2001年6月22日  MRI検査

MRI検査のため、午後から病院へ。
既に外来の診療時間は終わったらしく、いつもは混雑している待合室も人っ子一人いず、ひっそりとしている。
検査に来た旨を告げると、まず婦人科の方で検査着に着替えるとのこと。金属製のものははずすというのは知っていたが、コンタクトはいいのかなと思い聞いてみると、「脅かす訳じゃないけど、稀に造影剤で具合悪くなることがあって、コンタクト外せなくなるので取った方がいいでしょう」と。 怖〜〜〜っ!! それってどういう状況なのよ!? つのる恐怖心・・・。
さらに着替えたあと(コンタクトもはずしてほとんど視界ボケボケ状態)、点滴用の針を入れるという。え、造影剤って注射だと思ってた。点滴なんだ〜。 そして、針を刺す位置、手首のやや上あたりなんだけど、私の場合、ここの血管が出づらいらしく看護婦さんが苦労していた。
「強く手を握ってください」と言われ、強くに握ろうとするのだけど、震えてるのが分かる。私って怖がりなんだ〜、と実感。さらに緊張のあまり手のひらに冷や汗が・・・。
「右手の方が出やすいみたいねぇ」と、右手にブスッ! けっこうイタイ。 でも痛みよりも、針が刺さっている、そのことの方が私にとっては怖い。 「あー痛いでしょ、ごめんね〜・・・」と言いながらしばらくして、「ダメみたい。一度抜きますね」 えぇっ!! い、今の痛みは・・・ムダ?
そして右よりも出づらいと言ってた左腕にチャレンジしようとした時、救いの主が現れた! 「あっ、点滴の名人が来ましたから代わりますねー」と、もう一人の看護婦さんにバトンタッチ。この人はホントに名人らしく、すんなり入った。 「え、もう入ったんですか?」「はい、入りましたよー。私って、ウマイかも〜」なんてやり取りのあと、時間がくるまで診察台に横になって待機。
検査室まで付き添ってくれるのは別の若い看護婦さんで、MRIについていろいろ教えてくれる。私もネットや友達に聞いてある程度の知識はあったけど、やっぱり不安なので、ありがたかった。(友達は、寝たらダメだと言ってたけど、看護婦さんは「寝てもいいですよ」と言っていた。検査技師の人もいいと言っていた。動かなければいいらしい)

検査室には先客がいたので、待っている間に荷物をロッカーに入れてスリッパに履き替える。椅子に座って待っていると、前の人の検査が終わり、機械から出てくるところが見えた。 しかし裸眼なので、ぼんや〜りとしか見えない! 
どうもその人は頭から機械に入っていたらしく、顔も何かで覆われていたが、私は腹部のスキャンなので足から入るとのこと。
検査室に入り、台に横たわるよう指示される。その間、ずっと看護婦さんと検査技師の人が付き添ってくれる。どちらも、非常に穏やかで優しい話し方をするので、なんとなく安心。でも検査は不安。。。(^_^;)
お腹の上にタオルを巻いたものを乗せ、その上に板状のものを乗せ、さらに動かないように締め付けて固定。お腹がかなり圧迫される感じ。 そして、具合が悪くなったら握ってくださいと、ブザーのようなものをかたわらに置かれ、いよいよ機械に突入!

この機械、「カマボコ型」だと聞いていたが、これはそうじゃなくてUFOみたいなカタチ。太い支柱で支えられたでっかい円盤みたいなもので、横から検査台が出たり入ったりする。(正面にAries 2 confortと書いてあった。これが商品名?)
やがて 電気仕掛けで台が動きだし、まるでジェットコースターの出だしみたいな気分。ちょっとドキドキ・・・。 台は一度上昇し、それからスライドして機械の中に入っていく。
「MRIはかなり狭いので、閉所恐怖症の人にはキツイ」ということだったので、どの程度なのかなーと思っていたのだが、この機械は四方が開いているせいかそれほどでもない。ただ、円盤がかなり身体の近く(6〜8cmくらい?)にあるので、それなりの圧迫感はある。
「今、これが崩れて腹の上に落ちてきたら間違いなく死ぬな」なんて思っているうちに、検査が始まった。
検査の音は、アフリカの原住民の音楽みたいだと聞いていたんだけど、いろんな種類があった。 私が思ったのは、
1.マンションの下の住人がドリルで穴開け工事をしている音 
2.宇宙船で『緊急事態発生!緊急事態発生!ただちにコクピットに集合せよ!!』というときの非常ブザーの音 
3.蒸気機関車の音 
4.シューティングゲームのレーザービームの音 
5.晴れた日近所の家で、干した布団を叩いてる音、など。(笑)

部屋にはBGMにピアノの曲が流れていて(ほとんどうるさくて聞こえなかったけど)、リラックスできた。 あ、それに、すぐそばに小児科があったせいか、泣き叫ぶ子どもの声も聞こえていた。かわいそうに・・・。
20分ほどもたったあと、一度機械から出て造影剤の投与。さっき針を差しておいたので、ここでは時間はかからない。そのための処置だったのね〜。
看護婦さんが「具合悪くないですか?大丈夫ですか?」と聞きながら、液を注入していく。腕に液体の冷たさは感じるものの、それ以外は変わったことがないので、具合悪いってどうなるんですか?と聞いてみた。 そしたら、気持ち悪くなったり、発疹が出たり、ショック症状を起こすひともいるそう。でもごくごく稀ということで、横にいた検査技師の人が「あんまり言うと、それ聞いただけで気持ち悪くなっちゃう人もいるんだよね〜」と・・・そ、そうかも。私も話だけでも気持ち悪くなっちゃう方かも。しかし、冷静に自分の身体の状態を観察してみたけど、やっぱり何ともないので「大丈夫です」と答える。
そうこうしているうちに、早くも次の検査の患者さんがやってきた様子。 私は造影剤が身体に行き渡るように5分待機したあと、検査再開。
再び機械の中に入り、工事の音や布団たたきの音を聞きながらぼーっとする。寝ちゃうかもと思ったが、動いちゃいけないの意識が強く働いているためか、さすがに寝なかった。かわりにりくぞう(具合の悪いインコ)のことやなんかをひたすらボーッと考えているうちに機械が止まり、最初のときよりも短い気がしたが、これで検査は終わりだった。
看護婦さんに付き添われて着替え室に戻り、針の処置をしてもらって終了。
結果は来週の木曜日とのこと。

トイレの洗面所でコンタクトを入れ、やっと人心地ついた。
点滴を入れていた左腕よりも、失敗した右腕が痛い。腫れてはいないけど、触れると打ち身のような痛みがある。こりゃ青タンになるかもな・・・。

しかし、それよりももっと痛かったのが検査費用! 
ぬ、ぬゎんと12,590円!!  ぎょえ〜〜〜〜〜予想をはるかに上回る金額!!
くっ、これだけあればウマイものが食えたのに・・・(-_-;)

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