corkboard 『ワーニャおじさん』

シリーズ/チェーホフ・魂の仕事vol.4『ワーニャおじさん』@新国立劇場小劇場

出演者:角野卓三、片平なぎさ、中村育二、小川江利子、東恵美子、内田稔、中村たつ、岸槌隆至、鈴木瑞穂

2002/05/09 (THU) たとえ文化圏が違おうとも食わず嫌いは良くない。

まさか自分が足を運ぶとは思わなかったよ。新国立劇場。
DMが届いた(当然J.CLIP経由で)だけでも吃驚だったのに。
そのDMの中にあった育二さんからのメッセージの最後が、
「観に来ないで 嗚呼」だったことは特筆事項。

さて学生らしくバルコニー席のチケットを買って、
分不相応な立派な劇場に向かったわけであります。
初台で間違ってオペラシティ側の出口から出てしまって、しばし迷子ったけど。
(久しぶりにスーツ姿以外での上京。開放感ばっちり。)
劇場入り口でいきなりごそっとビラの束をもらってしまったことに衝撃。
(↑モギリのところじゃなくて。モギリのときにも新たにもらったし。)
普段はビラが大好きで見ない芝居のでも決して捨てられない私だけど、
オペラとかミュージカルのビラはさすがにどうしようと思った。
デザインが好みならまだしも、情報過多でごちゃごちゃで好みでないんだな。
やっぱりあれか。文化圏が違うのか。

文化圏といえば、「評論家」ぽい人をたくさん見かけたのにも面食らった。
(初日だったしね……)
幕間の休憩でコーヒースタンドに並びながら大声で批評する人。
帰りの京王新線で「結局日本の俳優は」とか演説してる人。
どーせ自腹じゃないくせに。ぷぅぅだ。
そんな反面、
きっと育二さんもしくはキャラメルの小川さん目当ての制服女子高生もいたり。
この状況、カオスだカオス。

そろそろ芝居そのものの話をするか。
既に Yahoo!のカクスコトピにも書いたんだけど。

舞台装置がきれい。
ごてごてつくりこみすぎ、を予想してたけどさっぱりシンプルでいい感じ。
始まってすぐアーストロフ育二さん登場。
舞台上のギター、弾いてくれないかなあと思ったのはきっと私だけじゃないはずだ。
実際にギターを弾くのはテレーギンの役目なんだけども。
(さらに言えば舞台上のはレプリカで、舞台下で生演奏してる人が他にいる)
はっきり言って育二さんばっかり見てました。
だってかっこいいから。
途中でソーニャがアーストロフの魅力を語るところで声をほめてたけど、
「そう、そのとおり〜」と激しく同意。
(もちろんそれはチェーホフが書いたセリフなんだけど)

さらにあれですよ。
第3幕のエレーナとのラブシーン。
どきどき。
「やっぱり本当にキスしてたんですかー?」
って中学生の感想かよ。

育二さんばっかり見つつ、今回発見したこと。
チェーホフって読んだこともないくせに「きっと難しいんだー」と思い込んでたけど、
実はすごくおもしろいっていうこと。
後日、今回の脚本にもなった 岩波文庫を買ったくらい。
食わず嫌いは良くない。

でもアンケートがないってのが私的には落ち着かない。
芝居を観終わったらごちゃごちゃアンケートを書く、
っていうのがすでに習慣となってるし。
やっぱりあれですか。文化圏の違いですか。

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