ご 挨 拶 〜 2013 〜

ブルカップの初開催は、1988年でした。場所は桶川。懐かしい…。

当時は桶川の本田航空滑走路横に、本田技研が管理するオフロードコースが有りました。
全日本モトクロスも開催される本格的なコースです。
そこで、6時間耐久エンデューロとして開催されたのです。


ブルカップを振り返りつつ、2013シリーズ開催について

1970年代から始まったオフロードブームには、各メーカーから意欲的なモデルが次々に発表され、また、アメリカ、ヨーロッパのレース、モーターイベントなども紹介されました。
そして、これらに刺激されるように各地でリクレーション的なイベントや草レース、競技としてのレースなどが様々開催されるようになっていました。
そんな中、チームとして、また、個人としてあちこちのイベント、レースに参加する中、少し物足りなさ、というか、違和感のようなものを感じていました。
求めているのは、ピリピリとした競技要素の強いものではなく、そうかと言ってビギーナーに向けた入門的なものでなく、運動会のような思いっきり”楽しく遊べる”リクレーション的な物を求めていたのです。 無いのなら自分達で開催しよう。

そうして1988年、BULL CUP ENDURO は、モトクロスコースを使った6時間耐久として始まりました。

場所はセーフティーパーク桶川、通称”桶川”。
全日本の大会なども開催される場所で、Aコース、Bコースを連結した、今思えば大変贅沢なレイアウトでした。あまり一般的ではないオフロードの耐久レースに、エントラントも勝手が分からず色々なアクシデントやエピソードが生まれました。 とはいえ主催者側もイベントの開催経験は無く、勝手が分からないのは同じ。
皆で手探りしながら育ててきた、そして育っていった、そんなイベントだと思っています。
その後、開催場所も内容も色々な変遷を経て、今に至っています。

1〜2時間のレースでエンデューロと言えるのか?
モトクロスコースのようなコースをグルグル周回するのは如何なものか?
そもそもエンデューロとは…
などなど、ご意見を頂戴することもありましたが、常にブルカップが大事にしてきた事、大事にしたい事は”皆で、楽しく、全力で真剣に遊ぶ”です。

レースの形をとっていますが、競技を目指しているわけではなく、運動会の様でありたい。
”皆”にはエントラントだけでなくその家族、スタッフや主催者、はたまたコースの関係者、地元の方々など、ブルカップに関わる全ての人が含まれます。
楽しむためには、不正はなく、清く正しく、そして真摯に。
もちろん他を犠牲にして己が楽しむなんて無し。
そして、全力でマジに遊ぶんです。

エントリーした時から、企画した時から、ワクワクが始まり、イベントが終わり日常に戻った後も余韻を楽しみ、次が待ち遠しくなる。
ワクワク、ドキドキするけど、どこかホッとする。素敵だと思いませんか。
全てのライダーに共感してもらえる事だとは思ってはいません。
しかし、昔はちょっと違うと思っていたけれど、今は共感できる、またはその逆・・・とか、個人の中でも時間の経過による変化もあるでしょう。

何百人も何百台も集まる大イベントにはならないでしょうが、共感してくれる人が集い、楽しい時間が持てれば、そして続けていければ・・・と思っています。
とは言ったものの、イベントですから少な過ぎるのは寂しいですけどね。



残念なことに、解決できない問題や色々な事情があって2012シリーズは開催する事が出来ませんでした。
充分な備えが出来ていなかった事、準備不足など、原因を挙げれば色々ありますが、全ては言い訳。
開催出来なかった事実を受け入れつつ、反省の日々を送っています。

その上で今年2013年は、何とかブルカップを開催したい。
昨年、ブルカップ誕生25周年の記念すべき年に開催出来なかった訳ですからね。
そして原点回帰の意味も込めて、”耐久”に戻ってみたいなぁ、と思っています。
いきなり6時間は無理でしょうけど、少しだけ・・・。

1年のブランクが如何に大変な事であるかは、身をもって経験し承知しています。
蓋を開けてみたら2526thAnniversaryには似つかわしくない結果が待っているのかもしれません。
でも、始めます。共感して頂ける皆さんとの再開を心待ちにしています。

運営上、今後は案内とエントリー用紙のDM送付を止め、HP、ブログでの告知とエントリー用紙のダウンロードに切り替えて行きたいと思います。
少しだけデジタルチックなアナログですが経費と省力化の点から採用します。
ご理解ください。

このブログやHPの開設、維持。また、ブルカップ2013シリーズ開催に当たり、ご協力、ご支援、ご尽力いただきました皆様に、この場をお借りしてお礼と感謝を述べたいと思います。
ありがとうございました。

TEAM FIGHTING BULL 代表  大槻匡弘



   
ご 挨 拶 〜 2009 〜

 1年間のブランクを経てブルカップが帰ってきました。

 桶川、伊豆富士見ランド、朝霧高原、軽井沢、コマツ松田試験場などなど、20年に渡り様々な場所に足跡を残してきましたブルカップですが、今回の舞台は山梨県勝沼のクロスパーク勝沼です。

 こちらのコースは常設で、平日にフリー走行が出来ますし、イベントも開催されていたのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでコースについてチョッとご紹介致します。かなり以前からあるコースとの事ですが、一昨年オーナーが変わられましてコースのレイアウトや設備が随分変わりました。オーナーご自身がかなり腕の立つ現役のライダーであり、色々と未来への展望をお持ちです。しかもオーナーとなって営業を開始するにあたり、関連する行政等の許可取得や申請などもきっちりとされている(実はこの辺をちゃんとしていないコースって結構有るんですよ)実に志の高い方なんです。余り多くをお話しすることは出来ませんが、これからどんどん"育っていくコース"って感じです。

 現在はスプリント用コースと林間コースがあり、平時のフリー走行時には分離されています。この二つをリンクさせると結構な距離をレイアウトすることも可能で、他のイベントなどではその様にして実施されている様です。

 しかしながらブルカップとして利用するには色々と厳しいクリアしたい要素があり、そのままの採用には二の足を踏んでいます。そこで1周は短くなってしまいますが当面はスプリントコースをメインとしたレイアウトでやってみようと思っています。そしてコースが"育っていく"過程に合わせて徐々に変更してゆこうと思います。

 場所や状況に合わせ如何にしたら一日を楽しめるか思案し、試行錯誤を繰り返しながら種目やレギュレーション等を柔軟に適応させてきたのがブルカップです。ブルカップそのものがトライアンドエラーを繰り返しながら"育っていく"のです。そしてそんなブルカップに賛同し支えてくれたブルカップフリークによって刻まれてきたのがブルカップの歴史だと思っています。

多少の不安はありますが、必ずやこの新しい場所で新たな楽しいブルカップの歴史を刻んで行けると信じています。