じゃなかったんですよ、話が。なのでウケなかったことをあまり落ち込まないでくださいー。

私が観にいった金曜の回はお客さんがぎゅうぎゅうで「わ、すごい動員」と思ったんですが、どうやらぎゅうぎゅうだったのはこの回とあと土曜夜だけだったそうです。次こそ300人超えますように。私は行けるかどうかわからないのですが(もちろん、行けるもんなら行きたい)

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