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回線とプロバイダがセットになっているADSL(電話共用タイプ)の移転の流れ

 ADSLは電話回線を利用したサービスのため、移転手続きはまず、NTT(116)に電話の移転手続きをします。そして、移転先の電話番号と電話開通日が決定したら、契約中のプロバイダに連絡して、インターネット(ADSL)の移転手続きをします。

 ADSLは移転先の電話番号、電話開通日の情報がないと、ADSL開通工事の手配がとれなかったり、不備が出て、開通が遅れてしまったりしますので、移転日や移転先住所が決まったら、必ず先にNTTに電話の移転手続きをします。そこで、移転先の電話番号電話開通日と、念のため回線名義人の名前も確認しておきましょう。

 プロバイダでは、移転先の住所や電話番号から、移転先がサービス提供可能エリアか調べます。提供可能エリアであれば、そのままADSL移転の手続きを承ります。(最近では、このとき、光への乗り換えを勧めるプロバイダも多いですが・・・。ADSLで問題ないという方はキッパリとその旨をお伝えください。)

 移転先エリアで、回線事業者や速度プランの変更があった場合(お客様希望によって、または移転先エリアで提供できるサービスの違いによって変更を余儀なくされる場合も)には、それまで使っていたモデムは一旦返却し、移転先用の新しいモデムが届くと案内されます。

 プラン等に変更がない場合には、レンタル品のモデムは、そのまま移転先に持って行って使用を継続するよう案内されます。

 後日、メールまたはハガキなどで、移転先のADSL開通予定日の連絡がきます。ADSL電話共用タイプの開通工事は、電話会社局内で行われるため、ADSL開通工事にともなう立会いは不要です(電話を開通させる工事には立会いが必要。NTTから案内されます)。プロバイダから通知されるADSL開通予定日以降に、モデムをつなげば、インターネットが利用できます。

 ADSLの利用料金は通常日割り計算を行っていませんので、利用できない期間ができても、月額料金はそのまま発生するプロバイダが多いです。ただし、引越しキャンペーンをしていたり、月をまたいだ場合などは、料金が変わる可能性がありますので、移転手続きをする際に確認しておきましょう。

 ADSL共用タイプの開通工事費は、後日NTTから3,202円の請求があります。これも、プロバイダによっては引越しキャンペーンなどで、プロバイダからキャッシュバックが受けられたりしますので、手続き時に確認しておきましょう。

回線とプロバイダがセットになっているADSL(ADSL専用タイプ)

 移転日や移転先住所が決まったらすぐにプロバイダに連絡をします。プロバイダでは、移転先の住所から、移転先がサービス提供可能エリアか調べます。提供可能エリアであれば、そのままADSL移転の手続きを承ります。(最近では、このとき、光への乗り換えを勧めるプロバイダも多いですが・・・。ADSLで問題ないという方はキッパリとその旨をお伝えください。)

 移転先エリアで、回線事業者や速度プランの変更があった場合(お客様希望によって、または移転先エリアで提供できるサービスの違いによって変更を余儀なくされる場合も)には、それまで使っていたモデムは一旦返却し、移転先用の新しいモデムが届くと案内されます。

 プラン等に変更がない場合には、レンタル品のモデムは、そのまま移転先に持って行って使用を継続するよう案内されます。

 後日、メールまたはハガキなどで、移転先のADSL開通工事予定日の連絡がきます。ADSL専用タイプの開通工事は、必ず立会いが必要になります(契約者本人でなくても可)。もし通知に記載されている工事日に立会いができない場合には、通知に記載されている窓口に連絡をして、都合のよい工事日を設定するようにしてください。

 工事日には、NTTの請負業者が来ます。問題なければ15分程度で工事は終了します。工事終了後に、モデムをつなげば、インターネットが利用できます。

 ADSLの料金は通常日割り計算を行っていませんので、利用できない期間ができても、月額料金はそのまま発生するというプロバイダが多いです。ただし、引越しキャンペーンをしていたり、月をまたいだ場合などは、料金が変わる可能性がありますので、移転手続きをする際に確認しておきましょう。

 ADSL専用タイプの開通工事費は、後日NTTから請求があります。基本料金だけで済めば2,310円ですが、新築の建物などで、部屋までまだ電話回線がきていない、モジューラージャック(電話口)が無い、といった場合には、それらを設置する工事費が、1〜2万円程度かかることがあります。
 これは、プロバイダ側ではわかりませんので、工事日当日に、NTTの人に見てもらって確認するほかありません。ただし、プロバイダで引越しキャンペーンなどをおこなって、工事費(基本工事費用のみというところが多いですが)をキャッシュバックしてもらえることがあります。手続きの際に確認しておきましょう。

その他

 プロバイダとADSL回線事業者、別々に契約をするプラン、例えばBIGLOBEのTOKAIオプションなどの場合には、プロバイダと回線事業者窓口とに、両方移転手続きをする必要があります。どちらかに連絡したとき、もう一方の窓口にも手続きが必要と案内されますので、内容をご確認ください。

 また、NTTのフレッツADSLもプロバイダと回線事業者が別々の契約となります。フレッツADSLの移転手続きについては、「NTTフレッツADSL(電話共用タイプ/ADSL専用タイプ)の移転の流れ」をご確認ください。

お得情報

 移転先が集合住宅で、NTTフレッツ光などの設備が入っていた場合は、ADSLを継続するよりも、光に乗り換えてしまったほうが、月々の料金が安くなることがあります。また、「光に乗り換えれば1万円分の商品券プレゼント」といったキャンペーンをおこなっているプロバイダも多いので、光乗り換えを勧められたときには、条件を詳しく聞いて、乗り換えたほうが得だと判断した場合には、移転乗り換え手続きをしてもらうのもいいと思います。→参考:「上手にキャンペーンを利用しよう」「インターネットは設備あり物件がお得


 

サービス別インターネット移転の流れ