米戦争
注意
このネタは拙者が弟から聞いただけのものなので
信憑性もその程度のものだと予めご了承いただいた上で
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これは我が弟から聞いた話なんですが、2001年のサッカーJ2リーグ舞台裏では拙者のような腐れサッカーファンには思いもよらない熱い戦いがあったそうです。それは…ベガルタ仙台vsモンテディオ山形による東北ダービー!
ではなく、東北ダービーという名の米ブランド代理戦争です!
これだけでは意味がわからない人が多いでしょうから、簡単な事情説明を。
なんでも仙台と山形のサッカーファンって仲が悪いらしいんですよね。仙台の人には「ここが東北の中心だ!」ってゆー強いプライドがあるそうで、だから山形みたいな田舎には絶対に負けられないって思ってるらしいです。一方の山形も、仙台に対するコンプレックスからか「あそこだけには負けたくない」ってゆー気持ちが強いんだとか。その両チームが今年はJ1昇格争いをしたもんだから、東北の地はそれはそれはヒートアップ。絶対にあそこにだけは負けるな、東北でJ1リーグ一番乗りは絶対にオレ達のチームだってんで、サポーター達は否応なくエキサイト。その心情はライバル心、対抗心とかゆーレベルを遥かに越えて、憎悪、侮蔑、激怒の感情にまで達していたとか。
さて、ここで少し話が飛ぶんですけど、モンテディオ山形のユニフォームって胸にデカデカと「はえぬき」って書いてあるんですよね。実はこれ山形のブランド米の名称で、チームスポンサーの関係でユニフォームにプリントされているわけでして。やっぱり東北は米の産地ですからね、スポンサーも米がらみなんでしょう。
しかし、米に関しては仙台も負けてはいません。仙台には「ひとめぼれ」という全国に名を轟かす特Aブランド米があります。となりゃ仙台市民が山形ブランド米に対抗意識を燃やさないわけがない!
そう、ここにおいて仙台vs山形のサッカー東北ダービーマッチは、仙台と山形の米ブランド代理戦争の色彩を帯びてくるわけです。
この一般にはあまり知られていない舞台裏の事情のため、東北ダービーで飛び交うヤジは一種独特のものがあるそうです。拙者の知り得たほんのわずかな範囲内でも、これだけの素晴らしい名言が飛び出しています。
「山形ははえぬきなんか食ってっからダメなんだよ!」
「ひとめぼれなんか不味くて食えねぇ!」
「はえぬき最高!」
「今日の主審、山形出身なんだよ。おかしいと思わねえか?」
「審判山形出身! 審判山形出身!」←こうサポーターがコールしたらしい
「ゴラー、○○(選手名)! おめぇ米食ってんのかぁっ!?」
「米の食いすぎで身体が重てぇんだろ、サルが!」
「おめぇら米食え、米ぇ!」
凄い盛り上がり様です。なんか想像しようとするとエライ映像が目に浮かぶんですけど。
ちなみにJ2にはホームタウンが米所のチームがもう一つあります。新潟です。しかし、仙台、山形の様に強い対抗意識があるわけではなく、米ブランドの代理戦争みたいなことはないみたいです。つーか、仮にあったとしても新潟の圧勝だろうし。新潟のブランド米って新潟コシヒカリでしょ?
余談。我が弟の仙台在住の知人は「ひとめぼれって美味いけど、飽きるんだよね」という発言を過去にしたそうです。この話を聞いた拙者は、彼が熱狂的な仙台サポーターになにかされるんじゃないかと不安で仕方ありません。