bP1 2000.6.20発刊 めぐる〜め〜ぐる〜よ。時代〜は めぐる〜♪と爽やかな季節が今年もやってまいりました。 美流渡の森の若葉の成長は、中学生になった翔太の身長と共に日ににグングンと目に見える育ちを展開≪≪≪ そんな姿を見ていると、う〜ん私もじっとしてはいられない!!と冬の間にすっかり重くなってしまったお尻をひょいとあげ、なんやかやと行動開始!! 今回はそんな私の啓蟄話も盛り込んで、いろんな話題てんこ盛り〜。 ◇早起きは三文のとく・得?・徳?◇ ある日、道新の生活欄のコラムに【早起きは三文のとく】の「とく」は「得」か「徳」か? とあって、 思わずなぁに何?ふむふむふぅ〜んと引き込まれた私(¨) ほんにんはず〜っと「得」だと思っていたら友人に得意げに「徳」だと言われ悔しかったのだそう・・・・・ふ〜ん。 私も「得」だと思っていたけれど、そぉかぁ〜「徳」だとすると意味は深いかも▼▼▼。 さて、いろいろと考えてみたけれど、やっぱり私は頭で考えるより実行しちゃう派☆ ちょうど、日も長くなってきたし、朝も早くから明るいし・・・ こりゃあやるっきゃないでしょう!と私の『早起きは三文の得?徳?』の実体験は始まったのです。 今まで「母さん、こんなことしようと思って」と張り切って家族に話すと 「母さんはどーせ3日坊主!」とバカにされてきたので、今回のこの計画は黙って実行することに(^^)。 目覚めた時は起きる時☆と心に決め、初日はナント5時半なり。 いつもなら、まだまだ眠れると寝直すけれど、ウッフッフ♪今日の私は違うのよ〜ん。 布団からサッと出て、パッと着替えて外に出る 。 朝の空気が実に爽やかできんもちい〜い☆ う〜んと深呼吸し、「お・は・よ・う!ス―ちゃん!!」 『ハッ∠ハッ∠ハッ∠クゥ―ン』^▼^ と返ってくるスーちゃん語を訳せば、 『そんな挨拶はどうでもいいから早く散歩に連れて行ってくれい!!』 オーッ!!そうかいそうかい、いつもは会社出がけにスーちゃんと朝のご対面だったから、スーちゃん私に返事する暇もなく (というよりは、聞く暇もなく・・・) スーちゃんの横を通り抜けていたんだもんね〜 今日はお母さん、気持ちの余裕があるからスーちゃんの気持ちわ・か・る(^ε^) さて、スーちゃんにグィグィと引っ張られながら朝の散歩スタート。 4月も過ぎたというのに道路際には、まだまだ雪が残ってる。 ・・・?途中スーちゃん道逸脱\≧≦/ 林の斜面にどんどこ入っていくのですョ∠ そんな〜ダメよスーちゃん、お母さん雪に埋まっちゃうしょ〜∨∨∨ そんな母の必死の抵抗もむなしく更にどんどこどんどこ斜面を進んでゆく〜。 アレ?あれ?れれれの れ〜♂♀ 沈まない・・・!?埋まるとばっかり思っていた私の足が雪の上に乗っている⌒⌒⌒。 い、いつのまに、こんなに軽くなっちゃったんだろ〜?!いえいえそうではありませぬ〜。☆★☆そっかあ〜☆★☆! 朝早くだと気温も低いから堅雪になっていて、へっちゃらのへ―なのだ!! そうとわかれば話は早い!。スーちゃんと一緒に林の中を駆けめぐっちゃえ〜♪ いやぁ面白いのなんのってサイコーだぜ!ですね。 こうして母はしっかり堅雪遊びにはまり3日間はたっぷりと楽しませてもらいました。 4日目には悲しきかな雪融けが進み、ずぼっ▼ずぼっ▼の世界となり断念(※注 体重の増加ではありませんョ)でも、この時期ならではの秘かな楽しみを発見★。得み―っけ☆ さて堅雪はなくなったけれど、雪の下より顔を出したのは ふきのとう◇そのつぶらな蕾が愛らしい・・・・。 ほんとに春がやってきたんだなあと、この春告げの使者を会社に持っていて展示したり、ふきのとうみそもたくさん作っちゃいました。 その後も順調に早起きはΟΚ! ある時からは、ただ散歩するのももったいないしと、燃やせないゴミの日は道路の際にたくさん捨ててあって気になっていた空き缶を集めながら散歩をすることに。 空き缶の多さに、それはそれは驚いたけど、やっていくうちに、どの銘柄が多いかなとか、次なる面白さが・・・。 きれいにもなるし、楽しめるし、すっかり病みつきになりました。 今では了亮が助手として、ゴミ拾い散歩続行中♪ 実際、朝早く起きてみると、1日のスタートから気持ちの余裕が生まれ、その日1日がとっても充実した感じになるのですね〜。 いろんな発見も次々と・・・。 心身の健康にもパッチリで、これはいっぱい得しちゃったな〜。 単なる「得」に終わらず奥が深い!!ということはやはり「徳」なのダ! こうして、ある朝から突然早起きしだした母を不思議に思ったのは子供達。 「父さん、母さんさ最近なんかおかしいよ。朝早く起きてスーちゃんと散歩に行ったりさぁ ・・なんか変だよねぇ」と父に言ったという・・・うっふっふ<< 今にわかるわよあなた達も♪ 早起きは三文の徳なのよ〜ん☆ ◇今年のゴールデンウィークは凄かったぁ〜!◇ この度のゴールデンウィークはミルトコッペ始まって以来のお客様の数でした。 凄い時は、家の前の道路に車がズラーッと列をなしていて、まるで森の中のドライブズルー状態。 たまたまゴールデンウィーク前にテレビ、ラジオ、雑誌と立て続けに取り上げていただいたもので、 雑誌を見て、ラジオを聴いて、テレビを見てと連日たっくさんのお客様がやっと着いた〜と(たぶんほとんど迷いながら〉ここまで辿り着いてくれました。 中には遠方はるばると何時間もかけて来られる方もあり、 頭がず・ず・ず・ず・ず〜んと下がる思いでした↓↓↓ せっかくここまで来てくれて、パンがなかったら申し訳ないと、主人は連日午前2時に起きて 、パンづくり。 窯もフル回転で、朝と昼と2回火を焚き付けて焼き上がり∬∬∬ それでも午後2時には、売り切れちゃって、その後に来ていただいた方には、ホントにホントにゴメンナサイ!でした。 ここまで来た記念にと店の前で記念写真を撮っていかれる方も多くて、 オー!我が家が撮影スポットとはなんかちょっぴし こそばゆいような・・ とにもかくにも、こんなに喜んでもらって ヨカッタ⌒⌒ヨカッタ⌒⌒ §エピソード§ 店をバックに若いカップルが写真を撮ろうとして、彼がシャッターを切ったであろう彼女がポーズをとっているその瞬間! その後ろをなんの遠慮もなく、ずかずかと通り過ぎていった影ひとつ∴∴∴ まぎれもなく我が息子♂ う〜んどんな写真ができてるやら・・・。 〈ビートルズのアビーロードのようかも・・〉 ◇母、苺の出面さんになる◇ 栗沢温泉の手前に完全無農薬の苺を作っている織田農園があります。 ここのご家族とは、時々温泉で一緒になり顔見知り。 ある日「朝、苺収穫に来ませんか?」と声をかけてもらいました。 うわぁお苺★私の大好物じゃないですか! しかし朝4時30分〜6時30分の2時間の作業・・・。 今のライフスタイルの中に組み込んでいけるかなぁ....。 しかし、いやしかし、せっかく声をかけてもらったのだし、なんたって「早起きは三文の徳」なのだ!! というわけで週に2〜3回、会社が休みの日は 苺の出面さんに変身!しゅわっち<<< 織田農園では長年の研究の上、完全無農薬での苺を育てています。 〈これってかなり難しいといわれていて、チャレンジしている人は少ないのです。〉 元気で健康な土ができれば、薬や化学肥料を使わなくても、甘くって美味しい苺ができるのダ!ということを証明してくれてます。 あ〜でも、これって苺に限らず、人間が健康な 子供を産む場合にも、しっかりあてはまることだよネ! さて、その苺さん達なのだけど、もう可愛いやら、美しいやら☆★ 鮮やかな光沢のある赤にピチピチプリプリの感触。 甘〜い香りに包まれて、苺大好きな私にはたまらな〜い。 た...食べたい...との誘惑をぐっ!と押さえ、可愛い苺さん達をサイズ別にパックに 入れていくのです。 この苺をどこかの誰かが、美味しい〜! って感動して食べてくれるのね〜と思うとまたまたしあわせ気分。 ♪こうして朝の2時間は、あっという間に心地よいリズムで流れていきます 帰りには、その日穫れた苺をお土産にもらい、 車の中は苺の香りに包まれて... 思わず運転しながら、一粒二粒と口の中へ。 お〜し☆あ☆わ☆せ☆ 帰って、テーブルの上に苺を置いておくと、 起きてきた子供達が『やったぁ―苺だ!』 と大喜び!! みんなを喜ばせてくれて“幸せを呼ぶ苺かな〜。” ◇どんどん拡がるお米の輪◇ 栗沢の米作り農家の善生さんは元気のいい土作るぞ〜と、牛糞・稲ワラで堆肥を作り、元気印 の土を作り続けて4代目。 じいちゃん、ばあちゃん、父さん、母さん、4人の子供達と実に8人の大所帯。 訪ねると「お〜上がってけ、飯食ってけ」と、我が家もいつのまにか、善生家の家族の一員のような関係に。 我が家も元気のいいのが取り柄だけれど、ここん家の元気の良さは更に上をいく¶¶¶ ここの米が実に美味しいのですよ。 家族の明るさ、元気の良さ、仲の良さが、その まま米に出てるような、実に味のあるお米です 。 美味しいものって、思わず人に勧めたくなるでしょ♪・・で、私は自分の所はパン屋なんだけど、元来、お米大好き人間なもんで、思わず「ねぇねぇ、美味しいお米があるんだけれど 」と人にご紹介。 《札幌では丸正スーパーに置いてます。10sで3980えんです》 ふと気がつけば、善生さんちのお米のファンがたくさんできちゃった!! 札幌から来た友人達は、我が家に遊びに来た帰りには善生さんちに寄り道。 「お〜上がれ、上がれ」といつでも歓げいしてくれる善生さん家族にみんなは実家に帰ったみたいと胸ジ〜ン。 ばあちゃんが打ってくれる手打ちうどんや奥さんお手製のおでんの味はまさに母の味・・・。 《このうどんはほんば讃岐の味。コシがあっておいし―い!!》 こうしてどんどん仲良くなって、この冬の農閑期には札幌の友人宅に人が集い、 善生さん、平川さん〈安全な米作りを手がけている同じく栗沢の米農家の仲間・・・ここのお米も美味し〜い!!〉囲んで、おにぎり食べながら、米について、農業について〈子育て、料理の話にも展開〉の懇談会◯※◯※◯。 実際に農作物を作っている人と、こんな膝つきあわせて、語らい合えるなんて夢みたい!!と大好評★ 農業者にとってみれば、あたりまえな話が都会の主婦には新鮮な驚きの連続でみな真剣。 逆に善生さんたちにしてみれば、食べる人達の素朴な疑問や、米についての想いが生の声として聞けちゃって、新たな気づきの数々となり、 この場は大盛況!! そんな中で、出てきたことが、米ができるまで知りたいな・・・・という想い。 スーパーの作物しか知らない子供達〈実は親も〉に是非、土と作物に触れさせてあげたい! そこで、善生さん考えました☆ 自分の田んぼの1区画を都会の人たちに田植えから収穫まで任せて米作り体験をしてもらい、 穫れた米は、みんなで食べよう!という企画。 いいじゃないですか。いいじゃないですか!! かぜん乗り気の私。 速効でチラシ作って、みんなに配布。 この反応は凄かったですよ〜。 こんなにも都会人は土に触れたいのだ!と実感 あれヨあれヨという間に、希望者は50人を越える勢い≪≪≪ うんわぁ〜田んぼ足りるかなぁ〜の心配も・・。 結局、運動会の関係もあり、5月29日〈月〉 に決行!! 学校ある日だったけど、胸張って『田植えに行って来ます!』と学校休んで来た親子が7組程。 涙をのんで来れなかった人も大勢でこれは来年もやんないとな〜と早くも来年のことまで決定 ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ 雨続き後の快晴の気持ちよい1日となり、まさに田植え日和◎ 裸足で田んぼに入り、真剣に田植えをしてるみんなの姿はどれもキラキラしてて、 写真班の友人は「ファインダー覗けば撮りたくなって、あっという間にフィルムなくなっちゃうよ〜」と嬉しい悲鳴!! 田植えの後はおっきな倉庫でバーベキュ∞∞。 もちろん善生さんちのお米のおにぎり△を食べながら。 もう最高のサイコーに美味しかった◎ 子供達はホンモノのおっきなトラクターにも出会い感動!! 広い庭で思いっきり遊んで、そんな子供達の元気な姿に母達は嬉しくて嬉して...。 稲を刈り取るまでの草取りも、みんなに任すよって言ってもらって、みんなにとってはサイコーのプレゼント。 また、ここに来れる!今日植えた稲に会る!! と今年の楽しみがダブルの喜び。 作る人と食べる人、一番近い存在のお互い同士が何故か今まで一番遠い存在だったんだもん! 長年会いたかった恋人♂♀に出会えたような気分だよね。....ということは、私はお仲人さんかしらん らん らん♪♪ な〜んか 味しめちゃいそ(^ο^) |
おかげ様で、ミルトコッペのあんぱん〇が、だ〜い好きだい!!と言ってくれる方が増え、あんぱん人気絶好調!! こんなに人気が出たのも、あんこの生みの親で 、あんこをずっと作ってくれていた95才の新潟の爺ちゃんのおかげ! でもね、爺ちゃんも最近、身体が弱ってきたようで、それでも、あんこのことは一時も忘れないで気にかけてくれている。 この爺ちゃんに私達の感謝を込めて何か残せるものはないか...と考えて思いついたことと いえば...☆★☆ 爺ちゃんに、あんぱんの名付け親になってもらおう!それも爺ちゃんに由来した名前を!! ってなわけで、早速、爺ちゃんに依頼。 孫のお願いを喜んで受けくれて、爺ちゃんがつけてくれた名前を発表しま―す! ♪ぱんぱかぱ〜ん ぱんぱんぱんぱんぱかぱ〜 ん♪ その名は『明治あんぱん』●○●○●!! あんぱんが生まれたのは明治時代。香香 爺ちゃんが生まれたのも明治。香香 『明治』の2文字の中に爺ちゃんの人生が ぎゅっ<<と込められてるようで。 うん!!このあんぱんにぴったしだ!! ミルトコッペある限り、この明治あんぱんは 生き続けます。 これからもミルトコッペの『明治あんぱん』を 宜しくお願いいたします。 ◎ホームページ見てね◎ こんな私でも超簡単にホームページを作れてしまうソフトに出会い、ミルトコッペのことと、 美流渡の森のことと、この通信と3種類のホームページ開きました。 しょっちゅう更新してるので、時々見てもらえると嬉しいです。 メール待ってま―す(^^)ν |