仕上げ |
1ベーリングを行い底部やストレーナー周囲の泥壁や沈泥物を取り管内をきれいにします。
2.仮設水中ポンプで最終的な仕上げを行い、清水にします。
3.連続揚水試験・段階揚水試験・水位回復試験を行い水質検査を行います。(家庭用は簡易試験)
井戸の正確な性能を知ることは地盤沈下や水質悪化を防止するためにとても大切なことです。
設備工事 |
揚水試験の結果と予定使用水量から最終的に設置するポンプを正式に決定します。全体のコストを長期で考えると稼働率にもよりますが、導入時のイニシャルコストよりポンプを稼働させるエネルギーコストの方が多く掛かります。ですから、効率の良いポンプの選定が必要になります。
改修工事 |
ブラッシング
ケーシング管の内径に相当するブラシでストレーナー(取水部)
のスケールや錆などの除去を行い目詰まりを解消させます。
ブラッシング前 ブラッシング後 ブラシ
スワピング
ケーシング管内径に近いスワプ玉でピストン作用させることで
地下水を引張りストレーナーの目詰まりを解消させます。
エアーリフト
圧縮空気を井戸内に送りエアーが地上に上がる際の吸引作用
で沈殿物を吸い上げます
エアーリフト
その他
ダブルケーシング
破損したケーシング管内にひと回り小さい径のケーシング管を
新たに設置することで井戸を再生させます。
一般的に、井戸の上部は上の真ん中の写真のように地上に少し出た状態で仕上げますが、駐車場や通路など構造物があると困る場合は右の写真ように地中に収めることもできます。
大型(写真)〜小型、手掘り井戸でも埋設できます。
ポンプ設置後、作動確認をして工事完了となります。