ふ〜みんの森便り 第23号

爽やかな5,6月。
ちょっぴり梅雨めいていた7月。
 いつまでたっても暑かった8月。
ぉお〜っとびっくり!  台風がやってきた9月。
そしてすっかり秋めいた10月と、今年の北海道はなんか本州のよう・・・。
色づかずに枯れていく山葡萄の葉にちぃと心が痛む。。。
そんな感傷に浸る乙女・・ぃぇ。おかみであります。




我らかしまし3人姉妹


この7月に九州から姉が里帰り。
昨年から恒例となりつつある、
3人姉妹での「1日札幌豪遊?の旅」を決行。
昨年はものまねパブでヒートアップしたので
今年は更なるヒートアップを狙い
友人のイチ押しのニューハーフさんのお店に行きました。
ぃんやぁ綺麗・ビューティフル・ブラボー!でしたね。
まるでマネキンみたいにキレイな肌でため息もん。はぁ〜(-。-;)
話題も豊富で飽きさせないし、なんかいろいろ学ぶこと多しでした。
「好きな人の為には努力は惜しまないわ。」と日頃の暮らしぶりも聞き
ぅ〜ん(^◇^;)。私は女の上にあぐらかいてるかも。。と我が身を反省。
とにもかくにもいっぱい刺激をいただきました。
「オススメの美容法は?」と聞くと
「ぅふっ。とろろ昆布よぉ〜。ミネラルたっぷりだし
美容にいいもの一杯入ってんの。私は何にでもとろろコ・ン・ブ♪」
ぬぁ〜るほど・・・・。
それからしばし我が家では食卓にとろろ昆布があがってたのは言うまでもありません。

さてさて、ここで我が3人姉妹の話をチラッと。
私は3人姉妹の末っ子で、長女とは7才、次女とは5才も年の差があり
ちっちゃい頃は
チィ〜ビチビチビ♪とペットのように呼ばれておりました。
それが、いつのまにか
ちぃちゃんと短縮され
結局身内の中では文江という呼び名はとんと使われず、
40過ぎても未だにちぃちゃん。
そんなちぃちゃんは、むかしはとってもチョロ助で姉妹一のお調子もんでありました。

我が家は冬になると5kg入りの木のみかん箱1つずつが
1人1人のおやつに与えられました。
貴重なおやつです。姉たちは自分のみかんを少しずつ少しずぅ〜つと
それはそれは大事に食べておりました。
なのに、チビの私はあっという間に箱をカラにし
しかも姉たちが学校に行ってる合間に姉たちの箱にまで手をつけていったそうな・・・・。
いつの間にか、みかんが減っていることに気付いた姉たちは大激怒!
しらばっくれる技量もなく、おまけにみかんの食べ過ぎで
手のひらがまっ黄っ黄なのが何よりの証拠。
犯行は大バレで父から大目玉をくらった訳でありまして・・
しっかりヤキが入りました。
とにかくいつもちょこまかしてて、鏡台やガラス窓にぶつかって割ってしまうのは日常茶飯事。
ついには家中の鏡を割ってしまったんだと聞いております。(^◇^;)
しょっちゅう叱られて物置、押入は恐怖の思い出のお仕置き部屋でありました。

さて、1番上の姉はしっかりものでめちゃんこ器用。
祖母の入院などで忙しい母をしっかりサポートしておりました。
私などはこの姉におやつを作ってもらい、髪を切ってもらい、服を縫ってもらいと
いろいろと手をかけてもらったので忠誠を誓っておりましたねぇ。。。
2番目の姉とはよくケンカをしました。っていうよりは今考えてみれば
私はちっちゃいわりに生意気な口を利いて姉の怒りのツボを刺激していたような。。。
でもって、3人寄ればかしましい・・で、いつも賑やかな家庭でありました。

しかし、しかし私が中学生の時には、家にはもはや姉たちの姿はなく
高校生になった時には、2人とも札幌と九州に嫁いでしまい
7才と5才の年の差に淋しい思いを感じたものです。(;_;)

さぁてさて、その後はそれぞれの人生が忙しく
3人揃ってゆっくり語らい合ったり、出歩くことなどほとんどなく
ぁ〜っという間にゥン十年。
それが、昨年九州の姉が里帰りをしたときに
3人姉妹で札幌豪遊?したのが壺にはまって
今年もと相成った訳でありました。
むかし一番面倒をかけた末っ子のちぃちゃんは幹事となって
姉たちを喜ばすには。。。と次なる行程も思案中。
ここはイチ押し!という愉しめるお店がありましたら教えてくださいまし。

ただし、かしましくてもOKなところを・・。



古着に目覚めた息子たち

夫と私が20代になってまもない頃。
夫の意向でデートといえば古着屋めぐり。
ゥン万円の値段がついているボッロボロのジーンズに眼を輝かせている夫に
ふぅ〜ん。と感動を感じぬ単なるお付き合いの私でありました。
されど、いつのまにか私もすっかり影響され
気がつけばお宝もんの古着が何着か・・・・。
「いつか子ども達が産まれて、その子が大きくなって、この古着を着てくれたら嬉しいね」
なぁんて2人で話していたものです。

さぁて。月日は流れに流れて早20年。
息子達も高校生と中学生に。
いつの間にやら、しゃれっ気が出てきて
薪割りのバイト代が洋服代になっている。
好きな古着屋ができて、すっかり古着に凝りだしたのでありまして。。。
それまで、全く興味のなかった父と母の古着に関心を持ち出し
ごそごそとタンスからお宝発見〜!とばかり取り出して喜んでいるのを見ると
ぁあ〜こんな日を待ってたんだなぁ〜と嬉しくなってる父と母であります。

いずれまだ見ぬ孫まで届くかなと
ちっちゃな期待が芽生えた今日この頃。。。




母第3子出産?!〜母の身体・大事件なり〜

どこから見ても、誰から見ても健康の塊の母でありました。
そんな母の身体に異変が・・・・。
この春あたりから、なぁんとなく下っ腹がでてきたような感覚が。。。
快食・快眠・快便と何も身体の不調を感じておらず
ぁあ〜そういえばここんとこ忙しくって
運動不足だったしなぁ〜と中年太りと自己診断。
その後はウォーキングや腹筋運動に精を出しておりました。
と・ところが、気になっていた下っ腹は依然へこむ様子はなく
じわっじわと出てくるようで、さすがにぅ〜ん。何だろ・・と気になりだし
とうとう7月の下旬に婦人科を受診したのであります。

驚いたことにお腹の中には
10×20cmの第3子?いやいや右の卵巣が立派に育っておりました。
本来卵巣は親指大の大きさなのに・・・・。
ここまで大きくなったら手術で取るしかないですねと言われ
おまけにエコー上卵巣の中にちょっと気になる影があるとも言われ
意外な事の展開にちょいと気持ちが動揺した母でした。
その後、検査や診察などで1週間おきに病院通い。
途中、検査の結果で悪性の可能性もなきにしもあらず・・とのことで
悪性でも対処のできる病院へと勧められ、紹介状持って転院。
この頃になると、いろんな事が頭を駆けめぐりましたね。
もしかして長い入院になるかも。。と。
でも、まだはっきりしてないことに心配してもきりないし
心配することは、身体にとってはストレスだよね・・と思うと
「ま・どうにかなるだろー」と気分一新。
自分の身体の中で何が起こってるかわからないけど
やれることは免疫アップ大作戦!と
日々の暮らしの中でやれることに着手いたしました。
友人から勧められた「奇跡のハーブティー」なるもののお茶を飲み
キチンキトサン・梅丹エキスも飲み始め
早寝・早起きを心がけ、栄養バランスも考えて・・・と。
するとどうざんしょ!8月の中旬には10×10cmまで
小さくなっておりました。(*^^)vぅ〜ん。
このままいくと、もしかしてなおっちゃぅ?なんて
ほのかに奇跡を期待していたのも束の間
8月の末、突然の発熱と陣痛様の痛みそしてお腹の張りが出現。
急きょ、病院受診し入院と相成ったのでありました。

血液検査の結果、貧血と炎症反応が進んでて
もしかしてお腹の中で出血が起きている可能性もあるとのことで
入院翌日の午後に急きょ緊急手術となりました。

手術前の忙しかったこと忙しかったこと。。。
あれよあれよと事がテープの早送りのように進み
看護師さんも総出で私にかかってくれてたような・・。
心の準備する暇なんて当然なく
全身麻酔の同意書・輸血の同意書・なんだかの同意書・・と次々とサインをし
ひたすら前見て走ってた感覚でしたね。
おかげで手術決定から2時間もしないうちに手術台に横になっておりました。
麻酔もマスクをしたかと思うと、次の瞬間「中川さぁん」と声かけられ
ぁあ〜これから麻酔かかっていくのかなぁ。。とうすらぼんやりと思ったら
なんと「手術終わりましたよぉ」と。
「・・・・・へっ?(・o・)」もうろうとした意識の中での驚きは
今でもはっきり覚えてるのだわぁ。。。
麻酔ってホントにすんごぃ!
ぃんやぁ〜すんごぃすんごい!!

さて、その手術の結果でありますが、
まず創は、おへその下10cm切っても足りなくて
結局おへその横もカットが必要となり
できた創はおへそと共に?マークの模様。
これには笑っちゃいました。(^○^)

そしてなんと!取り出した
ブツは球体で約3kもあり
ひきがえるのように潰れたものがくっついていた・・・。
?????これは何ぞ・・・・。
・・・・このひきがえるみたいなのは、ぬぁぬぁんと卵巣!!・・とするとこれは・・・?
構造から考えると卵管の可能性が高いけれど
卵管がこんなに大きくなる?????
とまさしく傷のマークのように謎めいてたそうな。。。
ただ、悪性の物ではなかったことと
出血もなんと50ccで済み(ヤクルト1本より少ない!)、
周りの臓器への癒着もなかったということで
予想を大きく覆し、手術はいとも簡単に終わったのだそう。
皆、ホッと胸をなで下ろしたのでありました。

見舞いに来てくれた友人達と
取り出したブツを謎の物体Xと名付け
もしかして地球上の物体でないかも・・と、おかみ=宇宙人説も浮上。
結果が判明するまでしばしドキドキでありました。
結果はやっぱり卵管で、卵管に大きなコブができたような状況。
他に炎症症状はなく、このコブだけが炎症を起こしていたそうな・・・。
非常に珍しいケースらしい。。。原因も不明。

ま・とにかくめでたしめでたし・・・といきたいとこだけど
そうは簡単に問屋は卸さない!!

開腹手術は腸や膀胱もいじちゃうので術後の影響は大きく
しかも私の場合、緊急手術のため術前の腸への貯金も多く
まして急激に再肥大した卵管のコブに圧迫されていた膀胱や腸が
ようやっとのびのびできる場所を確保できたのはいいけれど
突然の開放にとまどっちゃった(らしい・・)というおまけもつき
腸の動きがとてもアンバランスとなり、
お腹の張り、痛み、腰痛に涙いたしました。(T_T)
しばらくは2種類の下剤を毎食後飲みトイレ通いが仕事。
お腹を切るってこんなに苦しいものなのかと実感した次第ですハイ(;。;)

この入院の裏話は山ほどありまして・・・
その1部をちょぃとご紹介

 私の病気はこぶとり爺さんのこぶ?

友人が他の友人に私の病気を説明するにあたって
昔話のこぶとり爺さんを使っているそうな。。。
これがまたわかりやすいんだと・・。

こぶとり爺さんのこぶが、もし首の内側にできて
それが大きくなったら苦しくてたぁ〜ぃへん!
だけどコブは首の外側にできたので、ただ重いだけで
痛くもなんともなかったんだにぃ〜。
ようするに文江ちゃんの病気は
卵管の外側にこぶとり爺さんのようにコブができ、
それが大きくなったんだとぉ〜。

ぅう〜ん。なるほどぉ。。確かにわかりやすいかも(^_^;)。



これは床ズレ?事件

今日病院では、床ずれをつくってしまうと始末書もんだそうで
手術の翌日、担当の看護師さんは早速確認に。
「中川さぁん。ちょっとお尻診せてねぇ〜」
どうぞどうぞと診てもらったら
「な・なかがわさん・・お尻にアザが・・ぃ・痛くなぃ・・・?」
「・・・・?ぁ〜あ!それっ?そのアザは2ヶ月前に
サウナで1人になった時、思わず腹筋しちゃって。。(^◇^;)
気がついたら後でアザになってて・・」

その後、看護師さんが交代するたんび
お尻のチェックがありました。(3度ほど・・・)
床ずれかどうかの確認のためと思うけど
きっと話題になってたのねん(__;)。


さて、病院での暮らしは身体的にはしんどかったけど
密度の濃い看護はありがたかったです。
なぁ〜んちゃって看護師の私の患者としての入院・手術初体験は
いろんな意味で学ぶこと多しでありました。

患者同士も仲良くなって1日があっという間に過ぎゆきましたね。
みな病気にしっかりと向き合っていて
「癌もしっかり治療したら治るんだから」という言葉は
どんな医療関係者よりも重みがありました。
退院の時は別れるのが辛かったなぁ。。。
退院してしばらくは、今頃みんなご飯食べてるな。。
そろそろ寝る準備かな。。なんて考えておりました。
入院で出会った縁は、この先もずっと続いていくよな・・
そんな予感がいたします。




 痛みを知って今思うこと

健康が当たり前でいるときは
健康のありがたさに鈍感でしたね。
不眠で悩んだことなどなかったのに
あちこちが痛くて苦しくてぐっすり眠れなかった2週間の辛かったこと。
今ではぐっすり眠れるありがたさが身に染みます。
そして健康を害するということは
自分一人のことには終わらず
多くの人たちに心配を掛けて、多大な負担もかけてしまうのだということ。
身につまされましたね。
ホントに一人で生きてる訳ではないのだゾ!
みんなの中で生きている自分の身体。
もっと自分自身で大切にしていかなくては。。。
これからは健康を過信せず
健康なる暮らしを心がけていこうと
肝に銘じた母であります。



最後の里の秋コンサート

今年10回目となる里の秋コンサートも
今年で終止符となります。
美流渡に生の音楽をと
地元PTAを中心に有志が集まり活動してきました。
そして今まで多くの方々に出演してもらい
多くの感動をいただきました。
最後になる今年は、会場になる美流渡中学校を満席にして
10年のフィナーレを飾りたいねと実行委員は活動中!

出演者はドゥ・マルシェ
バイオリンの牧 千恵子(横浜在住)
アコーディオンの渡辺 美和子(埼玉在住)
美流渡大好きな2人の音楽家のセッションです。
日本はもとより海外にも演奏活動を行っていて
その円熟味のある魅せる演奏は
いつも聴く人のハートを熱くしてくれます。

ドゥ・マルシェは6月に万字の孝禅寺でコンサートをしました。
明治時代に建てられた木造の重厚なる本堂での演奏は
何とも音色が柔らかく響き
80名を超える観客と共に
時の過ぎるのを忘れ、酔いしれたのが記憶に新しく。。

当日は、懐かしのシャンソンメドレー
イタリアンメドレー
日本古謡などなど演奏予定。

そしてもう1組の出演は
バリトン独唱の高橋 司先生。
10年前に美流渡小学校在職時
音楽の素晴らしさを拡げてくれ、数々の思い出を作ってくれました。
今回はその思い出の1曲でもある
小学校合唱コンクールで賞をもらった「翼をください」
そして「からまつ」
「ちいさい秋みつけた」の独唱です。

伴奏は瀬戸 裕子先生。
(うわぁ懐かしい。。。実は長男翔太の担任ですんごくお世話になったので・・・。)


とにかく満載の内容です。
この秋おかみからのイチ押し!

皆さんお揃いで是非是非お越しください。




おかみプロデュース〜10月24日のこんな1日いかが?〜

9:30〜  ミルトコッペで焼きたてのパンを買う
天気が良かったら外で

 天気が悪かったら車内で
パンで朝食♪

               10:00又は11:00〜  美流渡アートパークを散策(窯元、ガラス工房、木工房、美術館)           森林浴しながら運動もできちゃぅ♪

                12:00〜  毛陽交流センターへ(地元新鮮野菜・果物をショッピング)

13:00〜  お腹が空いた!美流渡「1番」へ  
            (ラーメン・カレーいろいろあり。ぅんまぃ!)

 13:30〜  さぁコンサート♪美流渡中へ    
 
   16:00〜  コンサート後はメープルロッジで温泉入り
  レストランで夕食を!

中身濃いですよぉ〜!!




おかみでもできる簡単クッキングコーナー

子ども達は言います。
「母さんの料理って、美味しいときは美味しいんだけどさぁ〜
ハズす時はおもいっきしハズすよねぇ」
図星なだけに反論もできず、今に見てろ〜≪≪≪と
図書館通いもいたしました。
つぃつぃ借りてきてしまうのが
「サルでもできる料理」シリーズ
これには我が家の男3人組は、声を揃えてバカにしましたね。
「母さぁん。サルでもできる料理オレ達に食わすのぉ〜!」と。
ふんっ。あなた達にはわからないでしょ。
母さんは、この本から如何にして手早く美味しく作るかっていうコツを
ゲットしようと思っているのヨ!

そんなこんなで料理のウデが上がったかどうかは
依然不明ではありますが、あちこちで入手したコツで
自分なりには、ぅ〜ん。うまくなったんじゃなぁ〜ぃ!と思うことが
少しずつ貯まってまいりました。
黙ってられないのが私の性分。
おかみが試してグッドだったことを
ちぃ〜とご紹介!

弁当の強〜い味方の冷凍のフライ物は、こうして揚げる!

これは某番組からゲット。
冷凍フライ物は油が冷たいうちから投入。
それから火をつけ衣がカラッとしたら出来上がり
中までしっかり火が通り、見た目も実にビューティフル!
私も最初、半信半疑だったけど
今はこの方法で失敗知らず(*^^)v

スパゲッティは1分茹でて、火を止めて6,7分置くとアルデンテ

これも某番組。
朝、ガス台を占領される時間が
ぐっと短縮するし、湯の噴きこぼれる心配もなくグッドです。
皆さまお試しあれ。。。