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TOP相談@その他 > 過払い金請求について
過払い金請求の請求方法は「借入中の過払い金請求」と「完済後の過払い金請求」の2通りあり、どちらも利息制限法に従い払いすぎた金利分を返してもらう手続きです。確かに払いすぎた金利分を返してもらわないと損なのですが、あなたにとって過払い金請求が本当に得なのか損になるかよく検討してみる必要があります。
■借入中の過払い金請求■
金融会社への返済期間が5年以上の方だとグレーゾーン金利により支払いがまだ残っていても、利息制限法に従ってみると借金の返済が終了している場合があります。さらに、余分に支払ったお金(過払い金)が逆に戻ってくる場合もあります。
しかし!過払い金返還請求は債務整理の一種だという事を知っていますか?債務整理をするという事は、信用情報に登録され、一定期間、借金ができなくなるということです。また、クレジット会社や銀行なども信用情報を元に審査しますので、カードの発行やローン融資が受けられなくなります。つまり、ブラックリストに載るという事なのです。情報機関によりますが掲載されている期間は5〜7年です。

■完済後の過払い金請求■
過払い金請求は借入中に請求する事が多いですが、貸金業者のグレーゾーン金利のまま完済し契約を終了した場合でも、過払い金返還請求を行うことができますが、10年間という時効があり、これを過ぎてしまってからの過払い金返還請求は困難を伴ってしまいます。
過払い金請求に必要な取引履歴は、手元に残っていない場合が殆んどで、金融会社への取引履歴開示請求を行っても断られ、完済後の過払い金請求は困難が伴っていましたが、平成17年の最高裁判決により取引履歴の開示が義務づけられ、取引履歴の入手がスムーズになり、完済後でも過払い金請求でお金を取り戻すが容易にできるようになりました。
しかし、完済後の過払い金請求は債務整理とは違い、信用情報に登録されるかどうかは金融会社次第ですが、悪い言い方をするとハライセで登録する会社は少なくないです。

■次の項目に当てはまるのであれば、過払い金請求はオススメしません。
「現在28〜35才くらいの方」「数年後に結婚を考えている方」
この年齢はローンを組んだ後で、会社を辞めても働こうと思えばすぐに就職できるため、ある意味一番支払い能力のある年齢ですし、何より結婚し住宅ローンを組む年齢です。例えば、現在33才で過払い金請求をし、その後金融事故が無く7年で情報機関から情報が抹消されたとして、40歳で住宅ローンを組みました。貴方は75才までローンを払い続けるのですか?ローン会社によっては70才までに完済しなければいけない会社もあるので、ローンが通らないか、月々の支払額が大きくなり、支払が困難になる場合もあります。

■次の項目に当てはまるのであれば、過払い金請求をオススメします。
「ローンを8年は組まない」「数年以内にブラックになる可能性が高い」「精神的に楽になりたい」
過払い金請求は、払いすぎたお金を返してもらう当然の権利です。ブラックになる事を理解した上で請求するのであれば良いと思います。例えば、支払が困難になり始めていて、今後ヤミ金などに手を出すくらいなら、断然過払い金請求の方が良いでしょう。ヤミ金に手を出すようになるという事は、延滞などを繰り返すようになり、どちらにしてもブラックになるでしょう。
ここからは可能性の問題ですが、知り合いなどからお金を借りる事が出来るのであれば、上記に記載したように「完済後の過払い金請求」をしてみてはいかがでしょう。どうせブラックになる覚悟があるのであれば、完済後に過払い金請求をするとブラックにならない可能性もあるのです。

8年もローンを組めないのであれば自己破産と同じだから、自己破産の方が確実に0になって良いのでは?と思った方は大間違いです。自己破産は世の中から「あの人はお金に関わらせてはいけない」と言われているのと同じです。自己破産とは

■費用■
弁護士や司法書士などに依頼する場合でも、初期費用が掛からない場合が多く、取り戻せた過払い金返還額に対しての成功報酬(20%〜25%程度)の事務所が多いようです。