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めいたんてい荒馬宗介(1977年 4年の学習) Complete
第1話
 怪盗九悪太郎の出現
 (4月号/解決へん5月号)
 子どもが誘拐された家に、荒馬宗介と名乗る謎の人物が乗り込んでくる。彼によると、誘拐犯は世界的な怪盗、九悪太郎(いちじくあくたろう)だという。犯人からの電話に、荒馬は人質の交換を要求。少年は荒馬と入れ替わりに無事戻ってくる。
 警察は荒馬の身代金を払うのか? また、荒馬はどうやって犯人の手を逃れるのだろうか?

 第一回目にして最高傑作。綾辻行人・有栖川有栖「
安楽椅子探偵・登場」に遥かに先んじている名作、と言っては褒めすぎだろうか。
第2話
 鳥越刑事の失敗
 (5月号/解決へん6月号)
 地道な捜査を身上とする叩き上げの刑事、鳥越九郎。彼は偶然道でぶつかった男が指名手配犯の割井八郎と見抜き、尾行する。割井はホテルの一室に入り、鳥越も後を追う。その様子を見守っていた荒馬宗介が部屋に入ると、鳥越は気を失って倒れていた。いったい何が起こったのか? そして鳥越を気絶させた凶器とは?

 ロアルド・ダール「
おとなしい凶器」を元祖とする、有名なトリックの変形。
第3話
 ひきにげしたのはだれだ
 (事件へん6月号/解決へん7月号)
 締め切りに追われる漫画家、山口太一。彼は道端で、どうやらひき逃げにあったらしい、倒れている人を発見する。そこへ荒馬宗介が現れ、まだ息のある被害者を病院に運び、被害者が気を失う前に書き残したメッセージを解読して車のナンバーを警察に通報。浮かび上がった三人の容疑者の中から、真犯人を探し出せ!

 アリバイ崩し、ダイイングメッセージ(死んでないけど)ともに、推理クイズでよく見かけるネタ。(鮎川哲也「
風の証言」など。)
第4話
 ホラ吹きおじさん
 (事件へん7月号/解決へん8月号)
 近所の有名人、ホラ吹きおじさん。彼は水のように蒸発して空に昇りたいと、一週間食べ物を絶って水を飲み続けてきたという。翌日、海岸には途中でぷっつりと途絶えたおじさんの足跡が。おじさんは本当に蒸発してしまったのだろうか?

 ↑の説明だけで、真相がわかっちゃうか? というくらいシンプルな話。
第5話
 消えた一億円
 (事件へん8月号/解決へん9月号)
 金賀有造氏の前に、大下八郎と名乗る手品師が現れる。彼は地中に埋めた金を、遠く離れた場所へ瞬間移動させることができるという。その話に乗った金賀は一億円を用意、彼に手品を実演させた。果たして、埋めたはずの一億円はどこかへ消えてしまった!

 これも推理クイズでよく見かけるトリック。元ネタは何なのだろうか。
第6話
 矢名完次ってヤな感じ
 (事件へん9月号/解決へん10月号)
 矢名完次によるスリの犯行現場を目撃した荒馬宗介は、彼を追いかけ、捕まえる。だがいくら身体検査をしても、スったはずの財布は出てこなかった。財布の行方を推理した荒馬は、女装して囮となり、彼を罠にはめる。いったい矢名完次はどこに財布を隠していたのだろうか?

 矢名完次初登場! だがただのスリだし、顔も、後の矢名完次とは全く違っている。
 トリックは土屋隆夫「
危険な童話」そのまんま。
 暗闇にベルが鳴る!
 (11月号)
 協力・守山小学校教諭 樋口博康
 しょっちゅう泥棒に入られる安部皮次郎は、セールスマンに薦められて防犯ベルを購入。しかし思うように動作せず、再び泥棒に入られてしまう。そこへ荒馬宗介が登場、防犯ベルの設置方法についてアドバイスを。果たして泥棒は捕まるか?

 前作までとは形式ががらりと変わり、この話以降は、推理マンガというよりも単なる学習マンガと化してしまっている。今回は乾電池のつなぎ方について。
 とけて流れて犯人うかぶ
 (12月号)
 協力・守山小学校教諭 樋口博康
 スキーを楽しみに山荘に来ていた荒馬宗介の目の前で、密室での殺人未遂事件が発生。犯人は誰で、またどうやって密室を作ったのだろうか?

 トリックに独創性はないものの、水の性質を利用したトリックばかり3つ組み合わせている点が面白い。
 犯人をさがせ全員集合!
 (2月号)
 協力・光原小学校教頭 小泉田実
 荒馬宗介が船旅を楽しんでいる客船に電報が入る。「女ではなく」「黒い服を着ていて」「眼鏡をかけている」者が爆弾を持って乗船しているという。全ての条件に当てはまる犯人を探し出せ!

 算数の集合に関する学習マンガ。一応、意外性のあるオチも付いているのだが、苦しい……。
 時間の谷間にダイヤが消えた
 (3月号/解決編5年の学習4月号)
 案・牧あつろう
 荒馬宗介の身辺で次々と起こる奇妙な出来事。どうやら何者かが彼の命を狙っているらしい。ついに荒馬は何者かに殴られて気絶、気が付くと見知らぬ部屋の中だった。宝石専門の泥棒<ゼロ号>が、三星デパートから三億円のダイヤを盗むまで、邪魔者の荒馬宗介を閉じ込めておこうとしたらしい。荒馬宗介は脱出してダイヤを守ろうとするが……

 トリックとしてはさほどのものではない。推理というより話の展開を読ませる話。
名たんてい荒馬宗介(1978年 4年の学習) Not Complete
第1話
 なぞの手紙は中尊寺
 (4月号)
 雑誌「4年生の友」に漫画連載を始めた荒馬宗介。彼の下宿する家の息子が矢名完次に誘拐された。矢名完次は荒馬の推理力をテストするために、少年の居場所を記した暗号を速達で届けてきた。矢名完次は、24時間以内に助けに行かないと金太郎少年を殺すと言うが……

 この暗号は子供にはちょっと難しすぎるのでは……私も全くわかりませんでした。
第2話
 釣れた魚は割井八郎
 (6月号)
 荒馬宗介の書いた「名たんてい荒馬宗介」を読んで、侮辱されたと激怒する矢名完次。しかも次の回のタイトルが「ヘッピリごしだよ矢名完次」だと知った彼は、割井八郎を使って荒馬の原稿を盗もうとする……

 1977年9月号の「矢名完次ってヤな感じ」をそのまま作中に登場させているのが面白い。顔が全然違うのを、「このまんがの矢名完次は……はんぺんみたいな顔にしやがってェ」と矢名完次に言わせているという……もう最高です。
第3話
 高井マンション931号室
 (6月号)
 怪盗矢名完次のいわくありげなメッセージに導かれ、驚木桃太郎警部は高井マンションの931号室へと向かう。そこで起こる密室からの宝石盗難事件。アーサー・モリスン「レントン館盗難事件」を髣髴とさせるこの怪事件を、荒馬宗介はどう解くか。

 有名トリックの単なる転用ではなく、きちんとそれをひっくり返している点が巧い。
第4話
 奇術の天才? 唯野天災
 (7月号)
 世界的に有名な奇術の天才、唯野天災から、アフリカの巨石ナフリタンコカコラパミラを盗むという予告状を受け取った金賀有造氏。さっそく驚木警部と若井巡査が警備に当たる。それをそっと見守る荒馬宗介……

 話の流れは予想通りだったが……ちょっとした爽快感のある話。
第5話
 まかり出ましたほら吹きおじさん
 (8月号)
 警察署や消防署にいたずら電話をかけ、騒ぎを起こすほら吹きおじさんが、今度は「金太郎君が誘拐された」と言い出した。矢名完次から届いたという手紙には、百万円を次の住所へ郵便で送れ」と書かれていた。その住所を尋ねてみた荒馬宗介は、そこが空き地であることを確かめる。荒馬の推理は?

 荒馬宗介が事件解決に失敗している珍しい作品。
第6話
 ぐらぐらぐらと矢名完次
 (9月号)
 一家で海水浴に来た金太郎君。荒馬宗介や、金太郎君のお母さんが荒馬宗介と結婚させたがっているケメ子も一緒だ。海岸で矢名完次を発見した金太郎君は、偶然会ったクラスメートの桃子ちゃんと一緒に矢名完次を尾行し、不思議な体験をする……

 推理クイズというより普通のクイズで目にするネタ。初めて見る子供は楽しめるだろう。
第7話
 罪つくり二人組み
 (10月号)
 金に困り、銀行を襲った矢名完次と手下の平助は、わずか3500円を奪って逃走、冷凍倉庫へと逃げ込む。警察が見張る中、彼らはまんまと倉庫からの脱走に成功。果たしてその方法は?

 推理も何も、見たまんまという気が。
第8話
 弱井さんちのユウレイそうどう
 (11月号)
第9話
 矢名完次のクリスマスプレゼント
 (12月号)
第10話
 へた野横スキー場
 (1月号)
第11話
 鬼は外 矢名も外
 (2月号)
第12話
 オドロキトドロキ大事件
 (3月号)
名探偵荒馬宗介(1978年 5年の学習) Complete
第1話
 ケチの儲狩増太郎
 (10月号)
 お金持ちなのにとてもケチな儲狩増太郎だが、趣味の盆栽にだけはポンと大金を支払う。今日も百万円の盆栽を買ってきた。しかし翌朝、百万円の盆栽がただの安物の鉢にすりかえられていた! 鉢に残された謎の指紋。犯人は誰だ?

 雑学的知識を問うもの。もちろん私は知っていたが、子どもはどうかな……?
第2話
 アジトはどこだ?
 (11月号)
 警察が捕らえた麻薬組織のボス、ジャイアント・割井。彼の情報によると、今日の午後三時に東京から100キロ離れた町で、麻薬の取引があるらしい。驚木警部は割井が荒馬宗介にそっくりなことから、荒馬を変装させ、アジトに送り込む。荒馬がこっそり撮影してきた写真を手がかりに、アジトを割り出せ!

 これも見たまんま。いくら子どもでもすぐにわかると思うが……
第3話
 コソ泥荒馬宗介?
 (12月号)
 町に現れた紙芝居屋。彼は紙芝居の変わりに一台のテレビを持っており、それは「未来をさきどりするテレビ」だという。実際、見物客の前で、そのテレビが映したとおりの出来事が起こる。
そして次にテレビが映し出したものは、荒馬宗介が盗みを働く現場だった! まもなく、その映像どおりの盗難事件が発生。犯人は荒馬宗介なのか?

 同じようなトリックを使っているミステリを読んだ記憶があるのだが、思い出せない。ホームズ譚の一つだったかな?
第4話
 「九」からの年賀状
 (1月号)
 荒馬宗介のところへ、怪盗九からの年賀状が届く。それは、マイペット自動車の新車の設計図を盗み出すという予告状でもあった。
 そして設計図はまんまと九に盗まれてしまう。しかし荒馬宗介は、現場を一目見ただけで設計図のありかを言い当てた。それはどこだろうか?

 メインのトリックは非常に小粒ながら理科の知識と結びついており、学習雑誌にはぴったりと言えるかも。またこの作品はストーリーが面白い。
 似たトリックに、山村美紗「
偽装の殺人現場」がある。
第5話
 ライバル探偵大上出太造
 (2月号)
 荒馬宗介に対して密かなライバル心を燃やしている探偵、大上出太造。彼は怪盗九に狙われている宝石を守るという重大な仕事を引き受けるが、あっさりと盗まれてしまう。犯人は誰だ?

 現実にはありえない話ではあるが、着想はユニーク。問題としては簡単なほうだと思う。
第6話
 川磯社長にゃヒゲがある
 (3月号/解決編「六年の学習」4月号)
 川磯商事の社長、川磯直人は、入社試験や社内行事など、ことあるごとに受験者や社員たちに自分の肖像画を描かせる。今回の絵画コンクールでは荒馬宗介をモデルに採用したが、コンクール中、荒馬は驚木警部からの電話で呼び出される。その後次々と起こる、不思議な出来事の真相は?

 解答は次号(6年の学習4月号)に持ち越されており、私には真相の見当が付かない……。
名たんてい荒馬宗介(1979年 4年の学習) Not Complete
第2話
 5月13日の日よう日
 (5月号)
 浜辺で4コマまんがを書いていた自称「日曜まんが家」の玉荷角造は、仏像を盗んだ矢名完次が目の前で消えるところを目撃する。浜辺には証言通りの不思議な足跡が。

 足跡のトリックよりも証言の嘘を見破る方にユニークさがある佳作。
第6話
 黒井マンションの男
 (9月号)
 読心術や幻覚、瞬間移動によって、金太郎少年を惑わす謎の人物・山父。妖怪を自称する彼の、正体と目的は一体?

 これはちょっと推理のしようがない。幻想的な出だしはすごくいいのだが……残念。
名探偵荒馬宗介(1979年 5年の学習) Complete (情報提供者:荒馬宗介さん)
第13話
 4月13日は金曜び
 (4月号)
 第「13」話なのは、1978年の4年の学習より続いているためです。

 電気自動車の設計図を怪盗九に盗み撮りされてしまった只野博士。張られた非常線に引っかかったのは、伝書鳩を飛ばそうとしていた怪しい男だった。鳩の足に付けられた楽譜に隠されたものとは?
第14話
 またもや天才大発明
 (5月号)
第15話
 スーパースター?馬久育三
 (6月号)
第16話
 ジュースの氷が決め手だぞ
 (7月号)
第17話
 コインロッカーの怪
 (8月号)
第18話
 番台高原に熊が出た
 (9月号)
第19話
 なぞの暗文「3三角、同歩、3-金トル」
 (10月号)
第20話
 電話魔驚木桃太郎
 (11月号)
第21話
 ねらわれた遺産
 (12月号)
第22話
 空にうかんだ暗号文
 (1月号)
第23話
 劇団ぎょう座
 (2月号)
第24話
 荒馬の恋
 (3月号)
名たんてい荒馬宗介(1980年 4年の学習) Not Complete
第7話
 アラシーさわぎ
 (10月号)
 地図を見ていて荒馬湖なるものがあるのを発見した荒馬宗介は、荒馬郡荒馬村大字荒馬字荒馬へ出かけていく。そこには謎の怪獣、アラシーが出没するという噂が。アラシーの正体は?

 ネタはちょっとたわいもない。
第11話
 クサトルウマのなぞ
 (2月号)
 ペットの食事を出す犬猫レストラン、ウマカバッテン。そこへ驚木警部が現れ、不審な男の見張りを始める。その男は「クサトルウマ1981」という謎の呟きを残して店を出た。その言葉の意味は?

 この回は、台詞が全て山口太一さんの手書きのものになっている(いつもは活字)ところがおもしろく、味が出ている。
第12話
 春が頭にきた男
 (3月号)
 頭の上で卵を焼く小説家、春賀北造。彼は出世払いであちこちにツケをためているが、ある日テレビの取材を受け、出演料をもらう。しかしその金は突然入ってきた強盗によって奪われてしまった。

 クイズでお目にかかったことのあるネタ。キャラクターもいまいち弱い。
名たんてい荒馬宗介(1980年 6年の学習) Complete (情報提供者:荒馬宗介さん)
第25話
 女優竹中景子事件
 (4月号)
 第「25」話なのは、1979年の5年の学習より続いているためです。
第26話
 石になった札束
 (5月号)
第27話
 ねらわれたエンゲージリング
 (6月号)
第28話
 奥様!サギにご用心
 (7月号)
第29話
 アラカン王国からの贈りもの
 (8月号)
第30話
 四谷階段
 (9月号)
第31話
 ダイヤキャットが人気です
 (10月号)
第32話
 金太一狂助あらわる!
 (11月号)
第33話
 未来からきた男
 (12月号)
第34話
 切手マニア欲野塊
 (1月号)
第35話
 新幹線ひかり23号事件
 (2月号)
最終回
 狂子錯乱
 (3月号)
名たんてい荒馬宗介(1982年 4年の学習) Not Complete
第4話
 ナイターの間におじゃまさま
 (7月号)
 原案・桜井康生
 男の子が一人で留守番する家に、変なセールスマンがやってくる。彼は家にいながらにして海水浴気分になれる「海水浴の元」をただで置いていくが、そのおかげで家のお風呂は油だらけでベタベタに。
 そこへ別のセールスマンが現れ、そのべたべたになったお風呂を掃除。おまけにナイターのチケットまでくれたが、それを使って一家がナイターを見に行っている隙に空き巣が……

 
推理のネタ自体はどうということもないが、空き巣の手口がユニークで楽しい。
第6話
 星取り表のなぞ
 (9月号)
 原案・桜井康生
 公衆電話で荒馬は、横の男が怪しい暗号電話をかけているのに出くわす。その男はあるアパートの一室に入っていった。そこへもう一人の男が現れ、アパートの部屋の郵便受けに手紙を届ける。それは矢名完次からの暗号文だった。

 メインの暗号文よりも、電話を使っての暗号の方が面白い。
第9話
 鳥越九郎の宝石箱
 (12月号)
 原案・桜井康生
 大金持ち、鳥越九郎氏のところに矢名完次の予告状が。時価十億円の宝石「ツキノシズク」を盗むという。
 鳥越氏は驚木警部に警備を依頼するが、宝石は200kgの宝石箱と一緒に盗まれてしまった! 鳥越氏の家は海岸から20メートル離れた島にあり、行き来するには100kgの重さにしか耐えられない吊り橋を通る他はない。矢名完次はどうやって200kgの宝石箱を島から持ち出したのだろうか?

 まあ実際、この条件で200kgの物を持ち出すにはいくつか方法があるが……それよりも今回は4ページしかなく、しかも解決編は文章だけと、ちょっと寂しい感じが。
マンガde算数 名探偵・荒馬宗介(1997年 6年の学習) Complete
第1話 《分数のかけ算》
 有福さんちの財宝さがし
 (4月号)
 分数のかけ算問題の正誤を、道行く人に尋ねて廻る有福氏。荒馬がその真意を問いただしたところ、亡き父の書き残したものだという。父が家の中に隠した遺産の在り処を探せ!

  この年の荒馬の連載は、「マンガde算数」ということで算数の学習マンガとなっており、推理クイズという面はあまりない。また暗号を解くという形式ばかりになってしまっているのも残念だ。

 本号では分数のかけ算のやり方をわかりやすく解説している。
第2話 《分数のわり算》
 ナメクジ盗難事件
 (5月号)
 地球温暖化に備え、ナメクジを食料として見直す研究をしている滑久治博士。彼の家からナメクジの塩辛が盗まれ、現場には怪盗矢名完次からの謎のメッセージが残されていた。盗まれたナメクジの塩辛の行方は?
第3話 《対称な形》
 星取表のなぞ
 (6月号)
 怪盗矢名完次が子供たちを使って驚木警部に渡した手紙には、相撲の星取表と不思議な文章が入っていた。その暗号を荒馬はどう解く?
第4話 《比と比の値》
 警部の背たけを1.2mに!
 (7月号)
 宝石店から宝石が盗まれた。驚木警部が駆けつけると、回答矢名完次からお中元と称するメッセージが……

 (8月号は夏休み特別号のため休載)
第5話 《拡大図と縮図》
 怪水浴事件
 (9月号)
 みんな揃っての海水浴。いざ海の中へ! というところで驚木警部が変な箱を見つける。その中にはまたも矢名完次からのメッセージが!

 この話はきちんとオチがつけてあり、面白い。
第6話 《比例》
 荒馬のライバル名和高志の出現
 (10月号)
 驚木警部の前に現れた、T大出の秀才探偵・名和高志。彼は郵便局に入った強盗を捕まえられるか?

 結局事件が解決されていないのが残念……
第7話 《反比例》
 きみょうな事件
 (11月号)
 金太郎少年がいたずらで両親に出したあぶり出しの手紙。両親は彼を懲らしめるために一芝居打つが、その後さらに矢名完次からの電話が……

 夢オチはちょっと……
第8話 《立体》
 ぬけ作ぬけたらみなぬけた
 (12月号)
 金庫から企業秘密の設計図が盗まれた。その隠し場所はどこだ?

 荒馬が犯人の変装を見破るくだりが面白い。
第9話 《資料の調べ方》
 ドジな子分志願者
 (1月号)
 正月から職探しをする男の前に、矢名完次から子分募集の誘いが。試験問題を解き、彼は合格できるのか?

 なかなかうまく算数の課題を溶け込ませているとは思う。
第10話 《場合の数》
 連続銀行強盗事件
 (2月号)
 本若市内で発生している連続銀行強盗事件。犯人は眼鏡と付髭と帽子で変装している。次はどのような姿で現れるのだろうか? 犯人を捕らえろ!

 学習内容の「組み合わせ」を変装に置き換えているあたりが面白い。今までは暗号や謎の手紙などを解くというものばっかりだったので新鮮だった。
第11話 《いろいろなグラフ》
 心配庄太郎の災難
 (3月号)
 心配性の心配さん。彼は生きるためにはお金がないと心配なので身を粉にして働いてきた。しかしお金が貯まると、今度はそれを盗まれてしまうのではないかという心配が。そのうえ彼には大地震が起きないかという不安も。
 そこに金庫ならぬ人庫を売る男が現れ……

 心配さんの性格と、そこへ付け込む矢名完次の策略が面白い。

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