症状から見た対処法

下痢


他に症状が無い場合
 食欲が普通にあって、便の色が正常で、特に他の異常が見られないなら、半日ほど絶食させてみましょう。ただし、水分は充分取らせてください。(牛乳はやめてください。)それで治ってしまうようなら、食べ過ぎか、一時的な体調不良によるものだと思います。くれぐれも、人用の下痢止めは与えないでください。
 絶食させても下痢が続く場合は、寄生虫など、他の原因が考えられます。”うんち”を持って、早めに病院へ。

 
嘔吐を伴う下痢
 重度の消化器障害が考えられます。また、慢性的な下痢で脱水症状がある場合、嘔吐する事があります。いずれにしても、”うんち”を持って、大至急病院へ。(→嘔吐

 
ソース状、タール状の下痢
 消化管内の出血が考えられます。気が付かないうちに多量の出血をしていたということもあります。”うんち”を持って、早めに病院へ。

 
熱っぽくはないですか?
 猫の体温は、人間より2度ほど高いので、普段でも触ると暖かく感じますが、耳の先まで熱かったり、呼吸がいつもより速い場合は、熱がある可能性があります。その場合、早めに病院へ。

 
その他の下痢
 どんな下痢でも、長く続くと脱水症状を起こし、危険な状態になることがあります。
 いずれにしても、”うんち”を持って、早めに病院へ。