自動車板金用・塗装ブース専門

ダクト工事

塗装ブース及び塗装設備の中で　様々なダクトが使われています

塗装ブースでは　外気導入ダクト・排煙ダクト・排機ダクト
設備では　集塵ダクト・テストピース用排機ダクト・工場換気扇ダクトなどがあります

見た目同じ様なダクトですが　施工上大きな違いが有り

また　ダクトの形状・噴出し向き・高さ等で近隣からの　クレームの対象にもなります

ダクト改修工事-1

近所の方が　犬の散歩中　工場の前での会話が始まりで

「この近くを歩くと　シンナーの臭いが　すごいのよ」

偶然にもこの会話を耳にした工場の社長様からの依頼です

「近所に　飲食店や病院等があり　気にはしていたんだけど」
「どうにか　ならない？」

工場長も交えて　お話をさせて頂いたのですが
工場長から　「ダクトの向きを換える」　「高さを上げる」　等の提案があったのですが

結論から言いますと

通常施工でのダクト工事では　ダクトエンドが　90度+45度の斜め下向き仕様に
施工されます　当然雨が入り込まない仕様ですが

一つ欠点があります

排機装置から強制的に送り出された　ミストや臭いを含んだ排気は
斜め下に向かって　排出される事です

風向きや季節により　地表を漂う事になり　根本的な解決にはなりません

この案件で私がお勧めしたのは　真上に向かって排出できるダクトです

塗装ブースのダクトを専門に施工されている　ダクト屋さんのオリジナルダクト特許登録品で

市街地や人口密集地などで　ダクトに悩まされている所には最適だと思います

真上に排出された排気は　風に乗り拡散される事で
工場付近を　排気が漂う事がありません

ダクトのパーツとして

角ダクト変形レジューサー角丸ダクト　H500
900Ф抜き笠丸ダクト　　の2点で構成されます

既存のダクトが　角ダクト・丸ダクト　どちらにも取り付け可能です