私はギターを弾かないので、そのテクニックがどういうものかはよく分からないのだけど、でも「スゴイ」ということだけは分かる。 「とても一人で弾いてるとは思えない」とか「どうしてギターであんな音が出せるのか不思議」とか、うまく言葉で言えないけど、とにかく一度聴いたら「おぉ〜〜〜〜〜っ！」と感嘆してしまう。
でもテクニックがすごいから好きというわけではもちろんない。
何よりコータローさんの作る曲が好き。
心地よかったり、どこか懐かしかったり、せつなかったりするメロディ。力強くハードなリズム。
聴いていると、目の奥にいろんな情景が浮かんでくるような・・・。
もともとインスト音楽は好きだったけど、聴いていたのはもっぱらピアノで、ギターはほとんど聴いたことがなかった。でもコータローさんのギターは・・・情感豊かで、柔らかくって優しくて・・・いつまでも聴き続けたい、と思ってしまう。
大好きなピアニストのジョージ・ウィンストンの音楽を聴くとき、「心がほとびていくような」感じがするのだけど、コータローさんのギターも同じような感覚がある。 心が柔らかくなって、まぁるくまぁるくなる感じ・・・。
それから、あのキャラクターもいい！
演奏中のキリリとした表情からは想像つかない人なつこい笑顔や、関西弁のしゃべり。あれだけのテクがある人なのに、ちっとも奢り高ぶらないというか・・・ 演奏聴く前だったら、ちょっと見、そこらへんにいるお兄ちゃんみたいだし。しかしひとたびギターを奏で出すと・・・という、そのギャップ！
あくまで演奏はすばらしいが、ファンサービスも忘れない。 しゃべりは、やはり関西出身だけあって・・・（笑） ボケや小ネタやなんかが随所に盛り込まれ、思わずププッと笑かされてしまう。 やはり関西は笑いに対するスタンスが他所とは違うのか・・・（関西の友人いわく、病気で数日間入院してて、さぁ退院、明日からいよいよ職場復帰というときも、とりあえず第１日目は何かネタを披露しなくてはならないらしい！　そ、そこまで！？（笑）
そういう笑いのツボも、関西弁の柔らかいイントネーションも大好き。しかもコータローさんの場合、ただ面 白いというんじゃなくて、どこかあったかいんだよね。 同じ笑いでも誰かをけなしてとか、そういうんじゃなく、心置きなく笑えて、そのあと心がほっこりするような。きっとコータローさんの心があったかいから、そうなるんだと思う。
それに、見た目もナカナカかっこええし！ なんちゅ〜か、アニメに出てくるヒーローみたいじゃない？
最初見たときは、背がそれほど大きくないんだなという感じを受けたけど、サインもらうとき目の前に立ってるのみたら、でかいでかい！ 手もおっきくて・・・だからあんなにすごい演奏ができるのかなぁ？
あぁそれに私はアニソン好きなので、ギターでアニメソングやってくれるっていうのも非常にポイント高し！！（笑）
・・・とまぁ、書いていくとキリがないようなので、ここらでやめておきます。(^_^;)