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| ■Cluedo/Clue/クルーとは 舞台は、とある洋館。そこで館の主人であるDr.ブラックが殺されました。 館の中にいる者全員が容疑者です。プレイヤー(2〜6人)はそれぞれが容疑者のうちの誰かとなって、「犯人は誰か? 凶器は何か? そして犯行現場はどの部屋か?」を推理します。そして最も早く真相に到達した者が勝利するという、イギリス生まれの推理合戦ボードゲームが「Cluedo/Clue/クルー」です。 このゲームは、イギリスのアンソニー・E・プラットによって考案され、1949年にWaddingtons社が「Cluedo」として版権を獲得。アメリカでもParker Brothers社が「Clue」として発売し、現在に至るまで人気を博しています。 1985年にはアメリカでこのゲームをもとにした映画(邦題:「殺人ゲームへの招待」)が作られ、イギリス、オーストラリア、フランス、スウェーデンではテレビ番組にもなっていることからも、その人気がうかがえます。 わが国では、エポック社が「名探偵」として発売したのをきっかけに、現在に至るまで多くのバージョンが発売されました。「名探偵」はのちに「名探偵金田一耕助の推理ゲーム」と改名され、やがて発売元がTOMYに移って「クルー 華麗なる洋館殺人事件」となりました。また、発売時期がはっきりしませんが、はなやまから「ミステリーゲーム」として発売されたこともありますし、シュウクリエイションからはポケッタブル版の「クルード」が出ています。 ゲーム名の由来 英国では、パチシ(インドのすごろくのようなゲーム)のことを”LUDO”(ラテン語で「私はプレーします」というような意味)と呼んでいます。Waddingtons社は、アンソニー・E・プラットが考案したゲームを商標登録する際に、"clue"(手がかり)とludoを組み合わせ、”cluedo”と名付けました。 ■ルール このゲームについては、松田道弘「松田道弘あそびの本2 ボード・ゲーム」(1981筑摩書房)に実に丁寧で的確な説明がありますので、いっそのこと、それをここへ書き写したい衝動に駆られるのですが、そういうわけにもいきませんから頑張って説明します。 ゲームに使うもの ・ゲームボード(館の平面図を模したもの) ・サイコロ ・容疑者コマ(各容疑者の色に塗られたもの) ・凶器コマ(凶器のミニチュア) ・容疑者カード(各容疑者名が書かれたもの) ・凶器カード(各凶器名が書かれたもの) ・部屋カード(館内の各部屋名が書かれたもの) ゲームの進行(要点) まず、容疑者カード・凶器カード・部屋カードからそれぞれ1枚を抜き出し、誰にも見えないように隠しておきます。これが、プレイヤーが当てるべき「誰が、何を使って、どこで殺したか」、つまり事件の真相となります。 残りのカードは、各プレイヤー間で分配します。必ずしも全員に同じ枚数が配られるとは限りませんが、その程度のハンデはプレイ中の運や技術ですぐにカバーされてしまう、ということにされていますので我慢しましょう。 プレイヤーはサイコロを振って、出た目の数だけ屋敷の中(ゲームボード上)を動き回り、任意の部屋に入って「推理宣言」を行います。「犯人はプラム教授で、凶器はロープ、犯行現場はここ、温室だ」というように。他のプレイヤーは、その推理を否定する材料(この場合はプラム教授のカードかロープのカードか温室のカードですね)を手の内に持っていた場合、そのうちの一枚を、推理したプレイヤーにだけ見せなければなりません。誰かが一枚でもカードを見せたら、それ以降のプレイヤーはたとえ該当するカードを持っていても、見せる必要はありません。 こうして、プレイヤーは消去法によって、隠されたカード3枚からなる真相を絞り込んでいくのです。 そしていずれかのプレイヤーが真相に到達したことを確信したとき、そのプレイヤーは「告訴宣言」を行い、隠されていたカードをあらためます。自分の推理とカードが完全に合っていればそのプレイヤーの勝利、間違っていればそのプレイヤーは以後決して勝利することができません。 ■入手方法 現在日本で普通に買えるものは、パルボックスの「名探偵コナン 消えた財宝の秘密」のみです。いくつかのお店がネットで通信販売をしていますし、大きなおもちゃ屋には置いている所があるかもしれません。私が売られているのを直接見たことがあるのは東急ハンズだけですが…… この「名探偵コナン」バージョンは、独自のルールと共に、オーソドックスなルールでも遊べるようになっています。コナンのファンでない方にはちょっと不満のあるデザインかもしれませんが、よかったら購入して遊んでみてください。 |
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