Mission5

予告編

このコーナーは当結社新ミッションの予告編です。
新ミッションでは、不味い飲料水を扱う予定でいます。
以下は、トップページの小ネタとして使用された投稿ネタです。
これを見てもらえれば、新ミッションがどんなもんかわかると思います。


 とりあえずお礼の言葉から。皆さん、たくさんの不味い飲料水情報ありがとうございます。予想以上の情報提供に、当結社員一同、嬉しい悲鳴と悲しい悲鳴(飲んだ時に)をあげている今日この頃であります。
 ところで、この不味い飲料水情報、そのままでは情報量が多すぎるし、味も本当に不味いものと美味くはないけど飲めるってレベルのものがゴチャ混ぜになっているので、ある程度こちらで取捨選択をし、真にキラードリンクと呼べるモノだけを集めてネタにしようと考えています。ですから、皆さんに当結社厳選キラードリンクを紹介できるのはまだ先の話になりそうです。
 ですが、先日、個人的に非常に面白いキラードリンク情報が届いたんですよ。この人からなんですけどね、ちょっとしたネタ話になってるんで、例外的にここで紹介したいと思います。

 

 先日東京に遊びに行ったんですけどね、それはもう疲れ果てていたんですけれどね、だから喉が乾いたなあとか何か飲み物が飲みたいなあとか思いはしたんですけどね、でも飲めない飲み物は飲みたくなかったんですけどね。だって飲み物じゃないし。

 「いいものがあるんですけど」とヤクの売人さながらの表情で話しかけられた時点で警戒しておくべきだったとは思うんです。缶に日本語じゃない文字が書いてあったのを見た時点で逃げ出しておくべきだったと思うんです。でも疲れ切ってたし、俺ら。

あっ、美味しそうなジュースが!?

 缶の裏を見てみますと、なんか清涼飲料水って書いてます。でも見た目から既に清涼っぽさのカケラも見うけられないんですけど。

清涼

 原産地は・・・タイ。何かを予感してか、心なしか口数も減ってきます。

 添加物は・・・二酸化イオ。・・・清涼?

 輸入代理元は・・・美味商事株式会社。・・・美味?

 なんつーか、思いっきりクロなんですけど。物証も何もないんですけど、限りなく黒に近い灰色だとか遠まわしな表現する必要も感じられないくらい真っ黒なんですけど。

「飲まないうちから決めつけないでくださいよ。ま、あけてみましょう」

具沢山

 なんすか、この浮いてる怪しい物体は。この異様なまでの白っぽさは。蓋を開けただけで何かが本能に訴えかけてくるんですけど。俺に「逃げろ!」と訴えかけてきてるんですけど。もはや脳ではなく脊髄反射で。

「まだコップについでもいないんですから、それからでも遅くないでしょ」

大量のモノリスが!?

 遅すぎると思いました。なんでこの白い物体(以下、モノリス)は浮いてるのもあれば沈んでるのもあれば、中途半端な位置に空中浮遊してるのもあるんですか。つーかこの濁り具合・・・

 何かを忘れていた気がしましたが、今思い出しました。缶の裏です。製造年月日です。賞味期限です。

賞味期限ギリギリ(アウト)

 97年10月5日製造。

 99年10月5日賞味期限。

 現在時刻=2000年五月五日

「ワインも熟成されるといい味になるっていうでしょ?」

 あ、そっかー、そーだよねー(棒読み)。

「あー、せっかく注いだのになー。飲んでもらわないともったいないなあー」

 存在自体が既にもったいない気もするんで飲みたくなかったんですが、その場の雰囲気に逆らいきれず、遂に口にしました。「どうせネタにするんだろ?」と皆の目は語ってましたし、俺自身デジカメで写真取ってましたし。

 取り敢えず口元にグラスを持っていきました。

 ・・・化学室の匂い?

 鼻腔に懐かしい刺激臭が突き刺さってきます。おいおい、メチルアルコールを飲ませようとする悪い子はどこかにゃー?

「大丈夫です。僕の後輩達はみんな、これ一気飲みしたんですから」

 その後輩達は今も生きてるのかにゃー?

 過去形なのが気になるにゃー。

 仕方なく(仕方なく?)、ちろっと舌を伸ばしてみます。未体験の甘さが、俺の表現能力を超えた世界が舌先に。

「ちゃんとモノリス(仮名)も一個くらい食べてみてくださいよ」

 ここで食べなかったら、どんな味だったんだろうと後悔するかもなあ・・・と思って一個だけ食べてみました。世の中には知らなくてもいいことが色々あるんだなと思いました。なんといっていいか、微妙な固さと柔らかさ、これ以上は考えられないくらいの喉越しの素晴らしさ。

 マイ婚約者は「地下室のカビのような風味」と表現しておりました。

 これを無理矢理飲ませた飲ませてくれた御仁は「僕はタイ人とは分かり合えそうに無いって思うんですよ!」と語ってくれました。

 俺はこんなもの飲ませる人とは分かり合えないと思いました。

*****

 ・・・とここまでは不味い飲料水募集中に向けて書いてきたつもりですが、ここからは心機一転、悩み相談室へのお便りとして書き連ねていきます。

 やっぱり俺、思うんですけど、こんな凶悪な物体を飲ませようとした人間がこの世に存在していることを許していていいんでしょうか?

 今回も華麗に悩みを解決してください。的確なアドバイスをお願いします。

 「殺しちゃえばいいんじゃないの? ってゆーか、殺そうよ」

 とか、胸のすくような感じで。ほら、早く早く。

 

 そんなわけで、ここからは急遽悩み相談のコーナー!
 まったくもってケシカランです! そんな人の摂取して良いものとは思えない物体を飲ませようだなんて! しかも無理矢理! ゆるせないです! 絶対にゆるせません! そんなヤツは社会のクズです! ゴミです! 害虫です! 寄生虫です! アナサキスです! これじゃおちおち安心してイカを食べることができません! こうなったら殺っちゃいましょう! そんな人間、バッサリと殺っちゃいましょうヨ!!!

 ちなみにその人間ってのはこの人のことなんですけどね。

 えっ!? 拙者は違いますヨ!? 拙者はただそのジュースを買ってきただけです。あれを他人様に飲ませようだなんて、そんな恐ろしいこと、考えただけでもブルブルブル!

ご連絡:当結社では引き続き皆さんからの不味い飲料水情報を募集しています。皆さんの身の回りに「これは飲めねぇ!」という飲料水がありましたら、ぜひ当結社までご連絡ください。国産、外国産、洋の東西は問いません。ただし、メッコールぐらいのレベルでは当結社は不味いと認定しませんので、どうかあらかじめご注意くださいませ。また、もしよろしければ現物を当結社まで送って下さいませ。ささやかながら御礼をしたいと考えています。御礼と言っても、中、高校の卒業式でよくある御礼参りの方ですけど。


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