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原状回復と回線撤去工事
賃貸で、個別に外から回線を引き込んでインターネットを利用していた場合、退去時には、原状回復の義務にのっとり、回線撤去工事をしてもらう必要があります。
例えば、NTTフレッツ光の場合では、NTTに解約の連絡をすると、回線撤去工事の説明もオペレーターがしてくれます。最低利用期間内での解約でなければ、費用はかかりません。
物件を契約している期間中(鍵を持っていて、居室内への出入りが自由にできる間)に、工事の日取りを決め、立会いができるようにすれば問題ありません。
もし、工事日が退去日よりも後になってしまうようなときには、一度、家主や不動産管理会社に確認を取り、場合によっては、立会いを依頼するようにしましょう。
また、ケーブルテレビなどのサービスで個別引き込みをしていた場合も、解約時には、必ず回線撤去工事が必要になります。こちらも解約手続きの際に、オペレータから案内がありますので、工事日を決めていただければ問題ないです。
ただし、ケーブルテレビ会社によっては6千円程度の撤去費用がかかります。
問題は、KDDIギガ得プランを契約された方です。ギガ得プランでは、開通工事の際、光コンセントというものを設置していきます。解約時には、そこからONU等の機器を外し、返却するだけでいいようになっています。
しかし、原状回復の義務を考えると、部屋の中に光コンセントを残しておくのは義務違反になりますので、必ず、解約時には撤去工事を依頼してください。なお撤去には10,500円の費用がかかります。
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