corkboard PLAYMATE『隣りのベッド』

PLAYMATE presents02『隣りのベッド』@シアターVアカサカ

出演者:原田修一、楠見薫、小林愛、近江谷太朗

2002/10/07 (MON) チケットが余ってるなんて勿体ない

第一声で絶賛するのもアレですが、
ひさかたぶりにジャストビンゴでツボな芝居。笑った笑った。
次回公演が来年12月(鬼が笑うぞ)なのがじれったい。
劇場を出てからもコーフンで心臓バクバク。
文章をうまくまとめるために一晩寝てから書いてみるくらい。

この芝居を観に行ったのは原田さんを追っかけてなんで、
もちろん原田さんを一番注目して、
「原田さんがあんな早口で次から次にまくし立てるの初めて観た」とか
「ていうか原田さんパワーアップしてる」とか
「ああ、やっぱりてっ(後述)」とかばっちりミーハーしてたんですが、
他の役者さんももれなく素敵でした。
特に近江谷さんだ。
正直今まで「近江谷さんのファンなので」という発言に触れるたび、
心の中で「えー、キャラメルの役者じゃん……」とかなんとか、
要するに「なにがいいんだろう」と思ってたことを撤回。
(最近はまっているのはスーパー「オオゼキ」らしいけど、
 それはやっぱりポイントカードがあって安いからなんだろうか)

何が特にジャストビンゴだったかって、会話シーンの自然さなんだろな。
よく考えたら「いや、普通会話中にそんな喩えは使わんだろ」なセリフも、
すごく自然に処理してる。
「思い入れ!」って感じじゃなくて。

実際、4人の人間関係はなんか有り得ない。
隣同士のワンルームマンションに住む夫婦と、
そこに転がり込んでくる妻の妹、
追っかけてくる「ストーカー」。
妹と「ストーカー」に振り回される夫婦。
大喧嘩して、でもお互いを分かり合ってハッピーエンド。
「雨降って地固まる」って結婚式のスピーチじゃないんだから。
冷静になってみれば深みのあるストーリーってわけでもない。
でもさ、何かもったいぶったテーマがあればいいってわけでもないしね。
シンプルって美しい。

そもそも本編が始まる前から私のツボはぐりぐり押されっぱなしだった。
劇場の雰囲気は落ち着いておしゃれだし、
(外国の芝居のポスターとか貼ってあったり)
客入れは好きな曲が次々流れるし。
んで最初(?)の夫婦のモーニングコールの会話が最高なのだ。
この会話の主目的は「携帯電話の電源を切れ」なんだけど。

ちょっと脱線するけど、
「携帯電話の電源を切れ」っていろんな伝え方があるんだなあと思った。
ナイロンではオープニングムービーで上演中に携帯電話を使った奴に死刑を下してたし、
キャラメルではテーマソングまで作ってチェックタイムを設けてる。
各劇団の個性の魅せ所なんだな。
下手なところがマネすると客席引くだけなんだろうけど。

ところで今回私の席はA列1番。
チケットを引き換えた時 からその席の微妙さに戦々恐々としてた。
実際、この席はかなり微妙。
できれば真ん中あたりで観たかった気もする。
でも、この席にいたおかげで、
「原田さんのてっぺんがやっぱり……」を生で確認しちゃいました。
あー、ごめんなさい。

で、この芝居かなり必見だと思うんだけど、
今のところチケットが相当余ってるらしい。
平日分も、大阪分も。
私が東京在住ならもう一度観に行くのに。
もう「今年のえんぶチャートで2位に書いちゃうもんね」な勢いで絶賛。
(ちなみに1位は当然『今日までどうもありがとう』。)
来年春にシアターテレビジョンで放映予定だけど、
是非生で観ていただきたい。

ってこんなところで書いてもしかたないよな。


2002/10/10 追記

原田さんのセリフに、
「高校生の頃防空壕を掘ったことあるんだぞ」(マジネタ)やら、
「(いきなり歌いだす)♪じんせいはひとつ〜
 ……大学時代に歌の好きな先輩がいてさ」やら、
100%ファンサービスなセリフがちりばめられてたけど、
他の役者さんにもそんなセリフがあったんだろうか。

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